日本野鳥の会愛媛から、
ツバメの巣を見守る学校の紹介が2つ届きました。
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「久万高原町立美川中学校」は愛媛県上浮穴郡久万高原町にある中学校です。
愛鳥モデル校であり、2022年度に日本野鳥の会愛媛から
野鳥観察に講師を派遣した際に、校舎に多くのコシアカツバメの巣がありました。
校長先生ともお話しした際も、温かく見守っているとのお話でした。
▲久万高原町立美川中学校 |
▲軒下に並ぶコシアカツバメの巣 |
「愛媛県立上浮穴高等学校」は愛媛県上浮穴郡にある高等学校です。
▲愛媛県立上浮穴高等学校 |
きっかけは、久万高原町立面河山岳博物館の学芸員に、
校舎にツバメ・コシアカツバメ・イワツバメが繁殖していると教えてもらったことでした。
訪れてみると、子育ての時期は過ぎていたが、たくさんの巣がありました。
その後、博物館と協働で、町民に向けたツバメの観察会を実施しました。
担当していただく十川教諭によれば、昨年の実績としては、
ツバメ:1、コシアカツバメ:約30、イワツバメ:3
が営巣したのではないかとのこと。
▲巣から顔を出すコシアカツバメ |
▲町民に向けたツバメ観察会のようす |
愛媛県など西日本には、コシアカツバメというツバメの仲間が多く見られます。
今回ご紹介した2つの学校でも、コシアカツバメが多いようです。
上浮穴高等学校では、ツバメ、イワツバメ、コシアカツバメの3種が
巣を作っているとのことでした。これは、実はかなりめずらしいです!
みなさんも、お家の周りにいるツバメがどんなツバメなのか、
ぜひ観察してみてください!
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【感謝状の贈呈】
ツバメの見守りに対して、愛媛県立上浮穴高等学校
道の駅清流の里ひじかわ、大洲市役所肱川支所
ホンマルブロードキャスティング株式会社、久万高原町立美川中学校
の5団体へ、日本野鳥の会より感謝状を贈呈しました。
愛媛県立上浮穴高等学校、道の駅清流の里ひじかわ、
大洲市役所肱川支所の3団体に対して
日本野鳥の会愛媛 松田代表より、感謝状が手渡されました。
また、ホンマルブロードキャスティング株式会社、
久万高原町立美川中学校には郵送での贈呈となりました。
▲上浮穴高等学校での贈呈のようす |