2022/04/21

4/16 ふれあい松戸川Young探鳥会に参加しました!

416日(土)に日本野鳥の会東京が開催した、

ふれあい松戸川Young探鳥会に参加しました。

Young探鳥会とは、10代~40代を主対象とした探鳥会です。

 

現地でのYoung探鳥会は、コロナの影響により実に2年振りとのことで、

リーダーの方々もとても楽しみにしている様子でした。

参加者は、事前申込制で募集し20名の方が参加されました。

 

コロナ対策もしっかり行われており、人数制限に加え、

接触を減らすため受付での名簿記入や、双眼鏡の貸出は行っていませんでした。

他にも、リーダーがマイクをつけ大きな声を出さなくてもよいように

工夫されていました。

 

今回訪れたふれあい松戸川は、千葉県松戸市に位置する人工的に作られた

江戸川に隣接する水路で、川沿いには広大な河川敷が広がっています。

この日は、天気も良く絶好の鳥見日和となりました。

 

河川敷の小道に入ると、さっそくシジュウカラのさえずりが聞こえてきました。

リーダーの解説を聞きながら、参加者皆でシジュウカラを観察していると、

木のてっぺんでさえずるホオジロも発見。

色々な鳥がさえずりはじめており、初夏の陽気を感じました。

◀観察の様子

小道を進んでいると、遠くから「ケーン、ケーン」とキジ鳴き声が聞こえ、

キジのペアも見ることができました。

 

河川敷の広場では、ホバリングしていたチョウゲンボウが

なんと私たちの目の前でネズミを捕まえました。

これにはリーダーたちも驚き、参加者一同からも

「おお!」「すごい!」と歓声が上がり、

この日一番の盛り上がりを見せました。


 ▲チョウゲンボウを望遠鏡でのぞきました

今回の参加者には、初心者の方も多く

「鳥に興味はあったけど、探鳥会の参加は初めてです!」

「双眼鏡はどのように選べばいいのですか?」

などの声も聞かれ、和気あいあいとした雰囲気で

皆さん楽しまれていました。

 

最後の鳥合わせでは、計35種とたくさんの種類の鳥を見ることができ、

とても楽しい探鳥会でした。

 

Young探鳥会が気になるという方は、

日本野鳥の会東京HPに活動の様子が掲載されていますので、ぜひご覧ください。

また、現在Young探鳥会は事前申込制(先着順)となっています。

次回のYoung探鳥会の予定などは、日本野鳥の会東京Facebookにも

随時更新されますのでこちらもチェックしてみてください!


【随時更新中】Young探鳥会(日本野鳥の会東京) Facebook 

Young探鳥会(日本野鳥の会東京) - ホーム | Facebook

【過去の活動報告】日本野鳥の会東京 Young探鳥会 

Young探鳥会 - 日本野鳥の会東京 (jimdo.com)

2022/04/15

ツバメを見守る輪_Vol.25_有限会社西平石油店 肝付町給油所

 

日本野鳥の会かごしま県支部から、

ツバメを見守るガソリンスタンドを紹介してもらいました。

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有限会社西平石油店 肝付町給油所は、

鹿児島県肝属郡肝付町にあるガソリンスタンドです。

支部の方によると、

「スタンドで給油をお願いしていると、

メンテナンスピットに飛び入るツバメを何羽か見かけました。

お店の方に聞いてみると何年かピットで冬を越すようになり、

ここ5年ほどは200羽を超えているとのこと。

なんと、いつも来ているガソリンスタンドが越冬ツバメたちの

ねぐらのひとつだったというわけです。」


◀ピット内で越冬するツバメ

 

春には渡ってきたツバメも営巣し、繁殖しています。

このガソリンスタンドには一年中ツバメが暮らしているのです。

有限会社西平石油店の西平社長は、

「ここに来る一羽一羽に名前を付けたいくらいツバメが大好き。

だからスタッフみんなに、ツバメは大切に扱うように言っている。

最高の礼服を燕尾服というようにとても縁起の良い鳥。

迷惑などとは全く思っていない。

数が増えてくれるのをとても楽しみしている。」

とお話されていました。


◀ピット前に立つ西平社長


一年中ツバメに会うことができるガソリンスタンド、

みなさまも鹿児島に訪れた際は立ち寄ってみてはいかがでしょうか?



2022/04/01

今月の鳥「ツツドリ」

 

日本野鳥の会が発行するワイルドバード・カレンダーに

掲載されている野鳥について紹介します。

 

4月の鳥は、ツツドリです。

 










撮影:中畑 勉/撮影地:北海道

 

ツツドリは、九州より北の山や森に、夏鳥としてやってくるハトサイズの鳥です。

                 

カッコウの仲間は、みな似たような姿をしていますが

それぞれがとても個性的な鳴き方をするのが特徴です。

カッコウは「カッコー♪」と鳴きますし、

ホトトギスは「キョッキョッ、キョキョキョ!」と、勢い良く鳴きます。

ツツドリは、筒鳥(ツツドリ)という名の通り

「ポポ・・・」と、筒をそっと叩いた音のような声で鳴きます。

個人的にとても名前が覚えやすいなと思いました。

 

私が初めてツツドリの鳴き声を聞いた時は、探しているうちに鳴き止んでしまい

どこにいるのか、結局姿を見ることはできませんでした。

ツツドリは木陰に隠れたままさえずりをする鳥なので

木のてっぺんなどで明るく鳴くカッコウとはまるで真逆です。

直接見ることができず、すこし残念に思ったのを覚えています。

 

ツツドリの探し方のコツは、渡りの時期に

毛虫がいる木を見てみると良いとよく言います。

ツツドリが毛虫を食べに来るからです。

渡りの時期は春の北上の時期と、秋の南下の時期の2回ありますが

毛虫がいるのは秋なので、9~10月頃です。

毛虫が付きやすい木は主に果樹や花木などで、桜の木にもよく居ます。

 

ツツドリにとって毛虫は貴重な栄養ですが

私はすこし苦手な存在であり、直接見る事は避けたいです。

木の下に小さくて新鮮(真っ黒)(乾いていない)な糞がたくさん落ちていたら、

近くに毛虫がいるかも!と察知し心の準備をするようにしています。🙈

 

以上MKでした。

日本野鳥の会 ワイルドバードカレンダー発売中

4/21 「鳥さがしビンゴ」探鳥会にご参加の皆様へ

4/21 「鳥さがしビンゴ」探鳥会にご参加の皆様へ 当イベントは、予定通り開催いたします。 念のため、雨具のお持ちの上ご参加ください。 みなさまにお会いできますことを楽しみにしております。 ※当イベントは事前申込制です。受付は終了いたしました。 参加いただける方には、事前にメール...