野鳥を守るを仕事にする オンライン職場訪問
<第10回> 野鳥の宝庫勇払原野を守れ ~希少鳥類を保護する仕事~
(Zoomによるライブ配信&見逃し配信)
2/13(木) 19時~ *要申込
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「野鳥が好き。自然が好き。だから自然を守る仕事に就きたい。」
そんな思いを持っているみなさんに、普段なかなか知る機会がない、日本野鳥の会のお仕事についてお話しを聞いていただく連続ライブセミナーの第10回目です。
民間の自然保護NGOの活動と組織を支えるために、スタッフは日々何を考え、どんな仕事に取り組んでいるのでしょうか?
毎回実際に日本野鳥の会で働く職員を招いて、仕事の内容ややりがい、苦労話などを根掘り葉掘り聞いていきます。
今回は、(公財)日本野鳥の会 ウトナイ湖サンクチュアリでレンジャーとして活躍されている、稲葉 一将さんにお話を伺います。
皆様のご参加をお待ちしております。
◆公益財団法人 日本野鳥の会とは?
野鳥の保護と調査研究、自然環境の保護を目的として1934年に創立された会員制の公益財団法人。バードウォッチングの会(探鳥会)を開いて自然の尊さを啓蒙し、サンクチュアリや野鳥保護区を設置している。
約100人の有給スタッフを抱える。
▼実施概要
【日時】2025年2月13日(木)19時から1時間半程度
【内容】
スピーカー:稲葉 一将さん
(公益財団法人日本野鳥の会 自然保護室苫小牧グループウトナイ湖サンクチュアリ レンジャー)
モデレーター:曽我 千文さん(公益財団法人 日本野鳥の会 監事)
稲葉さんは、子どものころ静岡県富士宮市で日本野鳥の会の支部の探鳥会に参加したことがきっかけで野鳥を守る仕事につきたいと思うようになりました。そして大学に進学して栃木県宇都宮市でオオタカの保護活動を経験し、みっちりと自然保護活動の経験を積んだ後、卒業後は日本野鳥の会に就職しレンジャーになりました。
レンジャーとして主に担当してきたのは、数が少なくなった希少鳥類を守る仕事です。北海道の根室周辺や苫小牧周辺の勇払原野をフィールドに日々野鳥の調査や開発業者さんとの折衝、地元の自然保護団体との調整に明け暮れています。自然保護の最前線の仕事はやりがいもありますが、過酷な環境での調査活動や開発業者さんとの交渉事など肉体的精神的にきついこともたくさんあります。
そんな中で稲葉さんは何を支えにどんなことを考えながら仕事をされているのでしょうか?ここでは現在担当している勇払原野保全についてお話を伺いながら、レンジャーという仕事の実際について伺っていきます。
自然保護や野鳥保護に関心のある方はもちろん、非営利団体の経営に興味を持っている方などたくさんの方のご参加をお待ちしています。
<予定されている話題>
1 きっかけは支部の探鳥会
2 希少鳥類を保護する仕事
3 野鳥の宝庫、勇払原野を守れ
<質疑応答>
事前にいただいた質問を中心に可能な限りお答えしていきたいと思います。
【開催方法】Zoomウェビナーによるライブ配信&見逃し配信
【対象】
自然保護団体等への就職や転職に興味・関心のある方。高校生や保護者の方なども歓迎。(お話は、高校生以上の方を対象とした内容となっていますのでご承知おきください。)
【参加費】無料
【申込方法】以下のオンラインフォームからお申込みください。
https://pro.form-mailer.jp/fms/ef87ba03326883
【締切】2/11(火・祝)
【視聴方法】2/12(水)に参加方法をメールでお送りします。メールが届かない場合は、お手数ですが、お知らせください。
★見逃し配信について
イベント開催後に、録画の配信をします。配信期間は、ライブ配信終了後から2週間程度を予定しています。視聴方法につきましては、お申込者の方へメールでお知らせしますので、見逃し配信のみご希望の方も、上記フォームより締め切りまでにお申し込みください。
【その他】
・ご視聴にはインターネットにつながるパソコン(推奨)とスピーカーかイヤホン、またはスマートフォンやタブレットが必要です。
・このイベントは、就職のための採用説明会ではありません。
・野鳥についての解説や、映像は出てきません。ご承知おきの上、ご参加ください。
【主催】公益財団法人日本野鳥の会
【問合せ】
公益財団法人 日本野鳥の会 普及室 普及教育グループ
メール event@wbsj.org