2023/06/26

ツバメを見守る輪_Vol.48_久万高原町立美川中学校、愛媛県立上浮穴高等学校

日本野鳥の会愛媛から、

ツバメの巣を見守る学校の紹介が2つ届きました。

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久万高原町立美川中学校

「久万高原町立美川中学校」は愛媛県上浮穴郡久万高原町にある中学校です。

愛鳥モデル校であり、2022年度に日本野鳥の会愛媛から

野鳥観察に講師を派遣した際に、校舎に多くのコシアカツバメの巣がありました。

校長先生ともお話しした際も、温かく見守っているとのお話でした。

▲久万高原町立美川中学校

▲軒下に並ぶコシアカツバメの巣

愛媛県立上浮穴高等学校

「愛媛県立上浮穴高等学校」は愛媛県上浮穴郡にある高等学校です。

▲愛媛県立上浮穴高等学校

きっかけは、久万高原町立面河山岳博物館の学芸員に、

校舎にツバメ・コシアカツバメ・イワツバメが繁殖していると教えてもらったことでした。

訪れてみると、子育ての時期は過ぎていたが、たくさんの巣がありました。

その後、博物館と協働で、町民に向けたツバメの観察会を実施しました。

担当していただく十川教諭によれば、昨年の実績としては、

ツバメ:1、コシアカツバメ:約30、イワツバメ:3

が営巣したのではないかとのこと。


▲巣から顔を出すコシアカツバメ


▲町民に向けたツバメ観察会のようす

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愛媛県など西日本には、コシアカツバメというツバメの仲間が多く見られます。

今回ご紹介した2つの学校でも、コシアカツバメが多いようです。

上浮穴高等学校では、ツバメ、イワツバメ、コシアカツバメの3種が

巣を作っているとのことでした。これは、実はかなりめずらしいです!


みなさんも、お家の周りにいるツバメがどんなツバメなのか、

ぜひ観察してみてください!


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【感謝状の贈呈】

ツバメの見守りに対して、愛媛県立上浮穴高等学校

道の駅清流の里ひじかわ、大洲市役所肱川支所

ホンマルブロードキャスティング株式会社、久万高原町立美川中学校 

の5団体へ、日本野鳥の会より感謝状を贈呈しました。


愛媛県立上浮穴高等学校、道の駅清流の里ひじかわ、

大洲市役所肱川支所の3団体に対して

日本野鳥の会愛媛 松田代表より、感謝状が手渡されました。


また、ホンマルブロードキャスティング株式会社、

久万高原町立美川中学校には郵送での贈呈となりました。

▲上浮穴高等学校での贈呈のようす


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