2025/12/23

冬の鶴居村のタンチョウウォッチングプラン2泊3日編 ―公共交通機関を使って、タンチョウに会いに行こう―

 冬の鶴居村のタンチョウウォッチングプラン2泊3日編
―公共交通機関を使って、タンチョウに会いに行こう―


タンチョウに会いたい、でも冬の北海道のハードルは高いな・・・と思っている方向けに、公共交通機関を使ってタンチョウに会えるプランを調べてみました。

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(1) 羽田空港―釧路空港発着で、2泊3日のプランを立ててみました。1日目は?
(2) 宿泊は?
(3) 2日目は?
(4) 釧路の夜の食事は?
(5) 3日目さっぱりプラン
(6) 3日目がっつりプラン
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(1) 羽田空港―釧路空港発着で、2泊3日のプランを立ててみました。1日目は?


1日目は?
羽田空港―釧路空港は、全日空、日本航空ともに複数便あり、意外と便利な空港です。

11:30羽田空港発(ANA4771便)でプランを作ってみました。

13:05釧路空港着

釧路駅行きのシャトルバスは飛行機到着後10分~25分くらいで出発となります。

仮に13:30釧路空港発で移動するプランで進みます。

14:15JR釧路駅着

14:35JR釧路駅発(駅を背にして左手にバスターミナルがあります) 

15:41鶴居着(宿泊する場所で若干の違いがあります)

到着したら、のんびりと温泉につかり、おいしい食事をお楽しみください。


(2) 宿泊は?

日本野鳥の会の直営施設「鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ(以下鶴居サンク)」に近い、鶴居村の鶴居市街での宿泊がお勧めです。
なお、昼食以外は食事をとれる場所はほとんどありませんので、ホテルや旅館で、朝食と夕食の予約を忘れないようにしましょう。
あと、コンビニは1か所のみ。昼食やおやつはこちらで買い出しを!

セイコーマート鶴居店


HOTEL TITO(ホテルタイト)

写真家のオーナーが営むホテル。温泉もあります。別棟のフォトギャラリーは必見です。

グリーンパークつるい

釧路空港やJR釧路駅まで送迎プランもあり、温泉もあります。鶴居サンクまでは、2.2kmとちょっと距離があります。

つるいむら湿原温泉ホテル 

2022年にオープンした新しいホテル。熱を均一に保つことができる樽型のバレルサウナが好評です。


この他にもいくつかあります。鶴居村観光協会のホームページをご覧ください。

鶴居村の宿泊リスト | 鶴居村トラベルガイド


(3)2日目は?


朝食をとり、少しのんびり出発しましょう。
日本野鳥の会直営の施設「鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ(以下 鶴居サンクチュアリ)」を目指しましょう。
市内から、20分ほどの距離です。足元が滑るので、靴底に滑り止めをはめても良いでしょう。
とにかく慌てずにゆっくり歩きましょう。

※滑り止め

宿によっては、自動車で送ってくれる可能性もありますので、相談してみてください。
ちなみに、鶴居村にはタクシーは1台しかありません。もし、お願いするなら早めに予約をしておきましょう。

会社概要 - 有限会社 鶴居ハイヤー


鶴居サンクチュアリは、9時からオープンします。毎週火・水と毎月第1木曜日(祝日にあたる場合は開館)が閉館日です。閉館日でも建物は閉まっていますが、給餌場にタンチョウは集まっていますので、観察・撮影は可能です。

鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ

レンジャー(日本野鳥の会のスタッフ)がいますので、タンチョウのことをいろいろ質問してみてください。暖かいネイチャーセンター館内から、望遠鏡でタンチョウを観察でき、行動の意味などを知ることで、これまでと全く違うタンチョウの魅力を感じることができます。

★早朝の楽しみ「タンチョウのねぐら」

タンチョウたちは、川の浅瀬で眠ります。明るくなると、少しずつ動き出し、水飲みや羽繕いをしながら、餌場に飛んでいきます。このシーンが見られる場所が「音羽橋(おとわばし)」です。
鶴居の市街地からは、距離があるため、歩いての移動はできません。タクシーや宿で相談してみてください。素晴らしい景色であることは間違いありません。

2泊目は釧路に泊まり、釧路の夜を楽しみましょう。

14:40鶴居発 ※鶴居サンクチュアリからバス停まで20分ほどかかります。余裕を持って出発してください。

15:50釧路駅前着
宿にチェックインして、しばし休憩!
釧路は、ビジネスホテルや高めのホテルがたくさんあるので、いろいろ探してみてください。

(4) 釧路の夜の食事は?


・釧路の名物は、炉端焼き
目の前の囲炉裏で焼かれる釧路の魚介類を楽しみながらの一杯は、思い出に残る味と景色です。炉端焼きはたくさんあるので、ホテルで聞いてみてください。老舗から新しくオープンしたお店まで、いろいろ紹介してくれます。

焼肉ピットイン釧路
JR釧路駅から、タクシーで10分くらい。1300円程度です。
お肉の質、味付け、ともに素晴らしいです。中でも、個人的なお勧めは、上ミノとタンシチュー。秘伝の味噌ダレで味付けされたミノをぜひご賞味ください。焼肉店なのにタンシチューと思うかもしれませんが、これも格別です。

む~んらいと この豚丼 イオン釧路店
む~んらいと この豚丼 イオン釧路店 - 東釧路/豚丼 | 食べログ
JR釧路駅から、タクシーで10分くらい。1800円程度です。

このお店も、個人的なお勧めです。イオン釧路店に入っている豚丼のお店です。
厚みのある豚ロースを強火の炭火で焼いてくれます。タレに付け込んだ豚肉を網の上に載せると、タレと油が炭の上に落ちて、煙が上がります。この煙が香ばしい香りが肉に絡まり、香ばしい味わいになります。いろいろな豚丼店を回りましたが、私の一押しです。

(5)3日目さっぱりプラン


さっと見て、早めの便で帰るプランです。

8:45釧路駅前発(阿寒バス) ★駅前ターミナル20番線「鶴居線」
 ※乗車する際「温根内(おんねない)ビジターセンターで降りたい」と伝えてください

9:30温根内(おんねない)着 ※滞在時間は、1時間13分
・温根内ビジターセンター(休館日:火曜日、年末年始)
 バス下車後徒歩5分くらいで到着。ビジターセンター情報収集した後、
 湿原内の木道を歩きましょう。積雪時にはスノーシューの貸し出しもあります。
 コゲラやアカゲラ、ハシブトガラやシマエナガに会えるかもしれません。
 他にはゴジュウカラ、ミソサザイ、マヒワたちにも。

10:43温根内発

11:35釧路駅前着 ※滞在時間は、40分です。食事は、駅構内のパン屋さんや売店で軽く済ませましょう

12:15釧路駅前ターミナル発

13:00釧路空港着

チェックインしたら、お土産を購入。北海道のお土産は、しょっぱいもの、甘いものもどちらもおいしいものがたくさんあります。

13:45釧路空港発(ANA742便)

15:35羽田空港着


(6)3日目がっつりプラン


3日目もがっつりとまわり、遅い便で帰るプランです。

8:45釧路駅前発 ★駅前ターミナル20番線「鶴居線」

 ※乗車する際「温根内(おんねない)ビジターセンターで降りたい」と伝えてください

9:30温根内(おんねない)着 ※滞在時間は、1時間40分

・温根内ビジターセンター(休館日:火曜日、年末年始)
 バス下車後徒歩5分くらいで到着。ビジターセンター情報収集した後、
 湿原内の木道を歩きましょう。
 コゲラやアカゲラ、ハシブトガラやシマエナガに会えるかもしれません。
 他にはゴジュウカラ、ミソサザイ、マヒワたちにも。

11:10温根内発

11:21鶴見台着 ※滞在時間は、48分
鶴見台で、タンチョウたちを観察。タンチョウたちの姿をしっかりと目に焼き付けてください。

12:09鶴見台発

13:10釧路駅前着 ※滞在時間は、2時間30分


少し遅めの昼食は?

釧路和商市場 ※日曜日が休みなので、要注意です。

ごはん(酢飯もあります)を買って、自分の好きな釧路の海鮮をいろいろ乗せてもらう「勝手丼」が有名です。ちなみに私はボタンエビとホタテ貝、ホッキ貝が大好物です!

釧之助(せんのすけ)

JR釧路駅から、タクシーで10分くらい。1800円程度です。
釧路の海産物を食べられるお店が入っています。魚介類のお土産がたくさん売っていますので、悩みながら選ぶ楽しみがあります。
※土日祝日は大変混み合います。お時間に余裕を持って行ってみてください。

15:40釧路駅前発
16:25釧路空港着
チェックインしたら、お土産を購入。北海道のお土産は、しょっぱいもの、甘いものもどちらもおいしいものがたくさんあります。
ちなみに私は、厚岸(釧路と根室の途中の町)の蒸留所で作られたウイスキーが飲めるお店がお勧めです。

18:25釧路空港発
20:15羽田空港着


※2025年12月の情報です。
 ご旅行に行く場合は、必ずご自身で調べてからご出発ください。

冬の根室のバードウォッチングプラン2泊3日編 ―公共交通機関を使って、根室の冬を楽しもう―

冬の根室のバードウォッチングプラン2泊3日編
―公共交通機関を使って、根室の冬を楽しもう―


冬の北海道、特に道東へ行くのはハードルが高いという声をよく聞きます。
レンタカーが便利ですが、「雪道、アイスバーンの道を走るのは不安」という方もたくさんいます。
一方、オオワシ、オジロワシ、海ガモ類、大型カモメ類等、冬の根室は魅力がいっぱいです。
今回は、公共交通機関を使って、根室でバードウォッチングができるのか、調べてみました。

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(1)羽田空港―根室中標津空港発着、2泊3日でプランを立ててみました。1日目
(2)宿泊は?
(3)根室で何を食べれば良いか?!
(4)2日目、落石クルーズにチャレンジor納沙布岬で・・・
(5)納沙布岬を目指す
(6)2日目をがっつりと楽しみたい方、そして「平日」の場合・・・
(7)3日目(中標津空港―羽田空港の直行便で帰る方向け)
(8)3日目(千歳空港乗継便で帰る方向け)
(9)リンク集(野鳥ガイドやモデルプラン、時刻表など)
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(1)羽田空港―根室中標津空港発着、2泊3日でプランを立ててみました。


1日目 12:35発 羽田空港発(ANA377便)に乗りましょう。
羽田―中標津の直行便は、残念ながら1本しかありません。札幌での乗継便はありますが、今回はこの便で進めることにします。

14:15中標津空港に到着します。
14:45根室行きのバスで出発料金は1,920円です。
16:46駅前ターミナル(根室駅)に到着。
さすがに日本本土の最東端、時間がかかります。1日目は、根室のおいしいものを食べて、ゆっくりと休みましょう。

(2)宿泊は?


民宿、旅館、ホテルと、ピンからキリまでそれなりの数があります。
とにかく安く済ませたい、食事は外食で、宿でのんびり過ごしたい等、自分のペースで探すことができます。

ビジネスホテル感覚で泊まれるホテルです。1階にレストランもありますし、近くには回転寿司「根室花まる」もあります。

お勧めできるホテルです。和室もあります。

素泊まり5,000円の民宿です。野鳥ガイドもお願いできます。

この他にもたくさんあります。根室市観光協会のホームページを見てください。

(3)根室で何を食べれば良いか?!


イメージとしては魚介類ですね。あとは鹿肉のジビエ料理。エスカロップも試してみてください。

根室の食材を気軽に楽しめる回転寿司です。個人的には、生ホッキや生ホタテがお勧めです。

道東で増えすぎて困っているエゾシカ。鹿肉料理を食べるならここです。

根室の名物「エスカロップ」。ぜひ一度食べてみてください。

この他にもいろいろあります。こちらも観光協会のホームページを見てください。

(4)2日目、落石クルーズにチャレンジor納沙布岬で・・・


風や波の状況で、出航が左右される「落石ネイチャークルーズ」。ただし、出航してしまえば、ケイマフリやウミバト、コオリガモやシノリガモ、ラッコやゼニガタアザラシなどと出会うことができて、夢のような2時間を楽しむことができます。野鳥ガイドはべてらん揃いで、間違いありません。料金は12,000円と高い印象ですが、乗って損はありません。
ただ、これに加えて、根室駅から落石漁港までのタクシー料金がかかります。それでもせっかくなので、チャレンジしても良いと思います。


(5)納沙布岬を目指す


船に弱い方や天候が悪くて出航できなければ、日本本土最東端の納沙布岬を目指しましょう。
8:20駅前ターミナル(根室駅前)発―納沙布岬行き
車窓から周辺を注意しておきましょう。オジロワシやオオワシが飛んでいることがあります。

9:04納沙布岬着
まずは、納沙布岬灯台の裏(駐車場側からは見えません)にある「ハイド(観察小屋)」に入りましょう。
風を凌げて、ゆっくりと観察ができます。ここで重要なのは、防寒対策と望遠鏡。冬の北海道は、とにかく寒いので、防寒対策が絶対必要です。カイロをたくさん持っていきましょう。そして、望遠鏡があるとベストです。ウミバトやケイマフリ、シノリガモやコオリガモを観察できます。寒さに負けないで、長時間粘ることが重要です。
望郷の家・北方館に入れば、寒さをしのげます。北方領土に関する展示もぜひ見てください。ちなみに、この建物の前の岩場には、ヒメウやウミウがたくさんとまっています。その周辺の海では、シノリガモやオオセグロカモメ、ワシカモメ、ゴマフアザラシ、ラッコなどが観察できます。
昼食は、お土産屋さんや食堂で、食事ができます。ハナサキガニが入ったお味噌汁「てっぽう汁」を食べて、温まりましょう。
納沙布岬の飲食店は冬季休業していたり、不定休だったりするので、事前に電話で確認を!

12:40納沙布岬発

13:24駅前ターミナル(根室駅前)着
この後の数時間ですが、「明治公園」か「根室港」に行ってみましょう。
駅に寄らずにそのまま明治公園に行く場合は、「曙町」で途中下車して徒歩約6分。
根室港に行く場合は、「有磯営業所前」で途中下車して徒歩約10分。


公園を歩きながら、カラ類やシマエナガを探しましょう。「ハイド(観察小屋)」もあってのんびりとバードウォッチング楽しめます。

・根室港
根室駅から約2km。徒歩だと25分、車なら5分程度。カモメ類やコオリガモやビロードキンクロ等カモ類等が観察できます。運がよければ、オジロワシやオオワシが現れることもあります。

※根室交通のお得な1日フリー乗車券もあります。
利用可能路線:花咲線・納沙布線・厚床線・公住循環線・西浜線 
※中標津空港線は利用できません

(6)2日目をがっつりと楽しみたい方、かつ「平日」の場合・・・


6:40駅前ターミナル(根室駅)発
7:24納沙布岬着
2時間半の滞在時間。北方領土資料館や望郷の家・北方館は、9時からオープンなので、それまでの1時間30分は、ハイド以外に避難できる場所がありませんので注意が必要です。

北方領土資料館(11月~4月は水曜日休館)

望郷の家・北方館(11月~4月は月曜日休館)
 望郷の岬公園トイレは24時間開いています。

9:55納沙布岬発
10:39駅前ターミナル(根室駅)着
根室駅についたら一休み。早めの食事をとりましょう。

12:17駅前ターミナル(根室駅)発―厚床行き
12:36東梅着
東梅のバス停から歩いて2分で「春国岱ネイチャーセンター」に到着。
日本野鳥の会のレンジャーから、周辺部の野鳥情報を教えてもらいましょう。
ネイチャーセンター周辺の林の中を歩きながら、小鳥類を観察するもよし、春国岱を歩きながらオオワシやオジロワシ探すもよし、冬の根室を満喫できます。春国岱海岸草原でハギマシコの群れに出会えるかも。

15:17東梅発
15:34駅前ターミナル(根室駅)着

(7)3日目(中標津空港―羽田空港の直行便で帰る方向け)


★中標津空港―羽田空港の直行便で帰る方向けと千歳空港乗り継ぎで羽田空港に帰る方向けの2パターンを用意しました。

6:40駅前ターミナル(根室駅)発
6:55東梅着
時間があるので、春国岱をじっくりと歩いてみるのもよいでしょう。自然が創った原生の草原と森林、そこに暮らす野鳥たちとの出会いは格別です。運が良ければクマゲラに会えるかもしれません。
※レンジャーよりアドバイス!
「9時にはネイチャーセンターが開館します(休館日に注意)。開館するまで屋外にトイレがないので注意。東梅自然学習林をゆっくりまわって(1周1.4kmのコースですが野鳥観察しながらなら2時間くらいかかります)、ネイチャーセンターが開館したら館内で少し休憩し、情報収集して春国岱に行くのもあり。東梅自然学習林ではエゾリスも見られる可能性があります。」

・春国岱ネイチャーセンターの休館日
毎週水曜日(水曜日が祝日の場合は、その翌々日)、祝日の翌日、年末年始(12月29日~1月3日)

11:00東梅発
11:05道の駅スワン44ねむろ着
道の駅のレストランで、風蓮湖と春国岱、そして氷上のワシたちを眺めながら、昼食をとりましょう。
※毎週月曜日休館(月曜が祝日の場合は、翌日休館)
※レンジャーよりアドバイス
 道の駅が休みの場合は、中標津空港で昼食が取れます!

12:05道の駅スワン44ねむろ発
13:44中標津空港着
北海道のお菓子は、どのメーカーもおいしいです。

14:55中標津空港発(ANA378便)
16:50羽田空港着

(8)3日目(千歳空港乗継便で帰る方向け)


7:25 駅前ターミナル(根室駅)発 ※平日限定 
7:39 花咲港中央着
カモメ類、ウミアイサ、シノリガモなど海ガモ類、アカエリカイツブリなどが観察できます。クロガモやコオリガモが岸壁近くまで寄ってきていることもあります。運が良ければ、ウミガラスやケイマフリが湾内に入っていることもあります。

9:26 花咲港中央発
9:41 駅前ターミナル(根室駅)着
ターミナルそばの喫茶店ニューモンブラン(10時オープン)や根室市観光インフォメーションセンター(土産物屋あり)などで時間調整。

※根室駅周辺で、食料の買い出しを忘れずに!
春国岱ネイチャーセンター周辺には、レストラン等がありません。

10:45駅前ターミナル(根室駅)発
11:00東梅着
時間があるので、春国岱をじっくりと歩いてみるのもよいでしょう。自然が創った原生の草原と森林、そこに暮らす野鳥たちとの出会いは格別です。運が良ければクマゲラに会えるかもしれません。

15:15東梅発
16:59中標津空港着
北海道のお菓子は、どのメーカーもおいしいです。

17:40中標津空港発(ANA4886便)―札幌行き
18:40札幌新千歳空港着
19:30札幌新千歳空港発

21:10羽田空港着

(9)リンク集(野鳥ガイドやモデルプラン、時刻表など)


・「ガイド同行ならビギナーだって絶対に楽しめる! 野鳥の聖地 根室で一泊二日のバードウォッチング」
(知床ねむろ観光連盟ホームページ)
見られる野鳥や場所の紹介、お土産や食事、野鳥ガイドの紹介もあります。きれいな野鳥の写真もあるので、見るだけでも楽しめます。

・バス時刻表「中標津空港⇔根室駅」途中、春国岱ネイチャーセンター(バス停・東梅)有り)

・バス時刻表「根室駅⇔厚床駅(途中、春国岱ネイチャーセンター(バス停・東梅)有り)

・バス時刻表「根室駅⇔納沙布岬」

・根室市観光協会ホームページ
 ⇒観光協会にお問い合わせいただければ、
  観光パンフレット、野鳥の楽園(根室・ひがし北海道バードウォッチングガイド)、
  ねむろの野鳥ミニ図鑑ほか、バス時刻表などお送りします。

★何かわからないことがあれば、「根室市観光インフォメーションセンター」へ
TEL:0153-24-3104 9:00―17:00
元日本野鳥の会のレンジャーがいます! 「遠慮なくご連絡ください」と力強い協力の言葉をいただきました。

落石ネイチャークルーズまでの移動が、タクシーでは難しい場合は、以下をご検討ください。

観光協会の方からのアドバイスです。
本土最東端パノラマクルーズ(歯舞クルーズ)であれば、根室交通バス納沙布線で行くことはできます。
 ⇒ガイドはいませんが、ある程度探したり識別できる人はコチラもありかと
 (7,000円 2時間 9:30、12:00出港)バス停から歩いて受付事務所まで約350m

★午前の部
8:20根室駅前バスターミナル発
8:52歯舞(はぼまい)信金前着
9:30~11:30 歯舞クルーズ
12:51歯舞信金前発
13:24根室駅前バスターミナル着

★午後の部
11:05根室駅前バスターミナル発
11:37歯舞(はぼまい)信金前着
12:00~14:00 歯舞クルーズ
15:21歯舞信金前発
15:54根室駅前バスターミナル着


※2025年12月の情報です。
 ご旅行に行く場合は、必ずご自身で調べてからご出発ください。

2025/12/10

ニコンモナーク探鳥会(東京港野鳥公園)を開催しました

 2025年11月23日(日)に東京港野鳥公園(東京都大田区)にて、「ニコンモナーク探鳥会」を開催しました。


 「ニコンモナーク探鳥会」は、主にバードウォッチング初心者の方を対象に、野鳥観察の楽しさを体験していただくイベントです。参加者の皆さんには、ニコンの双眼鏡「モナークM7」を貸し出し、双眼鏡をお持ちではない方も気軽に参加できます。

▲ニコンモナークM7
見え味は明るく、コンパクト。
初心者におすすめの双眼鏡です。

 東京港野鳥公園は、雑木林や淡水池、汽水池、干潟など多様な環境があり、一年を通してさまざまな野鳥を観察することができます。今回は、雑木林がある自然生態園と、海に面している前浜干潟を中心に、30名の参加者が3つのグループに分かれて観察を行いました。

▲広場であいさつをしてスタート

 観察前に、スタッフが双眼鏡の基本的な使い方を説明し、参加者の皆さんと一緒に練習をしました。練習のあと、自然生態園を歩きながら野鳥を探しました。ここでは、藪の中で鳴くウグイスやアオジの地鳴きを聞くことができました。参加者からは、「ウグイスって冬でもいるんですね」と驚きの声が上がりました。木の上では、ヒヨドリがにぎやかに鳴いており、鳴き声をたよりに姿を探し、双眼鏡で観察しました。

▲双眼鏡や望遠鏡を使って観察しました

 次に訪れた前浜干潟では、観察窓から水辺の野鳥たちを観察しました。観察窓から外をのぞくと、岩の上にイソシギがいました。尾羽を小さく振りながらちょこちょこ動く姿に、参加者から「かわいい!」という声が上がりました。観察窓のおかげで鳥を驚かせることなく、近くでじっくり観察することができ、双眼鏡でも鳥の表情や仕草まで見ることができました。

▲イソシギを見ることができました!

 沖合には、オオバンやカンムリカイツブリが浮かんでいました。少し距離があったため、ここでは望遠鏡を使って観察しました。双眼鏡と望遠鏡を使い分けた観察で、観察シーンに応じた道具の適した使い方を実感していただきました。

 探鳥会終了後は、室内でその日見られた野鳥の振り返りを行いました。参加者の方からは、「鳥の探し方などたくさん教えていただき、貴重な時間となりました。」「双眼鏡で鳥をとらえた瞬間の感動はやみつきになりそうです。」などの感想をいただきました。

▲その日見られた鳥をふりかえる「鳥合わせ」をして
観察会は終了しました。

 これからも「ニコンモナーク探鳥会」を通じて、多くの方にバードウォッチングの楽しさや魅力をお届けしていきたいと思います。

★このイベントは、株式会社ニコンイメージングジャパンのご協賛で開催いたしました。

2025/12/02

今月の鳥「ハイイロチュウヒ」

 

日本野鳥の会が発行する、ワイルドバード・カレンダーに掲載されている野鳥について紹介します。

202512月の鳥は「ハイイロチュウヒ」です。

 

撮影:西 次郎/撮影地:徳島県

 

日本では、越冬のために飛来するタカの仲間です。

大きさはハシボソカラスくらいで、草原の地平線あたりで飛んでいるのでよく目立ちます。

私が特に好いているポイントは、顔の見た目、かたちです。

頬にかけてフクロウのようなハート♡模様があり、前方に立体感が無いため、ちょっと小顔に感じます。その平たい顔のおかげで、聴こえる音を集める効果があると言われています。

私の顔も負けじと平たい方なのですが、あまり効果を感じたことはありません…。

 

オスの姿が灰色(ハイイロ)であることが、ハイイロチュウヒの由来だと思いますが

この写真のように、メスは、普通のチュウヒに似て、茶色っぽい見た目をしています。

チュウヒと同じ環境・ヨシ原等で暮らし、V字のポーズで風の上を滑るように飛ぶのが得意な点も同じです。

その見分け方としては腰(尾羽の付け根あたり)の羽が白色です。飛んでいるときなどに確認できます。ほかにも、翼の裏の斑がチュウヒよりもしっかり濃いめであります。

 

そんなこんなで、ハッキリと見分けるのは一筋縄ではいかない鳥の世界ですが、

葉が枯れて見通しが良くなった冬は、空を飛ぶ猛禽類も見やすく、

結構じっくり観察できます。

なので、もし、これからバードウォッチング始めたい人がいれば、私は冬をおすすめします。

 

観察しやすいカモたちや、静止している植物をついばむ小鳥も冬ならではの景色です。

さらに、鳴く虫が少ないので、静かな世界でひときわ目立つ、鳥の声は心地よいです。

しかも冬は空気が乾燥して、気温が低いため、遠くの音が伝わりやすくなるそうです。

ぜひ、暖かい布団の悪魔に勝って、早起きしてみてください。

 

スタッフMKでした。

 

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2025/11/04

今月の鳥「マガン・シジュウカラガン」

日本野鳥の会が発行する、ワイルドバード・カレンダーに掲載されている野鳥について紹介します。

2025年11月の鳥は「マガン・シジュウカラガン」です。


撮影:内藤健晴/撮影地:宮城県

 写真に2種類のガンが写っています。体が茶色っぽく、嘴が橙色をした鳥がマガン、体が黒っぽく、頬が白い鳥がシジュウカラガンです。

 マガンやシジュウカラガンは、シベリアやアラスカで繁殖を終え、秋になると日本に渡ってきて冬を過ごします。日本では、毎日規則正しく過ごすが特徴的です。夜、湖沼で集団ねぐらをとり、日の出頃に一斉に周辺の田んぼに飛び立ち餌を食べたり休んだりします。そして日の入り頃、再び湖沼に集まってきます。

中でも、日の出の頃、10万羽近くのガンたちが一斉に飛び立つ時と、夕方ねぐらに集まってくるシーンは何度見ても感動します。特に日の出の頃一斉に飛び立つ時は、万単位のガンが一斉にはばたくため、「ドン!」と羽音が周囲に響きわたり、その1~2秒後に「カハハン・カハハン」と一斉に鳴きながら飛んでいきます。湖沼の周辺で観察していると、運がいい時には、自分の頭上を無数のガンが飛んでいくことがあります。空一面にガンの群れが広がり、言葉では言い表せない程感動します。

昔から、日本三大祭り、三名園、三奇矯など、日本三大〇〇は、その分野の代表的なものとして使われています。もし、バードウォッチングにも日本三大〇〇があれば、間違いなくこのシーンが選ばれると思います。

 野鳥に興味のない人でも、このシーンをみたらきっと感動するはずです。ぜひお知り合いを誘って観察しに行ってみてはいかがでしょうか?

 なお、近年、鳥インフルエンザが猛威を振るっています。有名な湖沼では、感染拡大を防ぐため、石灰が巻かれており、車のタイヤはもちろん、ご自身の靴底も消毒することができるような設備も用意されています。湖沼に近づく前と後、必ず消毒するようにしてください。また、対策がとられていない場所がある場合もありますので、ご自身でアルコールを用意して、タイヤや靴底、三脚の先等、現地で地面に接地する箇所を消毒することも有効です。この他の注意事項は、当会WEBサイトに掲載しており、環境省が発表する鳥インフルエンザ発生エリアの情報リンクもあります。現地へ行かれる前は、ぜひ一度ご確認ください。


●バードウォッチングに出かける際の鳥インフルエンザへの配慮のお願い

https://www.wbsj.org/activity/conservation/infection/influenza/infl20241227/


WILD S


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ワイルドバードカレンダー2026年版発売開始!

https://www.birdshop.jp/fs/wildbird/c/cal1/

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2025/10/02

今月の鳥「ハマシギ」

 日本野鳥の会が発行する、ワイルドバード・カレンダーに掲載されている野鳥について紹介します。


2025年10月の鳥は、「ハマシギ」です。

撮影:森本 義光/撮影地:佐賀県


ハマシギは、日本の干潟や海岸に飛来するシギの仲間です。

季節によって羽が生え変わり、色が変わります。夏羽は背中が赤褐色で、お腹の中央に大きな黒斑があります。一方、冬羽では頭から背中にかけて淡い灰色で、お腹は白くなります。

今回のカレンダー写真のハマシギは冬羽の姿です。

ハマシギは旅鳥で、アラスカ北部など北半球の高緯度帯で繁殖を行い、秋になると南下します。日本へは渡りの中継地や越冬地として飛来します。シギの仲間の中では比較的よく見られる鳥ですが、身近な住宅街などで出会える鳥ではないため、見たいと思ったら干潟や海岸へ出かける必要があります。

国内でも有数のシギやチドリの中継地・越冬地として知られているのが、佐賀県の東よか干潟です。ここでは、ハマシギをはじめ、トウネン、ダイゼン、チュウシャクシギ、ダイシャクシギなど、大きさも種も異なるさまざまなシギチが飛来し、数万羽単位の群れを作ります。

私も何度か訪れたことがありますが、広大な泥の干潟に見渡す限りのシギ・チドリの数に圧倒されます。干潟をちょこちょこと走り回って、採餌する様子はとてもかわいらしく、見ていて飽きません。

そして、一番の見どころは飛翔シーンです。ハヤブサなどの天敵が現れたり、潮が迫ってきたりすると、群れは一斉に飛び立ちます。空中で波打つように飛ぶ姿は、光が当たるとキラキラと光って見え、まるで魚群のようです。運よく近くを飛ぶと羽音まで聞こえてきて圧巻の迫力です。

しかし近年、干潟や湿地の減少によって、ハマシギは世界的に数を減らしているといわれています。ハマシギは、繁殖地から中継地、そして越冬地へと、大きな渡りを繰り返す鳥です。どこか一つの場所でも失われてしまうと、その渡りの旅は途切れてしまうことになり、日本の干潟も彼らが命をつなぐうえで欠かせない重要な中継地、越冬地となっているのだろうと思います。

これからもハマシギたちが空いっぱいに群れ飛ぶ姿を見られることを願っています。


スタッフIM


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2025/09/27

ツバメを見守る輪_Vol.106_得々うどん大西店

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「ツバメの見守りありがとう」愛媛県の

「得々うどん大西店」に感謝状贈呈

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日本野鳥の会愛媛からの推薦で、
得々うどん大西店」へ感謝状を贈呈しました。

得々うどん大西店では、お店の出入り口や裏口に5個ほどのツバメの巣があります。

得々うどん大西店

得々うどん大西店のツバメたち

この店では、10年くらい前からツバメが子育てをしているそうで、地面にフン除けとして段ボールを敷くなどして見守っています。夜になると巣の近くの照明に留まって、寄ってくる虫をぱくぱく食べる姿が見られました。

店長の中西さんは、「ツバメが来ると、今年もこの時期になったなぁと感じます。ツバメのひなたちが巣から落ちないか心配しながらも見守っています。毎年、ひなが巣立つ瞬間を見るとうれしいです。ツバメに気づいて写真を撮っているお客さんもいますよ。」とお話されました。

こうした見守りに対して、日本野鳥の会より感謝状をお送りしました。

▲ツバメ見守りステッカーも貼っていただきました!

中西さんからは、「ありがとうございます。大変光栄です。これを機に、
僕も従業員もみんなで一緒に見守っていきたいです。」とコメントをいただきました。

ツバメを見守る輪_Vol.105_松江市立佐太小学校

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「ツバメの見守りありがとう」島根県の

「松江市立佐太小学校」に感謝状贈呈

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松江市立佐太小学校」へ感謝状を贈呈しました。

松江市立佐太小学校では、毎年コシアカツバメが校舎に飛来し、営巣しています。
巣は校舎の各階に分散しており、児童が給食を摂る「ランチルーム」の外側にも巣があり、児童たちはコシアカツバメの様子を観察しながら、食事の時間を過ごしているとのことです。
▲軒先に並ぶコシアカツバメの巣

ほかにも、鳥に興味のある児童が中心となり、校内の営巣分布がまとめられ、校内新聞による情報発信も行われました。

▲校内の営巣分布図

先生方は、このような見守り活動を通じて児童たちが自然にふれあうことで、情操教育の一環となることも期待しているそうです。

こうした見守りに対して、日本野鳥の会より感謝状をお送りしました。

ツバメを見守る輪_Vol.104_農産物直売所 泉石蔵

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「ツバメの見守りありがとう」鹿児島県の

「農産物直売所 泉石蔵(いずみいしくら)」に感謝状贈呈

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農産物直売所 泉石蔵」へ感謝状を贈呈しました。

「泉石蔵」は、元々農協の米倉庫として使われていた建物でした。
2009年より、地元の農産物や加工食品等の販売、うどん・そばの食堂を始めたところ、その年に初めて1つがいのツバメがやって来て、子育てを行いました。それ以来、毎年やって来るようになり、現在では6、7つの巣があります。

ある年カラスが巣にやって来て、卵とヒナを襲う問題が起きたそうです。
その後、知り合いの米屋さんから店先に黄色のナイロン製の紐を下げたら良いとアドバイスがあり、それが功を奏してその後カラスはやって来なくなりツバメたちの安全は保たれるようになりました。

糞害の問題にも直面し、当初シートを広げて対応したものの、店が暗くなってしまったので、巣ごとに傘を広げてみたところ、糞害が解消され、お客さんも安心して買い物ができるようになったとのことです。
▲フン受けの傘にとまるツバメ

秋の渡りの時期になると、店先の電線にたくさんのツバメたちが集まり、まるでお別れの挨拶をするかのように店の周囲を何度も旋回し、旅立っていく様子が見られます。その光景に、店の方々も愛しさを感じておられるとのことです。

こうした見守りに対して、7月20日(日)に、日本野鳥の会かごしま県支部の手塚副支部長より、泉石蔵取締役の今和泉きく子さんへ感謝状が手渡されました。

▲感謝状贈呈のようす

ツバメを見守る輪_Vol.103_maisondes、道の駅 明宝

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「ツバメの見守りありがとう」 岐阜県の

「maisondes(メゾンド)」「道の駅 明宝」に感謝状贈呈

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日本野鳥の会岐阜からの推薦で、
「maisondes(メゾンド)」道の駅 明宝」へ感謝状を贈呈しました。
 
maisondes(メゾンド)は、各務原市にある美容院です。

数年前から、正面玄関の軒下にツバメが営巣するようになりました。
糞による汚れ対策として入り口下に新聞紙を敷いて処理をしており、他にはできるだけ自然のまま見守る姿勢で保護をされています。
▲ツバメの巣

▲ツバメを見守る高橋氏

今年は4月の桜が咲く頃にツバメが来訪し、営巣を始めました。玄関脇のガラス窓を通して、店内からツバメの子育ての様子を見ることができ、スタッフがカラス等の外敵に襲われないように見守っています。お客さんともツバメの話題になり、会話が明るく盛り上がるとのことでした。
 
こうした見守りに対して、7月12日(土)に、
日本野鳥の会岐阜の伊藤代表より、
maisondes店長の高橋さんへ感謝状が手渡されました。
▲感謝状贈呈のようす

贈呈の際に、高橋さんは事前の取材日以後のツバメの様子を楽しくお話くださいました。お客さんも自宅を訪れるツバメを我が子のようにお話くださり、来年以降も楽しみですと盛り上がりました。

道の駅 明宝

道の駅明宝では、年間で20組ほどのツバメが子育てをしています。

▲道の駅 明宝

昨年までは、糞が落ちないよう巣の下に板を設置していましたが、衛生上の課題もあり、かといって巣を落とすのも忍びないという思いから今年春に、テナントの店主らと話し合いを行いました。

その結果、店の出入り口や商品の受け渡し窓口など、営巣を避けてほしい場所は事前に金網を張るなどして巣が作られることを防護し、巣を作ってもよい場所に糞が落下する場合は、その下に人が立ち入らないようポールを立て、上に巣があることを表示することでお客様に被害がないよう工夫したそうです。お客様もツバメを温かく見守ってくれているとのことです。人とツバメの棲み分けによる共存ができていると感じています。

▲ツバメ注意の囲い

ツバメの巣は、卵からヒナになるまで子供たちにも見える場所に作られており、
その成長を見るのも子供たちの楽しみになっており愛着の形成にも役立っているとのことでした。
残念ながら今年はツバメの営巣は確認できませんでしたが、ツバメが来た時には、しっかり見守っていきたいとお話されました。

こうした見守りに対して、7月12日(土)に、
日本野鳥の会岐阜の河合福代表より、
株式会社明宝マスターズ 代表取締役店長の林 克也さんへ
感謝状が手渡されました。
▲感謝状贈呈のようす
ツバメの看板の前で記念撮影

林さんからは、「野鳥の会の方が(取り組みを)しっかり見ていてくれるのでありがたい」とコメントをいただきました。
また、「ツバメのいるときはクモの巣が無いが、ツバメが行ってしまうと、毎日クモの巣取りをしなければならない」とのこと。大勢の人でにぎわう道の駅でのツバメの子育ての見守りは大変ですが、道の駅とツバメのおもしろい共存関係も教えていただきました。

ツバメを見守る輪_Vol.102_合資会社 君島タクシー

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「ツバメの見守りありがとう」熊本県の

「合資会社 君島タクシー」に感謝状贈呈

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合資会社 君島タクシー」へ感謝状を贈呈しました。

合資会社 君島タクシーは、熊本県水俣市にあるタクシー会社です。

水俣市は野鳥の会の会員が少ない地区で、君島タクシーについても
ツバメのコロニーがあることが知られていませんでした。

たまたま近くを通った熊本県支部の会員さんが、熊本では見かける事が少なくなったイワツバメが多数飛び回っているのに気づき、車を降りて立ち寄った所、タクシー会社の車庫の上部に10個以上の巣が出来ており、盛んに子育てをしている最中でした。

会社の方にお話を伺ったところ、ここでは10年以上イワツバメが営巣しており、業務に使用する車両がフンで汚れないように気を遣う面もあるが、社員の方一同が、優しく子育てを見守っているとのことでした。

こうした見守りに対して、7月8日(火)に、日本野鳥の会熊本県支部の田中支部長より、
合資会社 君島タクシー 君島 徳昭さんへ感謝状が手渡されました。

▲感謝状贈呈のようす

君島社長は、「70年近く社屋にはイワツバメが営巣しています。
今回は私たちがツバメを見守っているということで受賞しましたが、
実際は逆に会社・従業員をツバメが見守ってくれているのだと思っ
ています。今後もずっと続けて行きたい。」とお話されました。

2025/09/26

ツバメを見守る輪_vol.101_浜村温泉 魚と屋

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「ツバメの見守りありがとう」鳥取県の

「浜村温泉 魚と屋(ととや)」に感謝状贈呈

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浜村温泉 魚と屋」へ感謝状を贈呈しました。

浜村温泉 魚と屋は、鳥取県鳥取市にある旅館です。
浜村温泉 魚と屋
昨年、支部の事務局にツバメが沢山来ているのだけどどうしたら良いでしょうか?と電話が有りました。今年になって様子を見に行ったところ、建物の周囲に沢山のコシアカツバメが巣を作っており、巣の修理中で飛び回っていました。特に最上階のひさしには20個以上の巣が並んでおり、非常階段の途中にも巣がありました。
▲天井に並ぶコシアカツバメの巣
支配人に様子を伺うと、コシアカツバメの子育てを見守っていて、巣があるのは通常は通らない非常階段や窓のひさしなので特に対策はしていないが、糞が落ちたらその都度掃除をして片づけているそうです。また、鳥取県レッドデータブックのツバメの頁と、ツバメの子育ての様子の写真をパネルにして館内に掲示し、お客様にもツバメが子育てをしているとお知らせして、見守りたいとのことでした。

こうした見守りに対して、7月5日(土)に、NPO法人日本野鳥の会鳥取県支部の吉田支部長より、浜村温泉魚と屋 支配人の中野さんへ感謝状が手渡されました。
▲感謝状贈呈の様子

ツバメを見守る輪_vol.100_愛知県の6団体へ感謝状贈呈

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「ツバメの見守りありがとう」 愛知県の6団体

「公益財団法人 愛知県都市整備協会」、「御油郵便局」

「Family Salon LUCKY」、「サンヨネ豊川店」

「SHOES BOUTIQUE イシハラ」、「ファミリーマート豊橋大清水店」に感謝状贈呈

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愛知県の6団体へ感謝状を贈呈しました。
 
公益財団法人愛知県都市整備協会 
公益財団法人愛知県都市整備協会が管理する「東三河ふるさと公園」は、愛知県豊川市にあります。
東三河ふるさと公園
東三河ふるさと公園は創立19年になりますが、ツバメは創立直後から管理棟で営巣を始め、毎年、北管理棟と南管理棟をあわせて10か所ほどで子育てをしています。
管理棟は、多くのお客さまが利用するため、お客さまにフンがかからないようにフンよけを設置しています。
また、お子さんを連れた家族連れが、ツバメのヒナを見上げて眺めていることもあり、
利用者の方からもあたたかく見守られています。
▲巣から顔を出すツバメ
近年、街中では、ツバメをはじめとする野鳥を目にする機会が減ってしまっているので、このふるさと公園を訪れて、少しでも自然を感じてもらえればとのお話でした。

御油郵便局は、愛知県豊川市にある郵便局です。
▲御油郵便局
御油郵便局では、配送を行う出入り口のところの蛍光灯の傘の上で、毎年、ツバメの子育てが行われています。
郵便物にフンが落ちる心配がありましたが、今年は、郵便物に影響のない、隣の蛍光灯、しかも奥側のカラスなどの天敵に見つかりにくい位置に誘導することができました。
▲蛍光灯の上のツバメの巣
局員の方は、「ある時、郵便局を訪れたお客さんと一緒に、ツバメが局の中に入ってきてしまったことがあった。ツバメはパニックになってしまったが、局員みんなで、普段は開けることのない窓をすべて開放し、ツバメは無事に外に出ることができた。」とエピソードをお話くださり、「ツバメの飛来は、春の訪れを告げ、心を和ませてくれるものであり、豊川局の配送メンバーを含め、みんなが大切にしている。」とのことでした。

Family Salon LUCKYは、愛知県豊川市にある美容院です。
Family Salon LUCKY
Family Salon LUCKYでは、ツバメが10年以上、毎年子育てを行っています。
ツバメの巣は、入り口の照明の上に並んで2つあります。店舗の入り口に近い方の巣が新しく、最近はこちらに営巣することが多いです。
▲照明の上に作られたツバメの巣
街中ですが、川が近いためか、カラスや蛇がツバメの巣を狙ってやってくることがあり、巣から落ちた雛を育てて、無事に巣立ちさせたこともあったとのことです。
お子様連れのご家族など、お客様も「かわいい」と言って見守ってくれており、これからもツバメが来てくれる限り見守っていくつもりだとのお話でした。

サンヨネ豊川店は、愛知県豊川市にあるスーパーマーケットです。
▲サンヨネ豊川店
サンヨネ豊川店では、ずっと前から店舗の正面入り口のところに2か所、ツバメが営巣しています。巣がある場所は、ひさしの内側で、カラスなどの天敵からは見つかりにくいです。
以前は巣の下に「ツバメの巣に注意」の張り紙をし、コーンで囲っていましたが、昨年から傘をぶら下げるようにして、フンが下に落ちなくなりました。今後はこのやり方を継承していくつもりであるとのことでした。
▲フン受けのため傘を吊るしている
ツバメの巣を見上げて微笑んでいるお客様もおり、多くのお客様がツバメの巣を歓迎してくれています。ツバメの巣は商売繁盛の象徴でもあり、動物愛護の観点からも、今後も見守りを続けていきたいとのお話でした。

●SHOES BOUTIQUE イシハラ
SHOES BOUTIQUE イシハラは、愛知県豊川市にある靴屋さんで、
今年度の感謝状贈呈の対象団体「サンヨネ豊川店」の駐車場のすぐ隣にあります。
SHOES BOUTIQUE イシハラ
ツバメの営巣は、少なくとも5年以上前から始まりました。
巣は店舗の隅、お店の入り口からは外れたところにあり、お客様の出入りに支障はありません。毎年のことなので、ツバメの居る風景が当たり前となっており、お客様も歓迎してくれていました。ところが、昨年、ツバメが姿を見せることはなく、お店の方々は、とても残念に思っていたそうです。しかし、今年ツバメは、再び子育てをしに当店に帰ってきてくれました。「帰ってきてくれてありがとう」の気持ちを込めて、子育てを見守っています。
▲巣に詰まったツバメ

●ファミリーマート豊橋大清水店
ファミリーマート豊橋大清水店は、愛知県豊橋市にあるコンビニエンスストアです。
ファミリーマート豊橋大清水店
ツバメの巣がたくさんあると、利用客方から「ぜひ感謝状を贈呈してほしい」という声が寄せられたことがきっかけで、今回の贈呈対象となりました。
ツバメは十数年前から来ているそうで、初めは柱の上、次に防犯カメラの上とだんだんと数を増やして行き、今では毎年数か所で子育てが行われています。スズメが巣を乗っ取ろうとすることもありますが、そんな時は大勢のツバメが一丸となって雀を追い払うそうです。
▲抱卵するツバメ
フンなどを理由に、巣を撤去してしてしまう店もある中で、この店舗では、ツバメの飛来、子育て楽しみにしているお客様が多く、写真を撮ったり、ほほえましそうにヒナを見上げたりして、一緒に成長を見守ってくれています。
 
これらの見守りに対して、7月4日(金)に、
東三河ふるさと公園で感謝状の贈呈式が行われました。
当日は、日本野鳥の会愛知県支部の新實支部長から贈呈団体のみなさまへ、
感謝状が手渡されました。
贈呈式の様子は、テレビ局の方にも取材いただきました。
また、贈呈式に出席できない団体様へは、後日直接手渡しをしました。
▲贈呈式 記念撮影
右から、ファミリーマート豊橋大清水店様、
Family Salon LUCKY様、御油郵便局様、公益財団法人愛知県都市整備協会様、
新實支部長

▲テレビ局の取材を受けました

▲後日、贈呈を行いました!
SHOES BOUTIQUE イシハラ様

▲後日、贈呈を行いました!
サンヨネ豊川店様

ツバメを見守る輪_vol.99_JAみえきた 四季菜 尾平店

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「ツバメの見守りありがとう」三重県の

「JAみえきた 四季菜 尾平店」に感謝状贈呈

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日本野鳥の会三重からの推薦で、
JAみえきた 四季菜 尾平店」へ感謝状を贈呈しました。

JAみえきた 四季菜 尾平店は、三重県四日市市にある直売所です。

ここでは、店舗の入り口にツバメの巣があります。
巣の下には、フンが落ちないようにとひとつずつ団ボール箱が吊るされています。
「ツバメの子育て中」という注意書きとイラストも描かれており、ツバメに対する愛情が感じられます。
▲フン受けの段ボール

店舗の方々は、入り口付近の巣にはフン避けを設置して、お客様への配慮とイラストを入れて皆さんへ周知し、営巣の終わる7月まで見守りを続けているとのことでした。

こうした見守りに対して、6月26日(木)に、日本野鳥の会三重の近藤代表より、
JAみえきた 四季菜 尾平店の店長 小倉健仁さんへ感謝状が手渡されました。

ツバメを見守る輪_Vol.98_医療法人ピーアイエー ナカムラ病院

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「ツバメの見守りありがとう」広島県の

「医療法人ピーアイエー ナカムラ病院」に感謝状贈呈

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医療法人ピーアイエー ナカムラ病院」へ感謝状を贈呈しました。

医療法人ピーアイエー ナカムラ病院は、広島県広島市にある病院です。
周囲は山や畑に囲まれており、ツバメにはとても良い環境です。

医療法人ピーアイエー ナカムラ病院
▲病院からの景色
周囲には山や畑が広がる

ここでは、病棟の各所にツバメが巣を作っています。
あまり人が出入りしないような場所は、手が届きそうなところにまで巣があります。取材に伺ったときには、抱卵中のツバメもたくさんいました。

▲段ボールで保護されたツバメの巣

▲ツバメ注意の貼り紙

1か所では無人カメラを巣の前に仕掛け観察されており、その様子をインスタグラムに投稿して見守っているとのことでした。

病棟の中庭にはカラスなどの敵が来にくいのか、各階に巣がありツバメが飛び交っていました。

こうした見守りに対して、6月25日(水)に、日本野鳥の会広島県支部の茶村支部長より、
医療法人ピーアイエー ナカムラ病院の理事長 中村友美さんへ感謝状が手渡されました。

▲感謝状贈呈の記念撮影

2025/09/02

今月の鳥「アオゲラ」

日本野鳥の会が発行する、ワイルドバード・カレンダーに掲載されている野鳥について紹介します。

2025年9月の鳥は、「アオゲラ」です。


撮影:山中 忍/撮影地:埼玉県


私が住んでいる東京郊外の公園では、5月の繁殖シーズンになるとアオゲラの声が聞こえてきます。

「ピューッ、ピューッ、ピューッ」という鋭い鳴き声が公園の中でこだまするようになると初夏が来たなあと実感します。


アオゲラはヒヨドリぐらいの大きさのキツツキの仲間ですが、ご承知のように硬い木にくちばしで穴をあけて巣を作ります。

どのくらいの硬さの木に穴をあけているんだろうと、一度試しにアオゲラの古巣の入り口に爪を立ててみたことがあるのですが、

どんなに根気よく頑張ってもびくともしませんでした。この時点で、

「ああ、生き物として負けてるな」と思いました。

なんといっても「飛ぶこと」と「硬い木を削ること」、私が道具を使わずに生身の体でどんなに頑張ってもできないことが二つもあるんですから。


アオゲラはシジュウカラやフクロウのように自然にできた木のうろや隙間を使って巣をつくるのではなく、自分で木に穴を掘って巣作りの場所を創出します。

自分に必要な環境を作り出す能力があるのですね。

木に穴を彫るという特殊能力を使って、東京近郊のアオゲラは1970年代以降、山間地から平地の都市部に繁殖場所を広げてきました。

里山で炭焼きが行われなくなり、大径木の木が増えてきたことや公園に植栽した樹木が大きく成長してきたことで、

巣をつくることができる木や森が都市部に増えたことと関係があるのでしょうか。


徐々に平地の都市部へ分布を広げてきたアオゲラですが、現在関東の都市部や都市近郊の公園ではナラ枯れが広がり、大径木の木がどんどん枯れています。

ナラ枯れによって木が枯れることは、一時的には食料となる虫が増えるのでアオゲラの繁殖にとってプラスかもしれません。

しかし、将来的には大径木の木が少なくなるわけですから、アオゲラが巣作りできる木は減っていくのではないかといわれています。

そうなるともしかしたら一度分布を広げたアオゲラは、徐々にまた山間部を残して減少していくのでしょうか。


こうした長い時間軸の鳥の分布の変化は、関東近県で行われている探鳥会の記録を追いかけていくと見届けることができると思います。

長い時間の流れを俯瞰しながら「この先どうなっていくんだろう」ということを想像しながら楽しむバードウォッチングも面白いと思いませんか?


2025/08/28

ニコンモナーク探鳥会「ツバメのねぐら入り観察会」を開催しました

2025年8月2日(土)に神奈川県川崎市の多摩川河川敷にて「ニコンモナーク探鳥会 ツバメのねぐら入り観察会」を開催しました。


「ニコンモナーク探鳥会」は、おもに、バードウォッチング初心者の方を対象に、野鳥観察の楽しさを体験していただくイベントです。参加者の皆さんには、ニコンの双眼鏡「モナークM7」を貸し出し、双眼鏡をお持ちでない方も気軽に参加できるようにしています。

▲貸し出した双眼鏡「モナークM7」
暗い環境でも明るくくっきり見えます

巣立ったツバメや子育てを終えたツバメは、河川敷のヨシ原などに集まって集団で眠るようになります。
ツバメのねぐら入りでは、日没頃になると集まってくる数千羽のツバメたちが、ヨシ原や上空を乱舞する様子を観察します。


普段は日中に開催することが多い探鳥会ですが、ツバメのねぐら入り観察会は夕方からのスタート。当日は18時から、あたりが暗くなるまでの約1時間半のプログラムで、22名の方にご参加いただきました。


▲夕方の河川敷

観察会では、はじめにスタッフが双眼鏡の使い方とツバメのねぐら入りについて説明したあと、参加者の皆さんでツバメが来るのを待ちました。
日没が近づくと、ツバメが次々にやってきます。双眼鏡を使うと、ヨシ原の上を飛び交ったり、水面すれすれを飛んで水浴びする姿も観察できました。

▲観察のようす
対岸のヨシ原にツバメたちが集まります

あたりが暗くなってくるとツバメたちは次第にヨシへと止まりはじめます。観察場所からは距離があるため望遠鏡を使用し、たくさんのツバメがヨシにとまって休む姿をじっくりと観察することができました。

▲ヨシ原に集まるツバメ
暗くなると徐々にヨシにとまり始めます

参加者からは、
「これほどのツバメの大群を見られたのは貴重な体験でした」
「双眼鏡でねぐらの様子をしっかり観察できて、とても楽しかったです」
などの感想が寄せられ、充実した時間を過ごしていただけた様子でした。


これからも、さまざまなフィールドで探鳥会を開催し、より多くの方にバードウォッチングの楽しさをお伝えできればと考えています。


★このイベントは、株式会社ニコンイメージングジャパンのご協賛で開催いたしました。

ニコンモナーク探鳥会(境川遊水地)を開催しました

▲境川遊水地公園(今田遊水地)   2026年1月24日(土)に、 境川遊水地公園 (神奈川県横浜市)にて、 「ニコンモナーク探鳥会」を開催しました。 ------------ 「ニコンモナーク探鳥会」とは、主にバードウォッチング初心者の方を対象に、 野鳥観察の楽しさを体験してい...