2026/04/30

バリアフリー探鳥会(国営昭和記念公園)を開催しました

 

日本野鳥の会では、障害をお持ちの方にもバードウォッチングを通して自然に触れていただきたいと考え、「バリアフリー探鳥会」を実施しています。

 

2026412日(日)に国営昭和記念公園(東京都立川市)にて、JRPS(公益社団法人日本網膜色素変性症協会)の方々とバリアフリー探鳥会を行いました。

参加者は目の不自由な方々だったため、今回は鳥の声を楽しんでもらうことを中心に探鳥会を進行しました。参加者とスタッフを合わせて約40人で実施しました。

 

この日のお天気は快晴で絶好の探鳥日和でした。春は鳥たちのさえずりが聞こえはじめ、鳴き声を聞くにはうってつけの季節です。

シジュウカラやムクドリなど身近な野鳥が木々を飛び交い、公園内に鳴き声を響かせています。また、メジロが「チロチロチロ」と林の上あたりで鳴いていました。 


▲メジロやムクドリについて解説中

公園の中に、「ホーホケキョッ」という美しいさえずりが響き渡ると、その声を聞いて「ウグイスだ!」と、多くの参加者がすぐに反応していました。ウグイスのさえずりは有名なようです。

さらに、シジュウカラの「ツピー、ツピー、ツピー」や「ヂヂヂ」といった鳴き声も聞こえ、同じ鳥にも鳴き方に違いがあることを解説🪶


▲耳を澄まして、鳴き声に集中

最後に「鳴き声タッチペン 」で鳥の声を再生し、聴くことのできた鳴き声を復習です。

また、メジロとシジュウカラの形や大きさの違いを、バードカービングを使って感じとってもらいました。手に取ってもらうと、「尾羽の長さが違う」と2種の形態の差に気付いている方も😊


▲シジュウカラ ※イメージ


参加者の方からは、「とても楽しかった」「シジュウカラの鳴き声を覚えることができた」などの感想をいただきました。探鳥会を通して「楽しい」「野鳥についてもっと知りたい」という気持ちになってもらえればと考えています。

これからも日本野鳥の会では、どんな人でも楽しめるバードウォッチングの機会を提供できるよう、取り組みを続けていきます。

 

2026/04/24

4/25「森のいきもの観察DAY2026」の開催につきまして

 4/25「森のいきもの観察DAY」は、予定通り開催いたします。 

みなさまにお会いできますことを楽しみにしております。


森のいきもの観察DAY2026

https://www.wbsj.org/activity/event/2026-04-25-yokohama/


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★「日本野鳥の会のスタッフとめぐるバードウォッチング」の申込は終了しました。

参加いただける方には、事前にメールで詳細をお知らせしておりますので、ご確認ください。


★「いきもの観察スタンプラリー」は当日受付で、どなたでもご参加いただけます。

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公益財団法人日本野鳥の会 普及室

2026/04/23

【東京港・谷津干潟】初心者向けバードウォッチングのご案内

谷津干潟(千葉県習志野市)と、 東京港野鳥公園(東京都大田区)で、これからバードウォッチングを始めてみたい方向けの『初心者向けバードウォッチング』を開催します。

1回1時間と短い時間ですが、ゆっくり野鳥観察を楽しみたいと思います。

すべての回で双眼鏡を無料でお貸しします。双眼鏡をお持ちでない方も、お気軽にご参加ください。

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初心者向けバードウォッチングin谷津干潟

5/10(日) 1日4回  ★要・事前申込

▼実施概要

【日時】2026年5月10日(日)

(1) 9:30-10:30 (2)10:00-11:00(3)11:15-12:15 (4)11:45-12:45 

【場所】谷津干潟自然観察センター(千葉県習志野市)

【交通】

谷津干潟自然観察センター/交通アクセス

https://www.seibu-la.co.jp/yatsuhigata/access.html

【定員】各回15名

※定員を超えた場合抽選となりますので、お時間に余裕がある方は複数選択してください。

【参加費】原則無料

※入館料が別途かかります。各自でご負担ください。

※当会の事業継続のため、ご支援として「あとから参加費」へのご協力をお願いしております。 詳しいご案内は、イベント終了後にメールでお送りいたします。 1口500円から、クレジット決済のみの受付となります。

【申込方法】以下の申込フォームよりお申込み下さい。

https://pro.form-mailer.jp/fms/a25bea95349142

【申込締切】4月29日(水)

※5月1日(金)までに、お申込みいただいたメールアドレスに結果をお知らせします。


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初心者向けバードウォッチングin東京港野鳥公園

5/31(日) 1日12回  ★要・事前申込

▼実施概要

【日時】2026年5月31日(日)

(1)09:30-10:30 (2)10:00-11:00 (3)10:30-11:30 (4)11:00-12:00 (5)11:30-12:30★スワロフスキー貸出回 (6)12:00-13:00 (7)12:30-13:30 (8)13:00-14:00 (9)13:30-14:30 (10)14:00-15:00 (11)14:30-15:00 (12)14:45-15:45

(5)11:30-12:30の回にてスワロフスキー双眼鏡の貸出しを行います。

※ご用意できる台数や機種には限りがあるため、ご希望に添えない場合がございます。予めご了承ください。

※機種は当日お選びいただきます。

【場所】東京港野鳥公園(東京都大田区)

【交通】

東京港野鳥公園/アクセス・駐車場

https://www.tptc.co.jp/park/03_08/access#mainbody

【定員】各回8名 

※定員を超えた場合抽選となりますので、お時間に余裕がある方は複数選択してください。

【参加費】原則無料 

※入園料が別途かかります。各自でご負担ください。 

※当会の事業継続のため、ご支援として「あとから参加費」へのご協力をお願いしております。詳しいご案内は、イベント終了後にメールでお送りいたします。1口500円から、クレジット決済のみの受付となります。

【申込方法】以下の申込フォームよりお申込み下さい。

https://pro.form-mailer.jp/fms/854806af349144

【申込締切】5月18日(月)

※5月20日(水)までに、お申込みいただいたメールアドレスに結果をお知らせします。


**同日開催**

双眼鏡・望遠鏡体験会のご案内

5/10(日)10:00~15:00 谷津干潟(千葉県習志野市)
5/31(日)10:00~16:00 東京港野鳥公園(東京都大田区)

★申込不要

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当会がおすすめする双眼鏡や望遠鏡の見え味や使用感を実際に触って確認することができる体験会です。 

双眼鏡や望遠鏡の選び方が分からない方には、当会職員が選び方をご説明させていただきます。また、お持ちの双眼鏡や望遠鏡の無料レンズクリーニング、当会オリジナルグッズの販売も実施します。

事前申し込みや参加費は必要ありません。当日、お好きな時間に、直接お越しください。


<双眼鏡・望遠鏡体験会in 谷津干潟>

【日時】2026年5月10日(日) 10:00~15:00

【参加費】無料 ※入館料が別途かかります。各自でご負担ください。 

【場所】谷津干潟自然観察センター内 1階奥(千葉県習志野市)


<双眼鏡・望遠鏡体験会in 東京港野鳥公園>

【日時】2026年5月31日(日) 10:00~16:00

【参加費】無料 ※入園料が別途かかります。各自でご負担ください。 

【場所】東京港野鳥公園ネイチャーセンター2階(東京都大田区)

2026/04/01

今月の鳥「センダイムシクイ」

 日本野鳥の会が発行するワイルドバード・カレンダーに掲載されている野鳥について紹介します。

ワイルドバード・カレンダー、4月の鳥は「センダイムシクイ」です。

撮影:野口正裕/撮影地:山梨県


センダイムシクイは、全長12.5~13cm、スズメ(全長14~15cm)より小さい、ウグイス科の小型のムシクイです。

日本では夏鳥で、11月~3月は東南アジアで越冬し、4月中旬ごろから繁殖のため日本(九州以北)へ渡来します。5月~7月ごろ低山広葉樹林で繁殖し、8月中旬には秋の渡りがはじまり、10月までに越冬地である東南アジアへ移動してゆきます。

姿は全体的に地味な印象ですが、さえずりが特徴的で、「チヨチヨビィー」という耳にのこりやすい鳴き声は「鶴千代君~」や「焼酎一杯グイ~ッ」などの聞きなしでも知られ、さえずりで季節の移ろいを気づかせてくれる鳥です。


また、センダイムシクイを含め、ムシクイ類は、隠れ身が上手い鳥でもあります。

バードウォッチング4年目、まだまだ初心者の私は、ゴールデンウィークの頃に近所の公園を散歩中や低山のハイキング中に「チヨチヨビィー」というさえずりが聞こえる度「センダイムシクイだ!今度こそ見つけられるかな」と声のする方向を頑張って探すのですが、動きが素早く葉陰に姿を隠しがちなオリーブ色の小鳥を新緑の中で見つけるのは至難の業で、まだセンダイムシクイをしっかり双眼鏡で見ることができずにいます。

しかも双眼鏡でとらえられたとしても、センダイムシクイだと識別するためには、さらなる課題が。

日本で見られるムシクイ類はみな姿が似ており、種類の判別が難しい!

エゾムシクイ、メボソムシクイなど、みな大きさもあまり差がなく、色も同じようなオリーブ褐色系。

ではどこでセンダイムシクイと判断するのかというと、わかりやすい識別ポイントは、「頭の中央の白色の線(頭央線)」です。

他のムシクイにはこの線がないため、ムシクイ類のようだけれど何ムシクイだろう?と識別に迷ったときには、まず頭に白っぽい線を確認できたらセンダイムシクイの可能性が高いと考えて良いのだそうです。


今年もセンダイムシクイの「チヨチヨビィー」が聞けるよう、そして今年こそは双眼鏡でその姿を見られるよう、日々観察スキルをみがきつつ、彼らの春の渡りを心待ちにする日々です。

ST


今月の鳥「ノジコ」

 日本野鳥の会が発行する ワイルドバード・カレンダー に掲載されている野鳥について紹介します。 ワイルドバード・カレンダー、5月の鳥は「 ノジコ 」です。 撮影:今 兼四郎/撮影地:青森県 「ノジコ」とネットで検索すると、漫画「ONE PIECE(ワンピース)」の登場人物が一番上...