日本野鳥の会茨城県から、
ツバメの巣を見守る施設の紹介がありました。
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高萩市民体育館は、茨城県高萩市にある体育館です。
高萩市教育委員会 生涯学習課 スポーツ推進グループによって管理されている
この体育館では、コシアカツバメが毎年営巣しています。
▲高萩市民体育館 |
▲軒下に作られたコシアカツバメの巣 |
巣は、体育館外側のコンクリート構造物の中に作られており、
繁殖期間中に体育館内の空気の入れ替えをするため数か所の扉を開けておくと、
餌をもってコシアカツバメが室内に飛び込み出られなくなることがあります。
そのため、扉にすだれ吊るし、
コシアカツバメが入らないようにしているとの掲示も行い、
コシアカツバメの子育てを見守っています。
▲コシアカツバメが入らないよう すだれを設置 |
▲玄関には看板が |
この場所は人の出入りがあり、スズメやカラスが入りにくいため、
コシアカツバメの営巣地になっており、
巣は約10個、子育ては3つのペアが行っています。
フンの落ちる場所もありますが体育館利用者に理解していただき、
巣の撤去は行わないようにしているとのことでした。
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すだれや看板など、コシアカツバメのためにさまざまな工夫を
してくださっているのですね。
今後も利用者のみなさまと、ツバメたちを見守っていただければと思います!
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【感謝状の贈呈】
8月3日(木)ツバメの見守りに対して、日本野鳥の会より感謝状を贈呈しました。
当日は、日本野鳥の会茨城県 矢吹支部長より、
高萩市教育委員会生涯学習課 スポーツ振興グループ係長の吉岡さんと、
体育館管理人の鈴木さんへ感謝状が手渡されました。
▲感謝状贈呈のようす 写真上部にはコシアカツバメの巣が見える |