2022/06/29

【愛媛県】大洲市立河辺小学校・大洲市立肱川小学校 ツバメの見守りに感謝状

 6月14日(火)日本野鳥の会愛媛より、

大洲市立河辺小学校・大洲市立肱川小学校へ、

ツバメの見守りに対して感謝状を贈呈しました。


見守り記事はコチラ▼

ツバメを見守る輪_Vol.32_大洲市立肱川小学校・大洲市立河辺小学校


大洲市河辺小学校

日本野鳥の会愛媛代表(写真中央)より、

河辺小学校の全校生徒4名に向けて感謝状を手渡しました。

贈呈を受け、生徒さんからは、

「これからもツバメとなかよくしたい」

「野鳥との触れ合いを続けて、ツバメも大切にしたい」

「ツバメを大切にして、あたたかく見守りたい。」

などの感想をいただきました!

◀記念撮影

◀生徒さんとお話


日本野鳥の会愛媛代表(写真右)より、

肱川小学校の6年生に向けて感謝状を手渡しました。

贈呈を受け、生徒さんからは、

「感謝状をもらってうれしかった。これからもツバメを見守りたい。」

「野鳥への関心が高まった。どんな野鳥がいるかもっと調べてみたい」

とうれしい感想をいただきました!

◀贈呈のようす



2022/06/28

【神奈川県】髙橋水産 ツバメの見守りに感謝状

6月14日(火)に日本野鳥の会神奈川支部より、

ツバメの見守りに対して、髙橋水産へ感謝状を贈呈しました。


髙橋水産

髙橋水産の倉庫には、ツバメの巣が10個以上あり、

長年に渡って見守られています。


見守り記事はコチラ▼

ツバメを見守る輪_Vol.28_髙橋水産


贈呈式には、髙橋社長(写真、右)が出席され、

日本野鳥の会神奈川支部 幹事より(写真、左)手渡しました。


◀贈呈のようす

贈呈を受け、髙橋社長は、

「立派なものを頂戴して、仕事上も励みになります。

過去にも1度、今回と同じように

カラスに巣を襲われて見事に復活した経験があり、

再度大事に見守っていきたいです。」とコメントをくださいました。


また、当日は神奈川新聞様が取材してくださいました。

こちらもぜひご覧ください。

・ツバメの営巣、親子3代で見守り 真鶴の干物店に感謝状

https://www.kanaloco.jp/news/life/article-918068.html




【京都府】セブンイレブン京都大石橋店 ツバメの見守りに感謝状

 6月14日(火)日本野鳥の会京都支部より、

ツバメの見守りに対して、セブンイレブン京都大石橋店へ感謝状を贈呈しました。


見守り記事はコチラ▼

ツバメを見守る輪_Vol.30_セブンイレブン京都大石橋店


贈呈式では、日本野鳥の会京都支部の船瀬支部長より

ツバメの巣をお世話していただいた

セブンイレブン京都大石橋店、梶原さまと青木さまに

感謝状を手渡しました。

また、記念品としてツバメのピンバッジとステッカーをお渡ししました。

◀贈呈のようす

贈呈を受け、梶原さまは、

「3羽巣立って喜んでいたところ、野鳥の会のみなさんにも

こうして喜んでいただいて大変うれしいです」とお話しくださいました。

店頭には、ヒナの写真、フンへの注意喚起のほか

ブログのプリントまで貼ってアピールしてくださっていました。

◀ブログの紹介まで!ありがとうございます!


また、常連客らしい高齢男性が

「ツバメは毎年同じ所に帰ってくる。不思議やな~」

と巣を見上げており、お店のツバメへの愛情がお客様にまで広がっているようでした。


しばらくするとオーナーの濱里ご夫妻も出てこられましたので、

支部長とともに5人で記念写真を撮りました。

 ▲記念撮影(左から、梶原さま、青木さま、濱里ご夫妻、船瀬支部長)





2022/06/23

ツバメを見守る輪_Vol.38_Aコープ夜須店

日本野鳥の会筑後支部から、

ツバメの巣を見守るスーパーの紹介がありました。

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Aコープ夜須店は筑前町の中心にあるスーパーで、

多くの買い物客で賑わっています。

◀Aコープ夜須店

その正面入り口に、ここ数年ツバメが巣を作るようになったそうです。

お客さんの出入りも多く、食品を扱うことから、

その時期はいろいろと配慮されながらも、温かく見守って下さってます。

筑前町でもツバメの姿が少なくなってますが、

ここの巣の数は年々増えているそうで、

人とツバメが共存する姿を今年も見られることを願わずにはいられません。

  ◀配管に作られたツバメの巣

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衛生面に気をつけながらも見守ってくださっていること、

大変ありがたいです。

今後もずっと、共存が続いていってほしいですね...!

ツバメを見守る輪_Vol.37_松尾和紙工房

日本野鳥の会筑後支部から

ツバメの巣を見守る和紙工房の紹介がありました。

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松尾和紙工房は福岡県八女市にある和紙工房です。

ここは、伝統的な手づくり和紙の工房で、

日本を代表する版画家である、棟方志功さんもここの和紙を使っていたと言われています。

ここの事務所と工房との間の通路でツバメが営巣しており、

カラスやヘビの被害に合わないようにとシートを下げています。

また、糞除けを兼ねた板を20数個設置され、

毎年百数十羽のツバメが巣立っています。

◀通路に作られたツバメの巣

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丁寧につけられたフン除けからツバメを

大切にされていることが伝わってきます。

今後もあたたかく見守っていただきたいです!

2022/06/17

ツバメを見守る輪_Vol.36_道の駅いが

日本野鳥の会三重より、

ツバメの巣を見守る道の駅の紹介がありました。

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道の駅いが」は、三重県伊賀市に位置する道の駅です。

◀道の駅いが

「道の駅いが」を紹介するきっかけは、

たまたま立ち寄った際、施設の軒先で数多くのツバメの巣を見つけたことでした。

「道の駅いが」は2005年創業、

現店長は就任されて10年近くになりますが、

ツバメの巣はそのころより作られています。

今年は約20個の巣が作られ(使っていない巣を含めると約30個)、

6月に入ってもまだ作りかけの巣がありました。

ツバメの子育ては、毎年のことなので当たり前のこととして見守っており、

施設の売り場にはツバメが入らないよう注意しながら、

毎日巣の下にはフン受け箱の設置・清掃を行いツバメとの共存を図っています。


   
▲天井付近に作られたツバメの巣          

店長さんは、今後もツバメの子育てのため、

施設内での巣作りを受け入れますとおっしゃっていました。

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当たり前のように、ツバメを見守っているとのこと、大変うれしいです。

今後も、あたたかく見守っていただきたいです!

2022/06/16

JR東日本 信濃町駅 ツバメの見守りに感謝状

 512日(木)に、JR東日本 信濃町駅へ、

ツバメの見守りに対しての感謝状を贈呈しました。

 

信濃町駅のツバメの見守りにあたっての、

いきさつや取り組みは当ブログでも紹介していますので、合わせてご覧ください。

●ツバメを見守る輪_Vol.26_JR東日本 信濃町駅

 

当日は、公益財団法人日本野鳥の会 笠原理事より、

信濃町駅の藤本駅長に感謝状を手渡しました。



◀感謝状贈呈の様子

その後、信濃町駅が行っている

JR信濃町駅 アロマステーション化プロジェクト」による“香りの壁面緑化”の前で、

藤本駅長(写真:中央)、駅員のみなさま(写真:左から2名)、

今回推薦くださった、しなのごころカウベル亭さま(写真:左から4番目)、

アロマステーション化プロジェクトの企画を行っている

東鉄工業株式会社のみなさま(写真:左から3番目、右端)と一緒に

記念撮影を行いました。

 ▲信濃町駅の関係者の方々と記念撮影

贈呈を受けて、藤本駅長は

「これからも地域の方々とともにツバメを見守っていきたい」とお話しされていました。

7/24(日)オンライン講座「ツバメのお話とモビール作り」のご案内

ツバメについて楽しく学びませんか?

ツバメのお話と工作がセットになったオンライン講座を開催します。

前半は、ツバメの生態や置かれている状況について学び、

後半は、ツバメをモチーフとした紙を使ったモビール作りをします。

子どもから大人まで楽しんでいただける内容です。

モビール画像.jpg

★★開催概要★★

【日時】2022年7月24日(日)10時~11時30分
 
【開催方法】オンライン会議システム「Zoom」を使用

【参加費】1組1,000円 
 ※工作キットが1つ付きます。
 ※工作キットの追加は、1つに付き500円となります

【定員】先着80組

【申込方法】6/29(水)までに、以下のURLから購入手続きをしてください。
    
【工作について】
・イラストレーターの佐原苑子さんがデザインした、ツバメモチーフの
 紙製モビールを作ります。
・材料は事前に郵送いたします。
・参加にあたって、次の物は各自でご用意ください。
<手縫い糸(黒 50cm/個)、はさみ、速乾ボンド、黒サインペン、セロテープ>

【講師】井上瑞穂(日本野鳥の会普及室)
【主催】(公財)日本野鳥の会

【備考】

・ご参加にはインターネットにつながるパソコン(推奨)およびスピーカ・イヤホン、またはスマートフォンが必要です。

・資料や工作の手順を見やすくするため、パソコンなど画面の大きい機材をおすすめします。


2022/06/13

ツバメを見守る輪_Vol.35_せんちゅうパル

日本野鳥の会大阪支部から、

ツバメの巣を見守るショッピングモールの紹介がありました。

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せんちゅうパルは北大阪急行南北線・大阪モノレール「千里中央」駅前、

千里中央駅直結の100を超える店舗が揃う大型ショッピングモールです。

◀せんちゅうパル

1970(昭和45)年の開業以来、

千里ニュータウンに暮らす人たちの生活を支え続けています。

その専門店街の中をツバメ達が現在8カ所、営巣し、

通勤、買い物お客様、専門店の方々がツバメの子育てを見守っています。

巣作りを始めたのは約20年ほど前から確認されています。

毎年、営巣確認されると、カラーコーンを置き、

巣がある事を気づかせていただき、傘をぶら下げて糞よけも整備して下さいます。

近年、カラスの影響により残念な結果も起きていますが、

ツバメは毎年飛来し子育てをして雛を無事に巣立たせています。

市民の方、せんちゅうパル事務局スタッフの皆様の見守りのお陰だと思っています。


▲注意喚起のカラーコーン                           ▲カサをぶら下げてフン除けに

 

せんちゅうパル事務局からは、

「毎年、この施設にツバメが来るようになってから、

ツバメは『せんちゅうパル』の風物詩となっています。

懸命に子育てをしているツバメの様子を見て、

たくさんのお客様や従業員が元気をもらっている姿がたくさん見受けられます。

商業施設という特性上、すべての巣を保護することは難しいですが、

人と生物がお互いに共生できる温かい施設でありたいと思いながら、

ツバメたちを見守っています。」とコメントをいただきました。

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せんちゅうパルのみなさんがツバメを大切に見守ってくれている様子が、

設置したカラーコーンや傘から伝わってきます。

傘からのぞくツバメもとてもかわいらしいです…!!

ツバメを見守る輪_Vol.34_豊能町立吉川保育所

日本野鳥の会大阪支部から、

ツバメの巣を見守る保育所の紹介がありました。

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豊能町立吉川保育所は、大阪府豊能郡に位置し、

日本野鳥の会大阪支部の定例探鳥会のフィールドである、

能勢・初谷の入り口手前にある保育所です。

 ▲吉川保育所

吉川保育所が建設されたのが、昭和46年(1971年)、

能勢で定例探鳥会が始まったのは平成10年(1998年)5月17日からで、

この時の担当リーダーによれば、当時コシアカツバメの巣は2個でしたが、

現在は約30個と大幅に増えているとのことです。

 ▲窓のひさしに並ぶコシアカツバメの巣

 

コシアカツバメがやってきたら糞がかからないように、

人が立つところには糞除けを取り付け、

今年も無事に雛が巣立ち出来るように見守っているそうです。

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保育所の特徴的なひさしの形は、

コシアカツバメにとって、巣が作りやすいのでしょうか...?

これからもたくさんのツバメたちを、

あたたかく見守っていただきたいです!

2022/06/09

ツバメを見守る輪_Vol.33_株式会社 利光工務店

 日本野鳥の会茨城県から、

ツバメの巣を見守る建設会社、株式会社利光工務店の紹介がありました。

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株式会社利光工務店は、茨城県高萩市にある建設会社です。


利光工務店では、30年前からツバメが巣を作っており、

今年も3つの巣でひなを育てています。

巣はこれまで作ったものも残っており、その数は10個になります。

抱卵していないツバメは夜になるとこの巣で休みます。

トイレの扉の上にも巣を作っており、床面に糞が落ちますが、

事務員の方が新聞紙を敷き、汚れたら取り替えています。

また、従業員の方はツバメに気を使いながらトイレを使用しているそうです。

ツバメが巣を作っている壁は、リシン吹付壁といい凹凸があり、

巣が落ちにくくなっています。

◀トイレ前の巣

周辺の環境は農地や川、牛小屋などがあり餌が豊富にあるとのことでした。

利光工務店は建設業を生業としているので、

ツバメの作った巣も大切にするという考えがあるようです。

社長さんがツバメを大切にしており、

現在は従業員7人で見守っています。

◀利光工務店をとりまく環境

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今後も利光工務店のみなさんで

ツバメを見守っていただければと思います!


ツバメを見守る輪_Vol.32_大洲市立肱川小学校・大洲市立河辺小学校

 日本野鳥の会愛媛から、

ツバメの巣を見守る小学校の紹介が2つありました。

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大洲市立肱川小学校

学校校舎には、ツバメはもちろん、コシアカツバメの巣もあり、

暖かく見守っていただいています。

日本野鳥の会愛媛では地元の団体と、ブッポウソウの保全活動を行っており、

肱川小学校は巣箱づくり等でお世話になっている学校です。

毎年訪れていますが、ツバメとコシアカツバメが継続的に繁殖しています。

  
▲軒下に並ぶコシアカツバメの巣             ▲ツバメの巣

大洲市立河辺小学校

日本野鳥の会愛媛で、ツバメ類の調査をした際に、

校舎でツバメもコシアカツバメも繁殖していました。

生徒さんや教職員のみなさんで、子育てのようすを暖かく見守っているとのことです。

 

▲河辺小学校                ▲巣から顔を出すコシアカツバメ


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どちらの小学校も軒下に並ぶたくさんのツバメの巣を見ると

大切にされていることが伝わってきますね!


2022/06/06

ツバメを見守る輪_Vol.31_広島県廿日市市立吉和小学校・吉和中学校

 日本野鳥の会広島県支部から、

ツバメの巣を見守る広島県廿日市市立吉和小学校・吉和中学校

紹介がありました。

 
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吉和小学校・吉和中学校では校舎に大きなツバメの巣が15以上あり、

毎年コシアカツバメやツバメが子育てをしています。

今年は4月中旬には、学校近くの水田を飛び始めました。

517日にはコシアカツバメが10ペア、

ツバメが2ペア巣作りを始めています。

今後まだ、増えるかもしれません。

 

◀巣にとまるコシアカツバメ

 

吉和小学校・中学校からは、

「毎年ツバメが来るのを児童生徒と楽しみに待っています。

毎年ひなが育っていくのが楽しみです。」

とコメントをいただきました。


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吉和小学校・中学校では、

ツバメコシアカツバメの2種類のツバメが営巣しているとのことでした。

実は、この2種、巣の形が少し違います。

ツバメはおわん型の巣を作るのに対して、

コシアカツバメはとっくり型の巣を作ります。

ぜひ巣の形にも注目して観察してみてください!

ツバメを見守る輪_Vol.30_セブンイレブン京都大石橋店

 日本野鳥の会京都支部から、

ツバメの子育てを見守るコンビニの紹介がありました。

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セブンイレブン京都大石橋店は、京都府京都市にあるコンビニです。

 

ツバメが来るようになったのは5年ほど前とのこと。

1年目、2年目は見守っていたものの、

カラスに襲われて巣を壊されてしまったそうです。

その後、ネットで巣を作る場所を覆ってカラスから防御し、

子育てが成功するようになったとのことでした。

他にも、来店するお客さんへの告知や注意書き、協力へのお礼などを

わかりやすく提示してくださっています。

 ▲カラス除けのネットやフンよけのコーンを設置

 

来店する方、地元の方たちもツバメの成長を楽しみにしてくださっているとのことです。

京都支部の事務所が近いこともあり、支部幹事が買い物に出向くことも度々で、

地域の方々と同様にツバメの様子を楽しみにしています。

◀可愛らしい手書きの注意書き

 

見守ってくださっている、セブンイレブン京都大石橋店チーフ 梶原さまからは、

「毎年ツバメたちを我が子の様に見守っています。

飛び立った後は寂しさが日々続きますが、

また来年に向け気持ちを切り替えています。

本年度は、日本野鳥の会の皆様にも見守っていただき嬉しかぎりです。

我が子の巣立ちまで温かく見守って下さい」との思いを伺いました。

 

5年に渡る見守りが、ツバメの子育てにとって大きな助けとなっていることでしょう。

また、丁寧な告知もしていただいており、そのことが、

地域の方や来客の方々がツバメの営巣に興味を持っていただく、

良いきっかけにもなっています。

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たくさんの方に見守られながら、元気に巣立ってほしいですね...!


P.S. 6月4日に、ツバメのヒナが無事巣立ったそうです!

    

 

2022/06/03

ツバメを見守る輪_Vol.29_大社國學館

日本野鳥の会島根県支部から、

大社國學館の取り組みの紹介がありました。

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大社國學館は、出雲大社・出雲大社教が運営する神職の養成の場で、

現在6名の学生が全寮制で修業に励んでいます

建物の入り口付近の玄関や廊下では多くのツバメが営巣し、

長年にわたり見守りが行われています。

 ▲長年にわたりツバメの営巣の手助けをしている大社國學館


通路は糞や巣材の落下から守るため、

透明のビニール傘を吊るすなどの創意工夫が行われており、

その様は圧巻です。

 ▲糞の落下防止のため吊るされたビニール傘


大社國學館を知った経緯は、

併設されている「いづも財団」に所要のため立ち寄った折に知り得たものでした。

ツバメの見守りは当館の名誉館長でもある

出雲大社の千家尊祐宮司の声掛けから始まったようです。

このように、継続的にツバメの積極的な保護が行われています。

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修行に励む学生さんたちとともに、ツバメもたくましく巣立ってほしいですね!

ツバメを見守る輪_Vol.28_髙橋水産

 
日本野鳥の会神奈川支部から、

ツバメの巣を見守る、御ひもの製造直売店 髙橋水産の紹介がありました。

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髙橋水産は、神奈川県の西部真鶴町にあります。
 

神奈川支部では、野鳥の調査を真鶴半島にて2009年から毎月実施しています。

調査のコースで真鶴港入口に髙橋水産の倉庫があります。

この倉庫は道路からオープンになっていて、誰でも見られる倉庫です。

この天井に10個以上のツバメの巣があり、

調査のスタート時から現在まで13年間にわたり多数のツバメが出入りしています。

特にヒメアマツバメが多く、調査メンバーも毎月この巣の観察を楽しみにしています。

ツバメのフンが落ちたりして大変だと思われますが永年にわたって、

ずっと大事に育てられています。

 

4月に髙橋社長に面会した際は、ツバメに関心高く、

継続して巣を大事にしたいとの言葉をいただきました。

5月初めカラスに襲われて巣が落下してしまいましたが、

高橋社長は過去にもあったので、負けずに再生に尽力したいとの力強いお言葉。

調査メンバーもカラス対策をアドバイスしていきたいです。

▲今年度はカラスに襲われてしまいました・・・

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復活することを願って、ツバメのがんばりに期待です!


2022/06/01

ツバメを見守る輪_Vol.27_長崎県立西陵高等学校

日本野鳥の会長崎県支部から、ツバメの巣を見守る長崎県立西陵高等学校

紹介がありました。

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長崎県支部がこの取り組みを知ったのは、昨年7月、

長崎県立西陵高等学校(以下、西陵高校)のHPで

ツバメの子育ての経過を発信しているという

テレビニュースが放送されたことでした。

◀長崎県立西陵高等学校


西陵高校によると、HPで子育ての経過を発信することになったのは、

2年前に新型コロナで休校することが多くなり、

学校と保護者のつながりが少なくなっていくことを危惧して、

従来から開設していた学校行事などの出来事をお知らせするコーナーへ、

日々のツバメの様子を掲載することで保護者の方々に

HPを頻繁にご覧いただくことを考えて始められたとのことです。

巣の数は1つですが、昨年は50回以上ツバメの子育ての経過を発信されており、

保護者等からはツバメの様子を楽しみにしているという声もあるそうです。


また、西陵高校のツバメ見守りの取り組みの中で、

特にユニークなのが、学校とツバメが不動産賃貸契約書を交わしていることです。

正式な文書決裁がされており、

ツバメは「生徒や職員に幸せを提供する」ことが契約の条件になっています。

さらに、今年は契約書に加えて、ツバメのヒナが生まれたら3年7組に所属し

名票が作成されることになっています。

 ◀ツバメとの不動産賃貸契約書


巣がつくられている場所は廊下の天井近くの壁ですが、

先生や生徒が通っても警戒することなく、糞対策も近くに水道があるため、

時々、水を流して片付けるので問題ないそうです。

◀巣のある場所と環境


このように、学校では、生徒たちが巣立っていくのと同様に、

ヒナたちの巣立ちを温かく見守っておられます。

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生徒さんや職員のみなさんに温かく見守られながら、

ツバメたちもたくさんの幸せを提供してくれるのではないでしょうか。

今月の鳥「ホオアカ」


 










撮影:増田とし子/撮影地:北海道

日本野鳥の会が発行するワイルドバード・カレンダーに

掲載されている野鳥について紹介します。

6月の鳥は「ホオアカ」です。

その名の通り、赤茶色のほおが特徴の鳥です。

図鑑によれば、ホオアカは、九州から本州にかけて生息。

おもに、春・夏は、本州中部より北の高原(北海道や東北では低地でも)

子育てをし、秋・冬は、本州中部以南の低地の草地で過ごしている、とのこと。

 

私がホオアカをよく見かけるのは、初夏の関東や中部の高原です。

草原や湿原が見渡せる場所で、

灌木の上や背の高い草花の葉っぱの先などをひとつひとつ見ていくと、

見つけることができます。

ちょうどこの写真のようなシーンですね。

 

地味に見える鳥ですが、

近くで見つけられたときに双眼鏡でじっくり見ると、

その模様の複雑さがわかります。

翼のシックな模様に、胸の黒と茶色の線、ほおの赤茶色が目立って、

なんとも味わい深い色合い。頭の上は灰色で白髪のようです。

 

スズメくらいの大きさで、ちょこんと草に止まるしぐさはかわいらしいけれど、その

色や模様のせいか、どこか老成した雰囲気が感じられます(個人的な見解です)。

 

「冬は低地の草地で過ごしている」とのことなので、

冬は、河川敷の草むらなどでも見られるチャンスがありそうです。

夏に比べて羽の色が淡くになり、かつ、枯れた草むらの中にいるとのことなので、

発見の難易度は高いでしょう。

 

夏の高原だけではなく、

秋冬に身近な場所でもホオアカを探してみたいと思います。

 

スタッフE

日本野鳥の会 ワイルドバードカレンダー発売中

今月の鳥「クロツグミ」

  日本野鳥の会が発行する、 ワイルドバード・カレンダー に掲載されている野鳥について紹介します。 2025 年 4 月の鳥は「クロツグミ」です。    撮影:市川  進 撮影地:長野県 「クロツグミの魅力は何ですか?」と聞かれたら、多くの方は「声の美しさ」と答え...