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「ツバメの見守りありがとう」 兵庫県の
「西宮消防署北夙川分署」に感謝状贈呈
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日本野鳥の会ひょうごからの推薦で、
「西宮消防署北夙川分署」へ感謝状を贈呈しました。
西宮消防署北夙川分署の消防車両待機場所には毎年ツバメが営巣しています。
現在、駐在されている消防士さんが把握しているだけでも、7年ほど前からツバメが飛来しているそうです。通常、消防署の車両待機場は夜になるとシャッターが閉まるのですが、北夙川分署にはシャッターがないため、ツバメの出入りも自由で営巣しやすいのではないかということです。
▲車両待機場の天井にツバメの巣がある |
毎年フン受けを設置して見守ってくださっているのですが、ツバメ待機場内のいろいろなところに止まってフンをしてしまうため、日々整備をされている消防車や消防服が汚れてしまい困ることもあるそうです。それでも、毎年「またアイツらがやってきたかー」と苦笑いしながら見守ってくださっているそうです。
こうした見守りに対して、7月8日(火)に、日本野鳥の会ひょうごより、
西宮消防署北夙川分署 分署長/消防司令長 増田さんへ
感謝状が手渡されました。
贈呈を受けて、西宮消防署北夙川分署様より、以下のコメントを頂きました。
「この度は、ツバメの巣の保存活動に対して思いがけず感謝状を頂戴し、大変光栄に思っております。
昨年日本野鳥の会様から、ツバメの巣の保存についてお礼の言葉を頂いた後、庁舎のLED化工事に伴い、ツバメが飛び立った後に、電灯の傘に作られているツバメの巣を取ることになり、残念な思いでしたが、今春再びツバメが壁に巣を作り、戻ってきました。道を挟んで小学校もあり、道行く親子から「あ、ツバメが飛んでいる」と言う声を聞くと、地域に応じた自然にも配慮し、ツバメが戻って来ることができる場所を守ることは、地域の皆様との信頼関係にもつながる活動であると考えております。
今後も、地域の自然と調和しながら、安心安全なまちづくりに努めてまいります。
本日は誠にありがとうございました。」