2023/05/02

5月の鳥「ウグイス」

 

日本野鳥の会が発行するワイルドバード・カレンダーに掲載されている野鳥について紹介します。

5月の鳥は、ウグイスです。

 


撮影:市川 太将 / 撮影地:北海道

 

 5月になり、東京の郊外にある私の家の周りでは、ウグイスが本格的にさえずり始めました。ウグイスは、さえずりは大変有名ですが、その姿をはっきりと見たことがあるという人は意外に少ないかもしれません。それは藪の中に隠れていることが多く、めったに人前に姿を現さない鳥からです。

 ある年の46月の間に、どんな場所でウグイスがさえずっているのかを知るために、ウグイスがさえずっていた場所を散歩のついでに地図に落としてみたことがあります。その時の地図を少し加工して、航空写真に表したものが*図1になりますが、上空からの視点で眺めてみると、ウグイスは大体決まった場所で鳴いていたことがわかります。森の中でも特に日当たりのよい林縁の部分や大きな木が倒れた後に生えてきた藪の中でさえずっていました。

美しい声で私たちを楽しませてくれるウグイスですが、実はウグイスが暮らす藪は「見た目が汚い」「防犯上よろしくない」などの理由から、一般の公園利用者からは受けがよくありません。そしてそうした声を受けて、公園管理者により必要以上に藪が刈り込まれてしまい、そのためにウグイスがいなくなったという話もときどき耳にします。

「いつの間にかウグイスの声が聞こえなくなってしまった」ということにならないように、私たちバードウォッチャーは、日ごろから公園管理者とコミュニケーションをとっておき、必要に応じて「藪を刈り残してほしい」とウグイスに成り代わってメッセージを伝える

存在でありたいと思います。

バードウォッチングは、人にとって一見価値がないと思える環境も、生き物の目から見るとかけがえのない環境であるということに気づかせてくれます。皆さんの家の周りにウグイスのさえずりは聞こえていますか?どんな場所にいるのか、一度声を頼りに探してみてください。

*図1


2023/04/21

4/22「森のいきもの観察観察DAY」開催のお知らせ

 4/22「森のいきもの観察DAY」に参加予定のみなさまへ


当イベントは、予定通り開催いたします。

みなさまにお会いできますことを楽しみにしております。


※当イベントは事前申込制です。受付は終了いたしました。

参加いただける方には、事前にメールで詳細をお知らせしておりますので、ご確認ください。


公益財団法人日本野鳥の会 普及室

2023/04/18

野鳥の子育て応援キャンペーンがスタート!

春から夏にかけては、野鳥たちの子育ての季節です。
巣立ったばかりで、まだ上手に飛べないヒナが地面に降りているときがあります。
そんなヒナを見つけたとき、どうすればよいのでしょうか?

ヒナにとって巣立ち後の数週間は、親鳥から飛び方や食べ物の取り方を学ぶ大事な時期です。
1羽に見えても近くには親鳥がいますので、見つけたら手を出さず、そっとその場を離れてあげましょう。
それが野鳥たちへの「子育て応援」につながります。

日本野鳥の会では、20年以上にわたって、ヒナとの正しい接し方を伝えるためのキャンペーンを続けています。

▲今年はポスターのイラストをリニューアルしました
何のヒナか分かりますか?

★「野鳥の子育て応援(ヒナを拾わないで)キャンペーン」
ポスターをご希望の方はこちら↓(ダウンロードもできます)
https://www.wbsj.org/activity/spread-and-education/hina-can/

★パンフレット『野鳥のヒナと出会ったら?』を配布中!
地面にいるヒナを見つけたときの対応の仕方がわかるパンフレットを作りました。









ぜひご活用ください! くわしくはこちら↓
https://www.wbsj.org/activity/spread-and-education/hina-can/#pamphlet

2023/04/13

オンライン探鳥会inシギチフェス 2023「東よか干潟でバードウォッチング」

渡り鳥のシギやチドリでにぎわう「東よか干潟」からライブ配信します。

なかなか現地に行けないという方も、行った気分でバードウォッチングしましょう!

【日時】2023年5月6日(土)9時から1時間程度

【配信方法】Zoomウェビナーによるライブ配信(見逃し配信あり)

【参加費】無料

【申込方法】専用申込フォーム

https://pro.form-mailer.jp/fms/f8079cac282900 よりお申し込みください。

【締切】5/1(月)

 ※当日のライブ配信は500人までご覧いただけます。万一、ライブ配信の許容人数を越えた場合は、恐れ入りますが、見逃し配信をご覧いただきますようお願いいたします。

【視聴方法】5/2(火)に参加方法をメールでお送りします。メールが届かない場合は、お手数ですが、お知らせください。

★見逃し配信について

イベント開催後に、申込者限定で録画の配信をします。配信期間は、講座終了後から1週間程度を予定しています。視聴方法は、お申込者の方全員にメールでお知らせしますので、見逃し視聴のみ希望の方も、上記の申込フォームより、締切までにお申込みください。

【その他】

・ご視聴にはインターネットにつながるパソコン(推奨)とスピーカーかイヤホン、またはスマートフォンやタブレットが必要です。

・通信状況によって映像や音声が途切れたり乱れたりする場合があります。また、悪天候等のために内容を変更することがあります。あらかじめご了承ください。

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【本イベントに関するお問い合わせ先】

公益財団法人 日本野鳥の会 普及室 普及教育グループ

メール event@wbsj.org

2023/04/04

第4回 野鳥を守るを仕事にする オンライン職場訪問

「野鳥が好き。自然が好き。だから自然を守る仕事に就きたい。」
そんな思いを持っているみなさんに、普段なかなか知る機会がない、
日本野鳥の会のお仕事についてお話しを聞いていただく連続ライブセミナーの第4回目です。
 
民間の自然保護NGOの活動と組織を支えるために、スタッフは
日々何を考え、どんな仕事に取り組んでいるのでしょうか? 
毎回実際に日本野鳥の会で働く若手職員を招いて、
仕事の内容ややりがい、苦労話などを根掘り葉掘り聞いていきます。

今回は、東京港野鳥公園のレンジャーがお話しします。
皆様のご参加をお待ちしております。

◆公益財団法人 日本野鳥の会とは?

野鳥の保護と調査研究、自然環境の保護を目的として1934年に創立された
会員制の公益財団法人。バードウォッチングの会(探鳥会)を開いて自然の尊さを啓蒙し、サンクチュアリや野鳥保護区を制定している。約100人の有給スタッフを抱える。
https://www.wbsj.org/

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野鳥を守るを仕事にする オンライン職場訪問

<第4回> 「コロナ禍を乗り切れ! 東京港野鳥公園レンジャーの仕事」

4/21(金)19時~ ★要申込・参加無料


▼実施概要

【日時】2023年4月21日(金)19時~21時

【内容】

スピーカー:嶋村早樹さん

(公益財団法人 日本野鳥の会 施設運営支援室 東京港野鳥公園レンジャー)

モデレーター:曽我 千文さん(公益財団法人 日本野鳥の会 監事)


第4回目は、科学館から当会に転職しレンジャーとして活躍されている嶋村早樹さんに、
転職の経緯や現在のお仕事などについて聞きます。
嶋村さんは文系の大学を卒業し、姫路科学館で展示解説のお仕事をされていましたが、
次第に展示ではなく本物の自然の魅力を伝えるレンジャーという仕事に
あこがれるようになり、日本野鳥の会に転職されました。
当会では東京港野鳥公園のレンジャーの後、
販売出版グループでバードウォッチンググッズや雑貨の担当を経て、
コロナ禍になった2020年から再び東京港野鳥公園のレンジャーとして活躍されています。


【開催方法】オンライン会議システム「Zoom」を使用

【対象】自然保護に関する団体等への就職に興味・関心のある方。

    高校生や保護者の方なども歓迎。

【参加費】無料

【定員】90名(先着順)

【備考】

・イベントのなかには、小グループに分かれての質疑応答のセッションも含まれています。

 当会の仕事に関するご質問に、職員がお答えいたします。

・質疑応答の時間は、ビデオをオンにしての参加にご協力をお願いいたします。

・Zoom参加時の参加者名は「名(ファーストネーム)のカタカナ表記」をご入力ください。


【申込方法】以下のオンラインフォームからお申込みください。

https://pro.form-mailer.jp/fms/32f1fc68282532


先着順受付。前日までに、メールで参加に必要な情報をお送りします。

ご確認ください。


【主催】公益財団法人日本野鳥の会

【問合せ】

公益財団法人 日本野鳥の会 普及室 普及教育グループ

〒141-0031 東京都品川区西五反田3-9-23丸和ビル

メール event@wbsj.org  

2023/04/03

今月の鳥「アカエリヒレアシシギ」

 

日本野鳥の会が発行するワイルドバード・カレンダーに掲載されている野鳥について紹介します。

20234月の鳥は、アカエリヒレアシシギです。

撮影:中山 雅晴 / 撮影地:三重県


漢字では、「赤襟鰭足鷸」と書きます。

その名が示すとおり、夏になるとメスは首まわりがきれいな赤茶色になります。

足にはひれがあるため水上生活が得意で、水面を泳ぎ回ってプランクトンなどの食べ物を探します。

 

子育てをする北極圏と冬を過ごす赤道付近の国々を行き来する生活を送っており、日本では、春と秋の渡りの時期に海上を通過していく群れが見られます。

フェリーに乗っていると、海面にただよう海藻などにとまって休んでいる姿を見つけることができますが、あっという間に飛び立ってしまい、双眼鏡で追うことがなかなか難しい鳥です。

 

時には河口や海岸に近い池や水田で羽を休めていることもあるほか、意外な場所に出現し話題になることがあります。

昨年9月、野球のナイター試合が行われていた千葉市のスタジアムに鳥の群れが迷い込み、試合が一時中断したことがありました。鳥を追い出そうと選手が走り回る様子をニュースで見たという方もいらっしゃると思いますが、その正体がアカエリヒレアシシギだったのです。2021年には、東京パラリンピックが開催されていた国立競技場にも飛来しています。

 

気になって調べてみると、過去にアカエリヒレアシシギと思われる鳥が野球場や照明の多い施設に飛来した記録が10件ほど見つかりました。そのほとんどが8月下旬から9月中旬に集中しており、秋の渡りの時期と一致します。

沖合の天候が悪くなり、降りられる場所を探して沿岸に近づいた際に、照明で光る地面を水面と勘違いして引き寄せられてしまったのでしょうか。

 

今年の夏も、どこかの球場でアカエリヒレアシシギが飛び交う光景が見られるかもしれません。

以上、特に野球ファンではありませんがナイター観戦したいと思った、スタッフTAでした。


日本野鳥の会オリジナルカレンダー

https://www.wbsj.org/shopping/goods/original-calendar/


2023/03/30

3/11バリアフリー探鳥会を行いました!

普及室では、体の不自由な方にも、バードウォッチングを通して、

自然に触れていただきたいと考え、バリアフリー探鳥会を実施しています。

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311日(土)昭和記念公園デイケアルームフローラ(東京都日野市)に通う

重症心身障がいの子どもたち3名と、そのご家族でバリアフリー探鳥会を行いました。

 

コロナ禍では、オンラインによるバリアフリー探鳥会を試行していましたが、

現地で直接対面するバリアフリー探鳥会はこれが初めてとなるため、

スタッフもドキドキしながら臨みました。


当日は、当会スタッフ向けに実施したバリアフリー研修会の講師としてお世話になった

宮野谷さんと宮崎さんにもスタッフとしてご参加いただき、合計7名体制で行いました。

 

当日の天気は晴れ、日中は気温もあがり、お散歩するだけでも楽しいような陽気でした。

昭和記念公園は、道幅が広く階段を使わずに公園内を回ることができます。

また、公園の中心にある大きな池では、マガモ、カルガモ、ヒドリガモなどの

鳥を間近に観察することができます。

▲木々も春めいてきました🌸
   

ご家族やフローラのスタッフのみなさんにも双眼鏡を貸し出し、

一緒にバードウォッチングを体験していただきました。

前半は、カモなどの水鳥を観察し、鳥を見ることに慣れてきた後半は、

シジュウカラやエナガ、メジロなどの小鳥の姿に

大きな歓声が上がっていました。


子どもたちも、親御さんたちが楽しんでいることを感じ取っているようで、

終始和やかな雰囲気の探鳥会となりました。

▲池のカモを観察(真剣です・・・!)

今回、重症心身障がいの子どもたちにバードウォッチングを体験してもらうために、

普段とは違う機材を2つ用意しました。


1つ目は、三脚の脚が大きく開脚する望遠鏡です。

通常の三脚では、脚が邪魔になって車椅子に座ったまま望遠鏡をのぞくことができません。

そこで、足が大きく広がる三脚を使い、車椅子が三脚の下に入れるように工夫しました。

 

▲三脚の足を広げると、車椅子でも観察可能に!

▲望遠鏡で鳥が見えるかな?


2つ目は、タブレットです。カメラとタブレットを接続し、

大きな画面でリアルタイムの鳥を見ることができるようにしました。

タブレットを使用することで、望遠鏡をのぞくことが難しい子どもでも、

鳥の観察を行うことができました。

これらの経験は、健常者の方を対象とした探鳥会でも、

応用していけると思います。

▲これなら誰でも観察できます!


最後にその日見ることができた鳥の振り返りを行い、

参加者みなさんで集合写真を撮りました。

▲最後に記念撮影!

参加者の方からは、「とても楽しかった」と言っていただくことができ、

スタッフにとっても良い経験となりました。

今後も、より多くの方にバードウォッチングの機会を提供できるよう、

取り組んでいきたいと思います。

2023/03/11

3/12「水辺のいきもの観察DAY」開催のお知らせ

3/12「水辺のいきもの観察DAY」に参加予定のみなさまへ


当イベントは、予定通り開催いたします。

みなさまにお会いできますことを楽しみにしております。


※当イベントは事前申込制です。受付は終了いたしました。

参加いただける方には、事前にメールで詳細をお知らせしておりますので、ご確認ください。


公益財団法人日本野鳥の会 普及室

2023/03/08

2/9 バリアフリー探鳥会のための研修会を行いました

 29日(木)に、東京港野鳥公園でバリアフリー探鳥会のための研修会を行いました。

日本野鳥の会ではいくつかの支部で、
障がいを持つ方を対象とした探鳥会が開催されており、
普及室でも3月11日に昭和記念公園にてバリアフリー探鳥会を行う予定です。

今回の研修会の講師には、宮崎雅也さん(日野市社会福祉協議会)、
宮野谷義傑さん(日本野鳥の会大阪支部会員)をお招きしました。
宮野谷さんは、車椅子で生活されながら、
京都や大阪で車椅子の方を対象としたバードウォッチングや
自然体験を普及する活動を行っています。

当日は、宮崎さんから障がい者についてご講演いただき、
その後、実際に車椅子体験を行いながら車椅子の操作方法や、
介助の仕方などを学びました。
また、最後に「バリアフリー探鳥会を広めるには」というテーマで
フリートークを行いました。

■実際に車椅子体験をしてみて
車椅子では、段差が乗り越えられなかったり、急な坂道が危なかったりすることは
もちろんですが、実際に体験してみると、
もっと些細なことで足を取られてしまうことが分かりました。
施設入り口の足ふきマットで車輪が空回りしてしまったり、
入口のドアの幅がギリギリだったり・・・

東京港野鳥公園もエレベーターやスロープがあり、
バリアフリー化が進んでいるように見えていましたが、
課題もたくさんあることが分かりました。
例えば、展望デッキの壁の高さです。
エレベーターとスロープで登ったはいいものの、壁が高く肝心の景色が見えませんでした。
これも、実際に体験したからこそ気づかされたことの一つでした。


◀壁が高くて景色が見えない・・・◀壁が低ければ観察できる!

■車椅子に乗りながらバードウォッチング体験
野外でのバードウォッチングも車椅子に乗りながら体験しました。

 
◀野外でバードウォッチング体験

平坦な道は問題なくバードウォッチングをすることができましたが、
一人で行動することの難しさを実感しました。
舗装されていない砂利道や坂道で車椅子を操作することはとても難しく、
一人で行動することの難しさを実感しました。

◀砂利道では車輪の操作が効きにくい

■バリアフリー探鳥会を広めるには?
最後のフリートークでは、東京港野鳥公園のレンジャーから、
公園のバリアフリーマップを作成してみてはどうか?といった意見や、
普及室からも、私たちが障がいについて「知る」ことで
お互いの安心と信頼につながるのでは?といった意見が出ました。

そもそも障害のある方は、外出すらままならない生活を送っている方も多く、
「バードウォッチング」と聞いても、
すぐには「自分もやってみよう」ということにはならないこと、
根気強く事例を重ねながら呼びかけを続けていく必要があることに気づかされました。
また、障がいのある方だけでなく、その家族の方にも参加していただいて、
一生に楽しめる場を作ることが大切な視点だと思いました。

これからもより多くの人にバードウォッチングを楽しんでもらうために、
取り組んでいければと思います。


2023/03/04

3/5「はじめよう!バードウォッチング in 大阪城公園」にご参加の皆様へ

明日のイベントは予定通り開催いたします。

ご参加をお待ちしております。


※当イベントの参加申し込みは締め切っております。

当日のご案内は、当選された方にのみ、メールでお送りしておりますのでご確認ください。

よろしくお願いいたします。


日本野鳥の会 普及室

2023/03/01

今月の鳥「サシバ」

 

日本野鳥の会が発行するワイルドバード・カレンダーに掲載されている野鳥について紹介します。

2023年3月の鳥は、サシバです。


撮影:白木 信生 / 撮影地:大阪府


サシバは、ハシボソガラスとほぼ同じ大きさの中型の猛禽類です。

体は全体的にくすんだ茶色で目立ちませんが、「ピックイー」という特徴的な鳴き声をたよりに見つけることができます。

 

各地で桜が咲き始めるころ、子育てのためにフィリピンやインドネシアなど東南アジアから、日本の東北地方以南に渡ってきます。

国内では、谷津田(やつだ)や谷戸などと呼ばれる、雑木林に囲まれた低い谷間に水田や畑がある里山の環境を好んで生息します。

 

猛禽類と聞くと、ほかの鳥を襲って食べるイメージを持つ方が多いと思いますが、サシバの主食はカエルやヘビ、ネズミなどの小動物です。

そのため、狩りの方法はいたってシンプル。

電柱や杭の上にとまり、地面を凝視。動くものを見つけたら、さっと飛び降りて足で捕まえます。

 

ある時、電柱にとまっているサシバを見つけたので観察していると、何か発見したのか近くの水田に突っ込んでいきました。

稲に隠れて姿は見えないのですが、うまく獲物が捕まらないのか、ゴソゴソ追い回しているようす。

しばらくすると、全身びしょ濡れ、泥まみれになって出てきました。

結局狩りには失敗したようで、元いた電柱の上に戻り、翼を広げて乾かし始めました。

その姿が何とも恥ずかしそうで、精悍なタカの仲間のイメージとは異なる、意外な一面を垣間見た瞬間でした。

 

私たちの身近な場所に暮らすサシバですが、里山の開発や耕作放棄などで生息環境が悪化しており、絶滅危惧種に指定されています。

当会では、サシバとその生息地を守るため、さまざまな活動に取り組んでいます。

ぜひこちらもご覧ください。


●日本野鳥の会 サシバ保護の取り組み

https://www.wbsj.org/activity/conservation/endangered-species/sashiba-hogo/

 

以上、スタッフTAでした。


2026年ニコンモナーク探鳥会「ツバメのねぐら入り観察会」を開催しました

 2026年8月8日(土)に、ニコンモナーク探鳥会『ツバメのねぐら入り観察会』を開催しました。 このイベントは、これからバードウォッチングを始めようとする方を対象に、野鳥を見る楽しさを知っていただこうというものです。 参加者の方にはニコンの双眼鏡「 モナークM7 」をお貸ししてお...