2022/08/24

ニコンモナーク探鳥会『六郷土手ツバメのねぐら入り観察会』を開催しました

 2022811日に、

ニコンモナーク探鳥会『六郷土手ツバメのねぐら入り観察会』を開催しました。

 

このイベントは、おもにこれからバードウォッチングを始めようとする方を対象に、

野鳥を見る楽しさを知っていただこうというものです。

参加者の方にはニコンの双眼鏡「モナークM7」をお貸ししており、

双眼鏡をお持ちでない方にも気軽に参加いただけるイベントです。


今回は、大田区の六郷土手にて、ツバメねぐら入りを観察しました。

***

ツバメは、とても身近な野鳥のひとつです。

みなさんも、民家の軒先や駅に作られたツバメの巣やヒナを見たことがあると思います。

そんなツバメですが、巣立ったあと、どのような生活しているかご存じですか?

ツバメたちは日中、巣の周りでエサを食べ、

夜になるとヨシ原など集まって「集団ねぐら」を作って眠っています。

(参考)日本野鳥の会:ツバメのねぐら入り

 ▲ツバメについてスタッフが解説しました


夕暮れになると、ヨシ原の上空にツバメが集まってきました。

ねぐらの位置が少し遠かったのでねぐら入りのインパクトは薄かったかもしれませんが、

遠くにいる数百羽のツバメが時折みせる乱舞に参加者からは歓声があがっていました。


◀上空を見上げて観察

日が沈み薄暗い中での観察でしたが、参加者みなさん、双眼鏡を使って、

ツバメが舞う姿にくぎ付けになっている様子でした。

また、ツバメ以外にも遠くにいるカワウや目の前にいるセイタカシギを、

双眼鏡を使ってみていただき、「やっぱりいい双眼鏡は違うなぁ」等の

声もあがっていました。


◀すぐ目の前にセイタカシギが!

他にも、「ツバメがこんなに集まるのを初めて見て感動しました。」

「身近な鳥なのに全然知りませんでした。」などの感想もいただきました。

これをきっかけに、ツバメだけでなく、

たくさんの野鳥や自然に興味を持っていただければとても嬉しいです!

 

◆このイベントは、株式会社ニコンイメージングジャパンのご協賛で開催いたしました。




2022/08/16

8/16ツバメのねぐら入り観察会 開催のお知らせ

 8/16 「六郷土手ツバメのねぐら入り観察会」に参加予定の皆さまへ


本日は、予定通り開催いたします。

ただし、急な雷や大雨となった場合は、観察会の途中で中断させていただく場合があります。あらかじめご了承ください。

また、集合時間が15分早くなっておりますので、お間違いのないようお願いいたします。

皆さまにお会いできるのを楽しみにお待ちしています。


公益財団法人 日本野鳥の会 普及室 普及教育グループ

2022/08/11

8/11ツバメのねぐら入り観察会 開催のお知らせ

8/11 「ニコンモナーク探鳥会 六郷土手ツバメのねぐら入り観察会」に参加予定の皆さまへ


本日は、予定通り開催いたします。

ただし、急な雷や大雨となった場合は、観察会の途中で中断させていただく場合があります。あらかじめご了承ください。

皆さまにお会いできるのを楽しみにお待ちしています。


公益財団法人 日本野鳥の会 普及室 普及教育グループ

2022/08/08

パートスタッフ募集のおしらせ

ただいま、普及室で一緒に働いてくださるパートスタッフを募集しています。

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日本野鳥の会は、野鳥の保護を通して自然環境を守るために活動する自然保護団体です。

全国各地の会員が組織する86の支部のみなさんが、探鳥会(野鳥観察会)を開催し、野鳥や自然保護に関心を持つ人を増やす活動に取り組んでいます。

▲探鳥会の様子。全国各地で開催されているバードウォッチングを楽しむイベントです。


普及室では、そんな全国の支部の活動をサポートするため、支部からの問い合わせ対応、探鳥会を広報するパンフレットの編集補助、必要な資材の発送などの業務を担うスタッフを募集しています。

日々さまざまな方々とコミュニケーションをとりながら、多くの方に野鳥とふれあう機会を提供し、野鳥や自然を大切に思う人の輪を広げるためのお仕事です。

野鳥に関する専門知識は不問です。みなさまのご応募をお待ちしております。


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<勤務条件>

・職務内容:メール・電話対応、印刷物編集補助、資料の発送、データ入力など事務作業。

      ワード、エクセルなど基本的なパソコンの操作が必要です。

・勤務開始:2022年9月(予定)

・勤務地:品川区西五反田3-9-23 丸和ビル

    (東急目黒線不動前駅より徒歩5分/JR五反田駅より徒歩10分)

     https://www.wbsj.org/about-us/summary/office/

・時給:1,041円+交通費規定支給

・時間・日数: 平日週3~4日程度、9:30~17:30の間で日数・時間応相談。

       ※イベント等で土日祝出勤の場合もあり 

・社会保険完備(勤務時間によります)


<応募方法>

 以下のサイトよりご登録ください。

 マイナビバイト https://baito.mynavi.jp/cl-002655600781/job-63290398/


<業務説明会>

 当会の概要や業務内容についての説明会を開きます。実際の職場をご覧いただき、ご質問もお受けします。ご希望の方は、以下の問い合わせ先まで、希望の日時とお名前、連絡先(メール、電話)をお知らせください。


 日時:(1)【終了しました】2022年8月17 日(水)13時~1時間程度

    (2)【終了しました】 2022年8月18日(木)15時半~1時間程度

       (3)【終了しました】2022年8月18日(木)14時半~ 

 場所:日本野鳥の会 西五反田事務所3F(勤務地と同じ)

    https://www.wbsj.org/about-us/summary/office/


 ※応募いただくにあたって、説明会の参加は必須ではありません。


<そのほか>

ご質問をお受け致しますので、下記までお気軽にお問合せください。


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<お問合せ先>

公益財団法人 日本野鳥の会 普及室 普及教育グループ 

担当 江面(エヅラ)

〒141-0031東京都品川区西五反田3-9-23丸和ビル

e-mail:f-saiyo2022@wbsj.org

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★公益財団法人日本野鳥の会の活動はこちらのサイトをご覧ください。

https://www.wbsj.org/


2022/08/05

8/5ツバメのねぐら入り観察会 延期のお知らせ

 8/5ツバメのねぐら入り観察会 に参加予定の皆様へ


この度は、当会のイベントにお申込みいただきありがとうございました。

本日開催予定の「ツバメのねぐら入り観察会」につきましては、担当スタッフの体調不良により、延期することといたしました。

直前のご連絡となり、大変ご迷惑をおかけいたしますことをお詫び申し上げます。


なお、延期の詳細につきましては、参加予定の皆様全員にメールでご案内しておりますので、ご確認をお願いいたします。

※お手数ですが、メールが届いていない場合は、event@wbsj.org までご連絡ください。

申し訳ありませんが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。


公益財団法人日本野鳥の会 普及室 普及教育グループ



2022/08/03

今月の鳥「セッカ」

日本野鳥の会が発行するワイルドバード・カレンダーに

掲載されている野鳥について紹介します。8月はセッカです。



撮影:木下 謙吾 /撮影地:熊本県

写真の、茎をつかんで両足を開いてとまるポーズは、セッカがよくするポーズ。『フィールドガイド日本の野鳥』には、そのことが絵と文でしっかり記されています。

しかし、私がセッカを初めて認識したのは、姿ではなく鳴き声でした。

河川敷を歩いていると、どこかからヒッヒッヒッヒッ…という声が。

そして、チャチャッ、チャチャッ、チャチャッという声も。

必死に声の主を探すのですが、なかなか見つかりません。

最初は別の声かと思っていた「ヒッヒッヒッヒッ」と「チャチャッ、チャチャッ」でしたが、よく聞いていると必ず同じ順番で、セットで聞こえてきます。

その時は出先で双眼鏡も図鑑も持っていなかったため、「ヒッヒッヒッヒッ…チャチャッ、チャチャッ、チャチャッ」、「ヨシ原(聞いた場所)」というのをスマホにメモし帰宅。

家に帰って『フィールドガイド日本の野鳥』を開き、ヨシ原で声を聴いたので、ホオジロ科かウグイス科かな?と検討をつけ(『新・山野の鳥 改訂版』の場合、「草地の鳥」という見出しで調べられます)、ひとつずつ解説内の「声」のところを読んでいきました。すると、私がメモした通りの鳴き声が記載されている鳥があり、さらにCDで鳴き声を確認すると、まさにその声でした。

それが、私がセッカを初めて知ったときでした。

その後、また河川敷で鳥を見ていた時に同じ声を聞き、その時はさえずり飛翔の姿を確認できました。カレンダー写真のように、しっかりとその姿を観察できることは少ない鳥ですが、一度この特徴的な声がわかると、春から夏にかけての繁殖期に、さえずり飛翔の姿は見ることができると思います。

ちなみに、しあわせことりカレンダーの6月の鳥は、ふわっと羽毛を立てており、同じ鳥には見えないかもしれませんが、こちらもセッカです。

撮影:Kankan
しあわせことりカレンダー(6月)より

セッカ科、ウグイス科、センニュウ科、ヨシキリ科の鳥は似た姿のものが多く、また、ヨシ原ややぶの中にいることが多いので、見た目での識別は難易度が高いです。でも、さえずりが特徴的なものが多いので、繁殖期であれば、鳴き声に注目してみると識別できますよ。

私はこの春から北海道で勤務していますが、実はセッカは北海道では見られません。関東ではセッカやオオヨシキリがさえずるヨシ原も、北海道ではコヨシキリやオオジュリン。同じ環境でも、緯度が変われば見られる鳥が違うのは面白いですね。

 

『フィールドガイド日本の野鳥』

https://www.birdshop.jp/fs/wildbird/gr365/gd3289

『新・山野の鳥 改訂版』

https://www.birdshop.jp/fs/wildbird/gr365/gd2879

スタッフHでした。


■日本野鳥の会オリジナルカレンダーはこちら■🌷

https://www.wbsj.org/shopping/goods/original-calendar/

4/21 「鳥さがしビンゴ」探鳥会にご参加の皆様へ

4/21 「鳥さがしビンゴ」探鳥会にご参加の皆様へ 当イベントは、予定通り開催いたします。 念のため、雨具のお持ちの上ご参加ください。 みなさまにお会いできますことを楽しみにしております。 ※当イベントは事前申込制です。受付は終了いたしました。 参加いただける方には、事前にメール...