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ツバメを見守るお食事処
「河内じばさん」(石川県)に感謝状を贈呈しました。
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日本野鳥の会石川より、ツバメを見守るお食事処の情報が寄せられました。
河内じばさんは、石川県白山市にあります。
▲河内じばさん |
ツバメは毎年渡来し、建物のどこかで複数ペアが営巣しているとのこと。
巣の一つでは直下に板が設置されており、
“糞よけ”のためだと思いうかがったところ、
ヒナが落下することが時々あったため、
ヒナを守る目的で設置したとのことでした。
▲ツバメの巣の下に設置された板 |
また、飲食店のため、巣を設置して欲しくない箇所もあります。
そのような箇所にはカバーを設置するなどして、
ツバメとうまく共存しているとのことでした。
社長の谷口さんはこの地で生まれ育っていて、
ツバメがいるのは“当たり前の光景”と感じており、
ツバメが好きなように巣を作るのをそのまま見守っているとのことでした。
確かに、建物をぐるっと1周してみると、至る所に巣の痕が残っていました。
★感謝状を贈呈しました!
この見守りに対して、
6月26日(水)に、日本野鳥の会石川の白川郁栄代表より、
河内じばさん 取締役の谷口 喜三雄さんへ感謝状が手渡されました。
▲感謝状贈呈のようす |
感謝状の贈呈を受けて、谷口さんは、
「”ツバメとの共存”と言うほど大げさなものではなく、
うちで繁殖しているツバメが次の年もまた来てくれるのがうれしい。
うちとしてはうちのお店にツバメがいてもらって全然かまわない。
自分は自分の子供がなかなか授からなかったこともあり、
ツバメが頑張って繁殖しているのを見ると、
それだけでうれしいし、応援したくなる。
ツバメは縁起がいい生き物でもあるので、これからも見守っていきたい。」
とお話されました。