2026/07/01

今月の鳥「ギンザンマシコ」

日本野鳥の会が発行するワイルドバード・カレンダーに掲載されている野鳥について紹介します。

2026年7月の鳥は「ギンザンマシコ」です。

撮影:松村 敦/撮影地:北海道

ギンザンマシコは、日本ではおもに北海道で見られる鳥です。

春から夏にかけては高山で子育てをし、秋冬には平地に降りてくるので、市街地で木の実を食べているようすをみられることもあるそうです。

赤が印象的な雄に対し、雌は落ち着いた色合いです。

 

私はこの鳥を一度しか見たことがありませんが、その時の風景は、今でも写真のように記憶に残っています。

それは、6月の北海道の高山帯でした。ハイマツが一面に広がるエリアで、ギンザンマシコの観察ポイントとしてよく知られた場所でもあります。

その日は雲一つない快晴でした。青空のもと、ハイマツの枝にとまる雄のギンザンマシコを双眼鏡でゆっくりと観察することができました。空の青、ハイマツの緑、そして鳥の赤――そのコントラストの美しさに、いつまでもこのシーンを見ていたいと思ったのを覚えています。

この場所を訪れることになったきっかけは、日本野鳥の会の北海道内の支部が集まる会議の後のエクスカーションでした。会議を終えたあと、地元の支部の方の案内でバードウォッチングに出かけたのです。

その土地で長く鳥を見続けてきた方々は、どの時期に、どこへ行けば、どんな鳥と出会えるのかを熟知しています。そうした積み重ねられた経験に導かれたからこそ、初めて訪れた私でも、あのような印象的な出会いを得ることができたのだと思います。

全国の支部では、それぞれの地域で探鳥会が開かれていて、探鳥会では、土地に詳しい方々が案内をしてくださいます。みなさんもぜひ、その土地で長年鳥を見続けてきた方と一緒に、野鳥を探す時間を過ごしてみませんか。きっと、心に残る「鳥のいる風景」と出会えるはずです。 

2026/06/05

ツバメを見守る輪_Vol.107_京都市左京合同福祉センター

 

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「ツバメの見守りありがとう」京都府の

「社会福祉法人 京都市社会福祉協議会 京都市左京合同福祉センター」に感謝状贈呈

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日本野鳥の会京都支部からの推薦で、
社会福祉法人 京都市社会福祉協議会 京都市左京合同福祉センター」へ
感謝状を贈呈しました。

京都市左京合同福祉センターは、老人福祉センター、デイサービスセンター、児童館、
図書館などが同居する3階建ての複合施設です。
近くに川(高野川)が流れているため巣材の土や餌の虫が豊富で、毎年コシアカツバメ
繁殖しています。
現在では、8個の巣があります。

 

京都市左京合同福祉センター

 

▲巣に帰ってきた親

 

建物管理者の方がツバメに対して理解があり、長期間繁殖を続けています。
利用者が糞によって迷惑とならないように対策、カラス対策等をして、「ツバメの子育て」を支援しています。

新聞紙を敷いた発泡スチロールの箱「ツバメのトイレ」を設置していただき、コシアカツバメの子育てを優しく見守っていただいているとのことでした。

 

▲糞の注意を促す張り紙

 

▲ツバメのトイレ


こうした見守りに対して、59()に、日本野鳥の会京都支部の船瀬支部長より、
京都市左京合同福祉センター 庁舎管理担当 板東佳子さんへ感謝状が手渡されました。

 

▲感謝状贈呈のようす

2026/06/02

「耳で楽しむバードウォッチング」(新宿区立戸山図書館)


日本野鳥の会では、バリアフリー探鳥会を開催するなど、障害をお持ちの方にもバードウォッチングを楽しんでいただくための取り組みを進めています。

202659日(土)に新宿区立戸山図書館(東京都新宿区)のイベント「耳で楽しむバードウォッチング」に講師として参加しました。このイベントは視覚障害者と晴眼者が混じって、聞こえる音に意識を向けてバードウォッチングをするイベントです。

合計で32名が参加され、うち視覚障害者が14名でした。

探鳥会の最初は、まず「お勉強」です!室内で5月頃(繁殖シーズン)のバードウォッチングの魅力についてレクチャーします。その後、代表的な鳥とその鳴き声を聞いてもらい、鳴き声クイズに答えてもらいました😁


オナガについて解説中


次は野外に出て、いよいよバードウォッチング👀図書館に隣接する公園へ、移動します。

この日は少し風が強く、公園内はざわめくような風の音に包まれていました。その中で、耳を澄ませているとだんだんと野鳥の声が聞こえてきます。

「ヒーヨヒーヨ」「ツピーツピーツピー」

ヒヨドリシジュウカラの声が聞こえてきました。他にもスズメムクドリなど身近な鳥たちが鳴き声を聞かせてくれました。


ヒヨドリ※イメージ


また、聞こえた音を記録していきます。どの方向からどんな音が聞こえたか集中して聞き取ってもらい、障害者の方はヘルパーさんやご家族の方が手伝って、記録用紙に書き込みました。 


▲聞こえた音を用紙に記録 


最後にどんな音が聞くことができたか復習です。2グループに分かれての観察だったのでそれぞれ聞こえた音に違いがありました。都市の公園でも多くの野鳥の声を聞くことができました!


▲どんな音が聞こえたか発表🎤


参加者の方からは「初めに野鳥について説明があったので答え合わせをするように楽しめた」「いつも鳴き声を聞いても何という鳥かわからなかったので、今回その声の持ち主を知ることができてよかった」などの感想をいただきました。

鳴き声について深く理解をしようとする機会は多くないと思います。今回のような探鳥会を機に参加者の方には野鳥たちの鳴き声の世界へ足を踏み入れてもらえたら嬉しいです。

これからも日本野鳥の会では、どんな人でも楽しめるバードウォッチングの機会を提供できるよう、取り組みを続けていきます。

今月の鳥「ベニマシコ」

日本野鳥の会が発行するワイルドバード・カレンダーに掲載されている野鳥について紹介します。

2026年6月の鳥は「ベニマシコ」です。

撮影:石橋 孝継/撮影地:北海道

本州では冬鳥の代表格として親しまれている野鳥です。

夏になると繁殖のため、主に北海道へ移動します。


カレンダー写真に写っているのは、オスの夏の姿です。

オスは繁殖期になると、宝石のルビーを思わせる美しい紅色に染まり、

「フィッ」「ピッポ」と澄んだ声で鳴きます。

まだその声を聞いたことのない方がいれば、ぜひ一度は耳にしていただきたい!

そう思わず願ってしまうほどの美しさです。

明るく軽やかな音調は、遠くにいてもはっきりと響き、心地よい余韻を残してくれます。


冬の姿は茶色が基調で、やや控えめな印象です。

体の大きさはスズメと同じくらいですが、クチバシが小さいため小顔に見え、

さらに尾羽が少し長いので、全体としてすらりとした印象を与えます。

注意して観察すれば、肉眼でも「あれはスズメではない」と気付くことができるでしょう。


双眼鏡や望遠鏡でじっくり観察すると、

いわゆる“おちょぼクチバシ”ながら、種子をしっかりと食べられるよう、ほどよい太さを備えていることが分かります。

その絶妙なバランスが、どこか微笑んでいるような表情に見え、

個人的にはそこがとても愛らしく、気に入っているところです。


私も一度は、夏の赤いベニマシコをこの目で見てみたいと思い、

北海道を訪れた際に探してみました。

しかしもともと警戒心が強く、夏は冬と違って葉の茂る低木林に生息しているため、

ひょっこりと見やすい場所に姿を現してくれることは少なく、

良く言えば奥ゆかしい野鳥だと感じました。

すぐ近くで美しい鳴き声が聞こえても、その姿を見つけられないのは、

少しもどかしくもありましたが、

目を閉じてその声に耳を澄ませる時間も、また格別の贅沢です。


ベニマシコを探すコツとしては、草原と林の境目のような場所で、

木の高いところよりも低木の中層あたりを探すのがよいそうです。

運がよければ、鳴きながら移動している最中に、

ひょっこり姿を見せてくれることもあるとのこと。


また、詳しい方にお話をうかがったところ、こんなアドバイスもいただきました。

「人の身長より少し低いくらいの、開けた草原や湿原だと比較的見つけやすいです。

草に隠れていることもありますが、草原ではときどき少し高いところに出てくるので、

その瞬間を見逃さないのがコツですね。」


自然の中でじっと待つ時間も含めて、

こうした出会いの偶然も野鳥観察の楽しさだと思います。


スタッフMK


2026/05/01

今月の鳥「ノジコ」

 日本野鳥の会が発行するワイルドバード・カレンダーに掲載されている野鳥について紹介します。

ワイルドバード・カレンダー、5月の鳥は「ノジコ」です。

撮影:今 兼四郎/撮影地:青森県


「ノジコ」とネットで検索すると、漫画「ONE PIECE(ワンピース)」の登場人物が一番上に出てきます。なんとなく響きも可愛らしい感じがする名前なので、作者の方もつけたのかなと想像してしまいます。

「ノジコ」は、「野路子」や「野地子」と書きます。「野の中の道にいる小さい鳥」というイメージが「ノジコ」とぴったりだな、と個人的には思っています。深い森ではなく、かといってだだっ広い草原でもなく、林縁が好き。そして、道端に降りて、エサをとり、水たまりで水浴びをする。そんな鳥が「ノジコ」です。

「ノジコ」は、ホオジロの仲間で、緑色や黄色の印象が強い印象です。メジロほどではありませんが、目の周りに白い羽が生えていて、とても可愛らしい顔です。


「ノジコ」との初めての出会いは、今から40数年前の高校時代、生物の合宿のときでした。蔵王山近くのスキー場を歩いていると、聞きなれない鳴き声が聞こえてきました。「これは今まで聞いたことのない鳥の声だぞ!」と顧問の先生や後輩たちに伝え、必死に探すと・・・。枝先で囀っている黄緑色の姿を確認。目のまわりには、白いアイリングがあり、可愛らしい顔。これが「ノジコ」との初めての出会いでした。ちなみにその後、蔵王山の「御釜」近くで、「イワヒバリ」にも初めて出会い、この時も感動の出会いでした。その時の話は、「イワヒバリ」の回にて。

その後、時は流れて、数年前・・・。ゴールデンウィーク明け、戸隠に行った友人から、「ノジコがたくさんいたよ」とメッセージが入りました。久しぶりに会いたくなり、翌週突撃。しかし、「ノジコ」の姿はなし。目当ての鳥に出会えないことはしばしばあり、「これもバードウォッチングの醍醐味」とか強がりを言っていますが、やっぱりがっかりはするし、残念な気持ちにはかわりありませんでした。

6月になると、毎年恒例で、富士山麓に夏鳥たちを探しに行くことにしています。クロツグミ、アカハラ、キビタキ、カッコウ、センダイムシクイ。一通り観察して、道端の水たまりで水浴びをしているイカルたちを双眼鏡で覗いていると、緑色の木の葉がフワッと水面に落ちてきた・・・と思ったら、なんと水浴びに降りてきた「ノジコ」でした。


5月のカレンダーは「ノジコ」です。カレンダーを見ると、その鳥との出会いを思い出し、そして、ついついスケジュール帳をめくってしまいます。さて、今年の夏は、どこに行こうかな・・・


2026/04/30

バリアフリー探鳥会(国営昭和記念公園)を開催しました

 

日本野鳥の会では、障害をお持ちの方にもバードウォッチングを通して自然に触れていただきたいと考え、「バリアフリー探鳥会」を実施しています。

 

2026412日(日)に国営昭和記念公園(東京都立川市)にて、JRPS(公益社団法人日本網膜色素変性症協会)の方々とバリアフリー探鳥会を行いました。

参加者は目の不自由な方々だったため、今回は鳥の声を楽しんでもらうことを中心に探鳥会を進行しました。参加者とスタッフを合わせて約40人で実施しました。

 

この日のお天気は快晴で絶好の探鳥日和でした。春は鳥たちのさえずりが聞こえはじめ、鳴き声を聞くにはうってつけの季節です。

シジュウカラやムクドリなど身近な野鳥が木々を飛び交い、公園内に鳴き声を響かせています。また、メジロが「チロチロチロ」と林の上あたりで鳴いていました。 


▲メジロやムクドリについて解説中

公園の中に、「ホーホケキョッ」という美しいさえずりが響き渡ると、その声を聞いて「ウグイスだ!」と、多くの参加者がすぐに反応していました。ウグイスのさえずりは有名なようです。

さらに、シジュウカラの「ツピー、ツピー、ツピー」や「ヂヂヂ」といった鳴き声も聞こえ、同じ鳥にも鳴き方に違いがあることを解説🪶


▲耳を澄まして、鳴き声に集中

最後に「鳴き声タッチペン 」で鳥の声を再生し、聴くことのできた鳴き声を復習です。

また、メジロとシジュウカラの形や大きさの違いを、バードカービングを使って感じとってもらいました。手に取ってもらうと、「尾羽の長さが違う」と2種の形態の差に気付いている方も😊


▲シジュウカラ ※イメージ


参加者の方からは、「とても楽しかった」「シジュウカラの鳴き声を覚えることができた」などの感想をいただきました。探鳥会を通して「楽しい」「野鳥についてもっと知りたい」という気持ちになってもらえればと考えています。

これからも日本野鳥の会では、どんな人でも楽しめるバードウォッチングの機会を提供できるよう、取り組みを続けていきます。

 

2026/04/24

4/25「森のいきもの観察DAY2026」の開催につきまして

 4/25「森のいきもの観察DAY」は、予定通り開催いたします。 

みなさまにお会いできますことを楽しみにしております。


森のいきもの観察DAY2026

https://www.wbsj.org/activity/event/2026-04-25-yokohama/


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★「日本野鳥の会のスタッフとめぐるバードウォッチング」の申込は終了しました。

参加いただける方には、事前にメールで詳細をお知らせしておりますので、ご確認ください。


★「いきもの観察スタンプラリー」は当日受付で、どなたでもご参加いただけます。

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公益財団法人日本野鳥の会 普及室

2026/04/23

【東京港・谷津干潟】初心者向けバードウォッチングのご案内

谷津干潟(千葉県習志野市)と、 東京港野鳥公園(東京都大田区)で、これからバードウォッチングを始めてみたい方向けの『初心者向けバードウォッチング』を開催します。

1回1時間と短い時間ですが、ゆっくり野鳥観察を楽しみたいと思います。

すべての回で双眼鏡を無料でお貸しします。双眼鏡をお持ちでない方も、お気軽にご参加ください。

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初心者向けバードウォッチングin谷津干潟

5/10(日) 1日4回  ★要・事前申込

▼実施概要

【日時】2026年5月10日(日)

(1) 9:30-10:30 (2)10:00-11:00(3)11:15-12:15 (4)11:45-12:45 

【場所】谷津干潟自然観察センター(千葉県習志野市)

【交通】

谷津干潟自然観察センター/交通アクセス

https://www.seibu-la.co.jp/yatsuhigata/access.html

【定員】各回15名

※定員を超えた場合抽選となりますので、お時間に余裕がある方は複数選択してください。

【参加費】原則無料

※入館料が別途かかります。各自でご負担ください。

※当会の事業継続のため、ご支援として「あとから参加費」へのご協力をお願いしております。 詳しいご案内は、イベント終了後にメールでお送りいたします。 1口500円から、クレジット決済のみの受付となります。

【申込方法】以下の申込フォームよりお申込み下さい。

https://pro.form-mailer.jp/fms/a25bea95349142

【申込締切】4月29日(水)

※5月1日(金)までに、お申込みいただいたメールアドレスに結果をお知らせします。


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初心者向けバードウォッチングin東京港野鳥公園

5/31(日) 1日12回  ★要・事前申込

▼実施概要

【日時】2026年5月31日(日)

(1)09:30-10:30 (2)10:00-11:00 (3)10:30-11:30 (4)11:00-12:00 (5)11:30-12:30★スワロフスキー貸出回 (6)12:00-13:00 (7)12:30-13:30 (8)13:00-14:00 (9)13:30-14:30 (10)14:00-15:00 (11)14:30-15:00 (12)14:45-15:45

(5)11:30-12:30の回にてスワロフスキー双眼鏡の貸出しを行います。

※ご用意できる台数や機種には限りがあるため、ご希望に添えない場合がございます。予めご了承ください。

※機種は当日お選びいただきます。

【場所】東京港野鳥公園(東京都大田区)

【交通】

東京港野鳥公園/アクセス・駐車場

https://www.tptc.co.jp/park/03_08/access#mainbody

【定員】各回8名 

※定員を超えた場合抽選となりますので、お時間に余裕がある方は複数選択してください。

【参加費】原則無料 

※入園料が別途かかります。各自でご負担ください。 

※当会の事業継続のため、ご支援として「あとから参加費」へのご協力をお願いしております。詳しいご案内は、イベント終了後にメールでお送りいたします。1口500円から、クレジット決済のみの受付となります。

【申込方法】以下の申込フォームよりお申込み下さい。

https://pro.form-mailer.jp/fms/854806af349144

【申込締切】5月18日(月)

※5月20日(水)までに、お申込みいただいたメールアドレスに結果をお知らせします。


**同日開催**

双眼鏡・望遠鏡体験会のご案内

5/10(日)10:00~15:00 谷津干潟(千葉県習志野市)
5/31(日)10:00~16:00 東京港野鳥公園(東京都大田区)

★申込不要

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当会がおすすめする双眼鏡や望遠鏡の見え味や使用感を実際に触って確認することができる体験会です。 

双眼鏡や望遠鏡の選び方が分からない方には、当会職員が選び方をご説明させていただきます。また、お持ちの双眼鏡や望遠鏡の無料レンズクリーニング、当会オリジナルグッズの販売も実施します。

事前申し込みや参加費は必要ありません。当日、お好きな時間に、直接お越しください。


<双眼鏡・望遠鏡体験会in 谷津干潟>

【日時】2026年5月10日(日) 10:00~15:00

【参加費】無料 ※入館料が別途かかります。各自でご負担ください。 

【場所】谷津干潟自然観察センター内 1階奥(千葉県習志野市)


<双眼鏡・望遠鏡体験会in 東京港野鳥公園>

【日時】2026年5月31日(日) 10:00~16:00

【参加費】無料 ※入園料が別途かかります。各自でご負担ください。 

【場所】東京港野鳥公園ネイチャーセンター2階(東京都大田区)

2026/04/01

今月の鳥「センダイムシクイ」

 日本野鳥の会が発行するワイルドバード・カレンダーに掲載されている野鳥について紹介します。

ワイルドバード・カレンダー、4月の鳥は「センダイムシクイ」です。

撮影:野口正裕/撮影地:山梨県


センダイムシクイは、全長12.5~13cm、スズメ(全長14~15cm)より小さい、ウグイス科の小型のムシクイです。

日本では夏鳥で、11月~3月は東南アジアで越冬し、4月中旬ごろから繁殖のため日本(九州以北)へ渡来します。5月~7月ごろ低山広葉樹林で繁殖し、8月中旬には秋の渡りがはじまり、10月までに越冬地である東南アジアへ移動してゆきます。

姿は全体的に地味な印象ですが、さえずりが特徴的で、「チヨチヨビィー」という耳にのこりやすい鳴き声は「鶴千代君~」や「焼酎一杯グイ~ッ」などの聞きなしでも知られ、さえずりで季節の移ろいを気づかせてくれる鳥です。


また、センダイムシクイを含め、ムシクイ類は、隠れ身が上手い鳥でもあります。

バードウォッチング4年目、まだまだ初心者の私は、ゴールデンウィークの頃に近所の公園を散歩中や低山のハイキング中に「チヨチヨビィー」というさえずりが聞こえる度「センダイムシクイだ!今度こそ見つけられるかな」と声のする方向を頑張って探すのですが、動きが素早く葉陰に姿を隠しがちなオリーブ色の小鳥を新緑の中で見つけるのは至難の業で、まだセンダイムシクイをしっかり双眼鏡で見ることができずにいます。

しかも双眼鏡でとらえられたとしても、センダイムシクイだと識別するためには、さらなる課題が。

日本で見られるムシクイ類はみな姿が似ており、種類の判別が難しい!

エゾムシクイ、メボソムシクイなど、みな大きさもあまり差がなく、色も同じようなオリーブ褐色系。

ではどこでセンダイムシクイと判断するのかというと、わかりやすい識別ポイントは、「頭の中央の白色の線(頭央線)」です。

他のムシクイにはこの線がないため、ムシクイ類のようだけれど何ムシクイだろう?と識別に迷ったときには、まず頭に白っぽい線を確認できたらセンダイムシクイの可能性が高いと考えて良いのだそうです。


今年もセンダイムシクイの「チヨチヨビィー」が聞けるよう、そして今年こそは双眼鏡でその姿を見られるよう、日々観察スキルをみがきつつ、彼らの春の渡りを心待ちにする日々です。

ST


2026/03/03

今月の鳥「ハシビロガモ」

 日本野鳥の会が発行する、ワイルドバード・カレンダーに掲載されている野鳥について紹介します。

2026年3月の鳥は「ハシビロガモ」です。


撮影:石塚和良/撮影地:埼玉県


ハシビロガモは、毎年冬になると池や川にやってくるカモです。

私にとっては、とても身近な存在で、冬になれば公園の池で当たり前のように姿を見かけますが

頻繁には鳴かず、場所によって数もまちまち。そのため、意外と馴染みのない方もいるかもしれません。


いちばんの特徴は、名前の由来にもなっている平べったく大きなくちばし。

根元からずんぐりとボリューム感があり、長い鼻がついているようにも見えます。

英名には「ショベラー(shoveler)」という単語が付いており、シャベルを使う、という意味です。


ハシビロガモをはじめ、水面でエサを探す鳥たちのクチバシには、よく、洗濯板のようなヒダがあります。

なかでもハシビロガモのヒダはやや長く、クジラのヒゲのような細かい櫛(くし)状になっています。


この櫛のような部分は「板歯(ばんし)」と呼ばれます。

私たちの歯のように白く硬いものではなく、クチバシや爪に近いタンパク質でできています。

その役割もクジラと少し似ていて、水中のエサを効率よく濾し取るフィルターとして働いています。

双眼鏡でよく見ていると、ときどき水草がぐちゃりと引っかかっているのも見えてしまい、つい気になってしまいます。笑

気になりたい方はぜひ、食後の姿もじっくり観察してみてください。


カモの仲間はメスの見分けが難しいこともありますが、

ハシビロガモは別。立派なクチバシのおかげで、安心してそれとわかります。


ただし、日中は眠っていることも多く、肝心のクチバシをすっぽり羽の中にしまい込んで見えないときは、

本当にハシビロガモかどうか少し不安になりますよね。


そんなときは、とにかくオスを優先的に探し、真っ白な胸の下にぺたりと入ったオレンジ色の羽“腹巻きマン”を確認しましょう。

鮮やかな配色は、ハシビロガモのもうひとつの特徴でもあり、よく目立ちます。


カモたちは、オスのそばにメスが寄り添っていることが多いので

ハシビロガモのメスかどうか迷ったら、近くにオレンジの“腹巻きマン”がいないか探してみてください。

そのそばにいるのが、きっとハシビロガモのメスです。


~おまけ~

日本野鳥の会事務所に併設しているバードショップの入り口には

期間限定でハシビロガモのアルコールディスペンサーが設置してあります。

※状況により、予告なく変更される場合がございます。あらかじめご了承ください。




スタッフMK

2026/02/28

初夏の三宅島バードウォッチングモデルプラン1泊3日―公共交通機関を使って、バードアイランドを満喫しよう!

 

世界でも有数の火山島で自然豊かな三宅島は「バードアイランド」と呼ばれ、

絶滅危惧種のアカコッコや伊豆諸島の固有種が数多く生息する野鳥の宝庫です。

一度は行ってみたいけれど、島での移動はどうしたらいいの?と不安がある方も多いのでは。

そんなみなさまに向けて、日本野鳥の会のレンジャーが公共交通機関を使って楽しめるモデルプランをご提案します!

 

■条件

・想定時期は5月(レンジャーおすすめの季節。ウチヤマセンニュウの飛来時期です)

・日程は13日(うち1日船移動)

・東京―三宅島間は東海汽船を利用する

・移動は村営バスを利用する(乗り放題券を利用する)

 

■モデルプラン

0日目

2230 竹芝桟橋出港。船で三宅島へ。

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1日目

0500 三宅島到着

ここから(1)(2)2つのコースをご提案します。 

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1)伊豆岬を最初に回るコース

・到着した港でバスに乗車。伊豆岬入口バス停へ向かう

0530 伊豆岬入口バス停下車(バス停から灯台まで約800m)

     A地点からB地点までがおすすめのバードウォッチングコース。

     ウチヤマセンニュウのさえずりを堪能する

▲画像をクリックしてご覧ください。

0734 伊豆岬入口バス停乗車(左回り)

0812 大路池バス停下車

      大路池でバードウォッチング

 アカコッコ館で情報収集をする

▲画像をクリックしてご覧ください。

1127 大路池バス停乗車(左回り)

1134 旧坪田小学校前下車

     お昼を調達(ハートショップまたはGIZMO)     

     ※ハートショップ(商店)は旧坪田小学校前おりて目の前

     ※GIZMOは沖原海岸(下地図A地点)の近く

     下の地図A地点にあずまや(テーブル、イスあり)があります。

     A地点からB地点まで歩きながらバードウォッチング。

     折り返して空港前バス停へ。

▲画像をクリックしてご覧ください。

1523 空港前バス停乗車(右回り)

1546 二島バス停下車

     メガネ岩~今崎海岸でバードウォッチング

▲画像をクリックしてご覧ください。

・宿へ移動

 1736 二島バス停発(右回り)

 1804 二島バス停発(左回り)

 

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2)大路池を最初に回るコース

・到着した港でバスに乗車。大路池バス停へ向かう

0530 大路池バス停下車

     大路池、アカコッコ館周辺でバードウォッチング

1023 大路池バス停乗車(右回り)

1033 錆ヶ浜港入口下車

     周辺でお昼を調達

※錆ヶ浜港周辺(阿古地区)は商店、飲食店が多いのでお好きな場所で。

三宅島観光協会HP

     お昼の後は、メガネ岩まで歩いてバードウォッチング、または

     近くの観光スポットを巡るのもおすすめです。

▲画像をクリックしてご覧ください。

15:46 二島バス停乗車(右回り)

1611 伊豆岬入口下車

     歩いて伊豆岬へ向かいながらバードウォッチング

・宿に戻る

1739 伊豆岬入口バス停発(左回り)または、

1801 伊豆岬入口バス停発(右回り)

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宿泊:夜は、宿周辺でアオバズクを探したり、満天の星空を堪能しましょう。

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2日目

・森林性の野鳥を見るなら大路池、坪田林道、高校裏など

 沖原海岸、伊豆岬、富賀浜など海沿いで、海鳥やシギチ、渡り鳥を狙うのもおすすめ

・帰りの船の着岸港は、日によって変更になります。毎日1100頃決定になるので確認してください。東海汽船(三宅島)04994-5-0221 三宅島観光協会のHP( 東海汽船運航案内)にも掲載されます。

3便目のバス(右回り、左回りとも)で港まで向かう

1335 三宅島出港

1940 竹芝桟橋到着

 

 三宅島の全体図

▲画像をクリックしてご覧ください。

お役立ち情報

【島へのアクセス】

東京竹芝桟橋(JR浜松町駅から徒歩で8分)より、東海汽船大型客船が毎日就航しています。くわしくは、三宅島観光協会HPをご覧ください。

 

【バスのチケット】

村営バス乗り放題券があります。バス車内で購入可能です。

2日券(大人:1000円、小人:500円)

3日券(大人:1500円、小人:750円)

 

【宿泊―日本野鳥の会協定旅館のご案内】

新鼻荘(坪田地区、最寄りバス停:大路池)

 アカコッコ館から徒歩5分程度にある民宿。早朝の大路池観察をしたい方にはおすすめ

 

スナッパー(神着地区、最寄りバス停:三ノ輪)

 ダイビングショップ併設の民宿。宿の主人はダイビング・ネイチャーガイドもしている

 

【観光情報】

宿や商店、飲食店の詳しい情報は三宅島観光協会HPまで

三宅島の観光情報が満載:三宅島観光協会


【島内の主要探鳥地情報】

三宅島自然ふれあいセンター・アカコッコ館では、日本野鳥の会レンジャーが三宅島の野鳥や自然の情報をご案内しています。ぜひお問い合わせください。

また、アカコッコ館HPでも探鳥地情報を確認できます。

主要探鳥地 | 三宅島自然ふれあいセンター・アカコッコ館

 

 

※バス時刻等この記事の情報は、20263月現在のものです。

 実際に旅行に行く前にお調べになることをおすすめします。

 

2026/02/20

2/21「水辺のいきもの観察DAY」にご参加みなさまへ

 

2/21「水辺のいきもの観察DAY」は、予定通り開催いたします。 

みなさまにお会いできますことを楽しみにしております。


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当イベントは事前申込制です。受付は終了いたしました。

参加いただける方には、事前にメールで詳細をお知らせしておりますので、ご確認ください。


公益財団法人日本野鳥の会 普及室

2026/02/10

2/11「はじめよう!バードウォッチングin大阪城公園」の開催について


2/11「はじめよう!バードウォッチングin大阪城公園」のご参加の皆様へ


当会イベントへのお申込みをありがとうございます。

2/11は雨の予報が出ていますため、イベントの開催の可否につきまして、以下の通りご連絡差し上げます。


--- <午前の回> ---

降水確率が高いため、中止とさせていただきます。

楽しみにしてくださっていた皆様には申し訳ありません。


【お願い】

参加者の皆様には、メールや電話で連絡させていただきました。

お手数ですが、連絡を確認されましたら、ご返信くださいますようお願いいたします。

携帯のショートメッセージでも結構です。


--- <午後の回> ---

開催予定です。ただし、天候により、コースの変更や時間の短縮など、予定を変更して実施する場合がございます。また、急な雨に備えて、雨具をお持ちください。


ご理解ご協力のほど、お願い申し上げます。

どうぞよろしくお願いいたします。


日本野鳥の会 普及室 普及教育グループ


ーーー---

当イベントは事前申込制です。受付は終了いたしました。

参加いただける方には、事前にメールで詳細をお知らせしておりますので、ご確認ください。

2026/02/03

今月の鳥「カワラヒワ」

日本野鳥の会が発行する、ワイルドバード・カレンダーに掲載されている野鳥について紹介します。

2026年2月の鳥は「カワラヒワ」です。


撮影:遠藤敏郎/撮影地:宮城県

 冬の時期、河川敷等を歩いていると、数十羽の群れになっている様子を観察することができます。スズメサイズの小さな鳥なので、肉眼で空を飛んでいる様子だけ見ても見分けることが難しいですが、キリリ、コロロと高い声で鳴きながら飛んでいくので、この特徴的な鳴き声が分かれば見分けることができます。また、順光の状態で見ると、写真のように黄色い部分がはっきり見えるので、その点でもカワラヒワと見分けることができます。

 ただ、注意も必要で、カワラヒワの群れの中にマヒワやアトリが数羽いることがあります。葉の落ちた木の上や電線に止まった時は、隅々まで双眼鏡や望遠鏡で確認することをお勧めします。思わぬ出会いがあるかもしれません。

 カワラヒワは、これから季節が進み、暖かくなってくると、「ビーン」という声に変わり繁殖シーズンに入ります。まだ寒い季節が続きますが、カワラヒワの声が変わるのを楽しみに春を待ちたいと思います。


少しマニアックな情報。
黄色く見えている部分は、初列風切羽と次列風切羽の基部(根本)と、尾羽の基部(根本)です。翼を広げた状態と畳んだ状態を見比べると、羽の模様がどのようなしくみでそのように見えるかが分かってきます。分かってきますと書きましたが、分かるような、分からないような…。

WILD S



まだあります…!
ワイルドバードカレンダー2026年版発売中!


2026/01/30

ニコンモナーク探鳥会(境川遊水地)を開催しました

▲境川遊水地公園(今田遊水地)
 
2026年1月24日(土)に、境川遊水地公園(神奈川県横浜市)にて、
「ニコンモナーク探鳥会」を開催しました。

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「ニコンモナーク探鳥会」とは、主にバードウォッチング初心者の方を対象に、
野鳥観察の楽しさを体験していただく探鳥会です。
参加者の皆さんには、ニコンの双眼鏡「モナークM7」を貸し出し、
双眼鏡をお持ちでない方にも気軽にご参加いただきました。
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境川遊水地公園は、俣野遊水地、下飯田遊水地、今田遊水地の3つのエリアに分かれており、今回は今田遊水地を中心に観察を行いました。
今田遊水地は、大きなビオトープがあり、水鳥やヨシ原に生息する野鳥を観察することができます。

▲良いお天気でした☀

当日は、午前10時からスタート。
お天気も良い観察日和の中、約30名の方が参加されました。
探鳥会のはじめに、スタッフから双眼鏡の基本的な使い方を説明しました。
今回は望遠鏡も5台用意し、遠くにいる鳥も観察できるよう準備しました。

ビオトープを見渡すと、まずイカルチドリを発見。
望遠鏡を使い、じっくりと姿を観察していただきました。

▲イカルチドリ  ※事前に撮影

ヨシ原のすき間には、コガモ、ヨシガモ、ハシビロガモなどのカモ類が休んでいました。
少し待っていると、ヨシ原から泳ぎ出してくれて、
ヨシガモのオスのきれいな色や模様、ハシビロガモの平たいくちばしなどを観察することができました。

ヨシ原に目を向けると、スズメによく似た鳥、オオジュリンがヨシにとまっていました。
ヨシの中をちょこちょこと動くため、少し観察が難しい鳥ですが、
参加者の皆さんも、双眼鏡でとらえて観察されていました。
また、クイナが一瞬姿を見せてくれましたが、すぐにヨシ原の奥へ戻ってしまい、
残念ながら、じっくり観察することはできませんでした。

そのほかにも、バンが姿を現したり、近くにジョウビタキがとまったりと、
次々に鳥が現れ、参加者の皆さんも楽しそうに観察されていました。

▲バン ※事前に撮影

最後に、その日に確認できた鳥を振り返る「鳥合わせ」を行いました。
鳥合わせの最中には、ノスリが飛ぶ場面もあり、
最後まで盛り上がりのある探鳥会となりました。

▲鳥合わせ

参加者の方からは、「初めて見る鳥もいてとても楽しかったです。」、「望遠鏡を複数台用意していただいたため、非常に細かいところまで気兼ねなく野鳥を観察することができました。」などのご意見をいただきました。

今後もイベントを通して、野鳥の魅力やバードウォッチングの楽しみ方をお伝えしていきたいと思います。

★このイベントは、株式会社ニコンイメージングジャパンのご協賛で開催いたしました。

2026/01/23

1/24ニコンモナーク探鳥会(境川遊水地公園)にご参加の皆さまへ

1/24ニコンモナーク探鳥会(境川遊水地公園)にご参加の皆さまへ


当イベントは、予定通り開催いたします。

野外を歩きますので、防寒対策をしてお越しください。


ご不明な点がございましたら、メールでご案内した問い合わせ先までご連絡ください。

どうぞよろしくお願いいたします。


日本野鳥の会 普及室


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当イベントは事前申込制です。受付は終了いたしました。

参加いただける方には、事前にメールで詳細をお知らせしておりますので、ご確認ください。

2026/01/05

今月の鳥「ヘラサギ」

撮影:内田 陽二 / 撮影地:長崎県


 私が初めてこの野鳥と出会ったのは、多摩動物公園のウォークイン・バードケージの中、、ではなく、その50メートルほど離れたケージの外周でした。ツル植物が張り巡らされた小さな柵の隙間から、買って間もない双眼鏡を使いやっと出会うことができたのです。詳細は後筆に。最後まで読んでくださると嬉しいです。

さて、まずカレンダーに写っているこの野鳥のご紹介から。名前は「ヘラサギ」。

1番の特徴は、何といってもその嘴(くちばし)。嘴(くちばし)の先がヘラのように広がっていることから名前が付けられました。

このヘラが活躍するのは採食時で、水面につけて、左右にフリフリ。嘴(くちばし)に触れた感覚を察知し、蛙や魚など捕獲します。傍目から見たら、嘴(くちばし)を洗っているように見えますが、実際は、頑張ってご飯を探しているのです。

よく日本で11月から4月に見られるのは絶滅危惧種の「クロツラヘラサギ」。見分け方は「クロツラヘラサギ」は目からおでこ、頬にかけての羽毛がなく、黒い皮膚が露出しています(黒い顔=クロツラが由来)。写真の「ヘラサギ」は顔の部分が白い羽毛で覆われています。

「クロツラヘラサギ」の集団の中に混じっている事が多いようなので、出会った際は顔の部分に着目してみてください。

さて、ここからは私とこの鳥との思い出をお話しします。実は私今年入職して早4ヶ月目、バードウォッチングも未経験。

初めて「今月の鳥」を書く事が決まってからは、先輩方にヘラサギについて聞き回り、1人福岡に行く計画を立てました。先輩から現地の詳しい方を紹介していただき、飛行機、宿の予約もバッチリ。これなら会える!いざ!…と思ったのですが、その2週間前に父が急遽他界するという人生で一番悲しい出来事がありました。流石の私も遠方に行く気持ちの余裕はなく、キャンセルを決めました。悲しみの中、母も元気がなく、何か母を元気づける気分転換はできないか、と考えてバードウォッチングを口実にクロツラヘラサギで有名な葛西臨海公園へくり出しました。私もここに行くのは久しぶりで、オオバン、カモ類、サギ類などを観察し、楽しみました。お目当てのヘラサギには、会うことは叶わずでしたが、母も初めてのバードウォッチングがとても楽しかったようで、元気になってくれました。何よりそれが嬉しかったです。

しかしながら、まだ目的を達成していない私は、最後の砦、多摩動物公園へ。ここなら間近で見れる!と高を括っていました。

入園後、「せっかく来たし、他の動物を先に見ておこう!」と動物園を楽しんだ後、いざ、ウォークイン・バードケージへ。しかし、暗雲が立ち込めます。入口の張り紙に「鳥インフルエンザ対策で展示中止」。肩を落としている私に、

同行してくれた知人がここなら見れるかも、と外側を回ったところ、柵の隙間が見えました。すかさず双眼鏡を手に取り、レンズを覗くとヘラの形の嘴(くちばし)をした鳥が見えました。こうして私はこの鳥と出会うことができたのです。第一印象は、羽繕いの姿。他の種に比べて嘴(くちばし)の面積が広いので、まるで孫の手で背中を掻いてるように見えたのが面白かったです。

今回の一件があり、ヘラサギは私にとってとても思い出深い野鳥となりました。

ご協力頂いた先輩方に感謝すると共に、野生のヘラサギに出会う事も夢見て。


スタッフMH


日本野鳥の会カレンダー販売中!まだ在庫あります。

https://www.birdshop.jp/fs/wildbird/c/cal1/


2025/12/23

冬の鶴居村のタンチョウウォッチングプラン2泊3日編 ―公共交通機関を使って、タンチョウに会いに行こう―

 冬の鶴居村のタンチョウウォッチングプラン2泊3日編
―公共交通機関を使って、タンチョウに会いに行こう―


タンチョウに会いたい、でも冬の北海道のハードルは高いな・・・と思っている方向けに、公共交通機関を使ってタンチョウに会えるプランを調べてみました。

===============================
(1) 羽田空港―釧路空港発着で、2泊3日のプランを立ててみました。1日目は?
(2) 宿泊は?
(3) 2日目は?
(4) 釧路の夜の食事は?
(5) 3日目さっぱりプラン
(6) 3日目がっつりプラン
================================

(1) 羽田空港―釧路空港発着で、2泊3日のプランを立ててみました。1日目は?


1日目は?
羽田空港―釧路空港は、全日空、日本航空ともに複数便あり、意外と便利な空港です。

11:30羽田空港発(ANA4771便)でプランを作ってみました。

13:05釧路空港着

釧路駅行きのシャトルバスは飛行機到着後10分~25分くらいで出発となります。

仮に13:30釧路空港発で移動するプランで進みます。

14:15JR釧路駅着

14:35JR釧路駅発(駅を背にして左手にバスターミナルがあります) 

15:41鶴居着(宿泊する場所で若干の違いがあります)

到着したら、のんびりと温泉につかり、おいしい食事をお楽しみください。


(2) 宿泊は?

日本野鳥の会の直営施設「鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ(以下鶴居サンク)」に近い、鶴居村の鶴居市街での宿泊がお勧めです。
なお、昼食以外は食事をとれる場所はほとんどありませんので、ホテルや旅館で、朝食と夕食の予約を忘れないようにしましょう。
あと、コンビニは1か所のみ。昼食やおやつはこちらで買い出しを!

セイコーマート鶴居店


HOTEL TITO(ホテルタイト)

写真家のオーナーが営むホテル。温泉もあります。別棟のフォトギャラリーは必見です。

グリーンパークつるい

釧路空港やJR釧路駅まで送迎プランもあり、温泉もあります。鶴居サンクまでは、2.2kmとちょっと距離があります。

つるいむら湿原温泉ホテル 

2022年にオープンした新しいホテル。熱を均一に保つことができる樽型のバレルサウナが好評です。


この他にもいくつかあります。鶴居村観光協会のホームページをご覧ください。

鶴居村の宿泊リスト | 鶴居村トラベルガイド


(3)2日目は?


朝食をとり、少しのんびり出発しましょう。
日本野鳥の会直営の施設「鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ(以下 鶴居サンクチュアリ)」を目指しましょう。
市内から、20分ほどの距離です。足元が滑るので、靴底に滑り止めをはめても良いでしょう。
とにかく慌てずにゆっくり歩きましょう。

※滑り止め

宿によっては、自動車で送ってくれる可能性もありますので、相談してみてください。
ちなみに、鶴居村にはタクシーは1台しかありません。もし、お願いするなら早めに予約をしておきましょう。

会社概要 - 有限会社 鶴居ハイヤー


鶴居サンクチュアリは、9時からオープンします。毎週火・水と毎月第1木曜日(祝日にあたる場合は開館)が閉館日です。閉館日でも建物は閉まっていますが、給餌場にタンチョウは集まっていますので、観察・撮影は可能です。

鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ

レンジャー(日本野鳥の会のスタッフ)がいますので、タンチョウのことをいろいろ質問してみてください。暖かいネイチャーセンター館内から、望遠鏡でタンチョウを観察でき、行動の意味などを知ることで、これまでと全く違うタンチョウの魅力を感じることができます。

★早朝の楽しみ「タンチョウのねぐら」

タンチョウたちは、川の浅瀬で眠ります。明るくなると、少しずつ動き出し、水飲みや羽繕いをしながら、餌場に飛んでいきます。このシーンが見られる場所が「音羽橋(おとわばし)」です。
鶴居の市街地からは、距離があるため、歩いての移動はできません。タクシーや宿で相談してみてください。素晴らしい景色であることは間違いありません。

2泊目は釧路に泊まり、釧路の夜を楽しみましょう。

14:40鶴居発 ※鶴居サンクチュアリからバス停まで20分ほどかかります。余裕を持って出発してください。

15:50釧路駅前着
宿にチェックインして、しばし休憩!
釧路は、ビジネスホテルや高めのホテルがたくさんあるので、いろいろ探してみてください。

(4) 釧路の夜の食事は?


・釧路の名物は、炉端焼き
目の前の囲炉裏で焼かれる釧路の魚介類を楽しみながらの一杯は、思い出に残る味と景色です。炉端焼きはたくさんあるので、ホテルで聞いてみてください。老舗から新しくオープンしたお店まで、いろいろ紹介してくれます。

焼肉ピットイン釧路
JR釧路駅から、タクシーで10分くらい。1300円程度です。
お肉の質、味付け、ともに素晴らしいです。中でも、個人的なお勧めは、上ミノとタンシチュー。秘伝の味噌ダレで味付けされたミノをぜひご賞味ください。焼肉店なのにタンシチューと思うかもしれませんが、これも格別です。

む~んらいと この豚丼 イオン釧路店
む~んらいと この豚丼 イオン釧路店 - 東釧路/豚丼 | 食べログ
JR釧路駅から、タクシーで10分くらい。1800円程度です。

このお店も、個人的なお勧めです。イオン釧路店に入っている豚丼のお店です。
厚みのある豚ロースを強火の炭火で焼いてくれます。タレに付け込んだ豚肉を網の上に載せると、タレと油が炭の上に落ちて、煙が上がります。この煙が香ばしい香りが肉に絡まり、香ばしい味わいになります。いろいろな豚丼店を回りましたが、私の一押しです。

(5)3日目さっぱりプラン


さっと見て、早めの便で帰るプランです。

8:45釧路駅前発(阿寒バス) ★駅前ターミナル20番線「鶴居線」
 ※乗車する際「温根内(おんねない)ビジターセンターで降りたい」と伝えてください

9:30温根内(おんねない)着 ※滞在時間は、1時間13分
・温根内ビジターセンター(休館日:火曜日、年末年始)
 バス下車後徒歩5分くらいで到着。ビジターセンター情報収集した後、
 湿原内の木道を歩きましょう。積雪時にはスノーシューの貸し出しもあります。
 コゲラやアカゲラ、ハシブトガラやシマエナガに会えるかもしれません。
 他にはゴジュウカラ、ミソサザイ、マヒワたちにも。

10:43温根内発

11:35釧路駅前着 ※滞在時間は、40分です。食事は、駅構内のパン屋さんや売店で軽く済ませましょう

12:15釧路駅前ターミナル発

13:00釧路空港着

チェックインしたら、お土産を購入。北海道のお土産は、しょっぱいもの、甘いものもどちらもおいしいものがたくさんあります。

13:45釧路空港発(ANA742便)

15:35羽田空港着


(6)3日目がっつりプラン


3日目もがっつりとまわり、遅い便で帰るプランです。

8:45釧路駅前発 ★駅前ターミナル20番線「鶴居線」

 ※乗車する際「温根内(おんねない)ビジターセンターで降りたい」と伝えてください

9:30温根内(おんねない)着 ※滞在時間は、1時間40分

・温根内ビジターセンター(休館日:火曜日、年末年始)
 バス下車後徒歩5分くらいで到着。ビジターセンター情報収集した後、
 湿原内の木道を歩きましょう。
 コゲラやアカゲラ、ハシブトガラやシマエナガに会えるかもしれません。
 他にはゴジュウカラ、ミソサザイ、マヒワたちにも。

11:10温根内発

11:21鶴見台着 ※滞在時間は、48分
鶴見台で、タンチョウたちを観察。タンチョウたちの姿をしっかりと目に焼き付けてください。

12:09鶴見台発

13:10釧路駅前着 ※滞在時間は、2時間30分


少し遅めの昼食は?

釧路和商市場 ※日曜日が休みなので、要注意です。

ごはん(酢飯もあります)を買って、自分の好きな釧路の海鮮をいろいろ乗せてもらう「勝手丼」が有名です。ちなみに私はボタンエビとホタテ貝、ホッキ貝が大好物です!

釧之助(せんのすけ)

JR釧路駅から、タクシーで10分くらい。1800円程度です。
釧路の海産物を食べられるお店が入っています。魚介類のお土産がたくさん売っていますので、悩みながら選ぶ楽しみがあります。
※土日祝日は大変混み合います。お時間に余裕を持って行ってみてください。

15:40釧路駅前発
16:25釧路空港着
チェックインしたら、お土産を購入。北海道のお土産は、しょっぱいもの、甘いものもどちらもおいしいものがたくさんあります。
ちなみに私は、厚岸(釧路と根室の途中の町)の蒸留所で作られたウイスキーが飲めるお店がお勧めです。

18:25釧路空港発
20:15羽田空港着


※2025年12月の情報です。
 ご旅行に行く場合は、必ずご自身で調べてからご出発ください。

冬の根室のバードウォッチングプラン2泊3日編 ―公共交通機関を使って、根室の冬を楽しもう―

冬の根室のバードウォッチングプラン2泊3日編
―公共交通機関を使って、根室の冬を楽しもう―


冬の北海道、特に道東へ行くのはハードルが高いという声をよく聞きます。
レンタカーが便利ですが、「雪道、アイスバーンの道を走るのは不安」という方もたくさんいます。
一方、オオワシ、オジロワシ、海ガモ類、大型カモメ類等、冬の根室は魅力がいっぱいです。
今回は、公共交通機関を使って、根室でバードウォッチングができるのか、調べてみました。

=========================================
(1)羽田空港―根室中標津空港発着、2泊3日でプランを立ててみました。1日目
(2)宿泊は?
(3)根室で何を食べれば良いか?!
(4)2日目、落石クルーズにチャレンジor納沙布岬で・・・
(5)納沙布岬を目指す
(6)2日目をがっつりと楽しみたい方、そして「平日」の場合・・・
(7)3日目(中標津空港―羽田空港の直行便で帰る方向け)
(8)3日目(千歳空港乗継便で帰る方向け)
(9)リンク集(野鳥ガイドやモデルプラン、時刻表など)
=========================================

(1)羽田空港―根室中標津空港発着、2泊3日でプランを立ててみました。


1日目 12:35発 羽田空港発(ANA377便)に乗りましょう。
羽田―中標津の直行便は、残念ながら1本しかありません。札幌での乗継便はありますが、今回はこの便で進めることにします。

14:15中標津空港に到着します。
14:45根室行きのバスで出発料金は1,920円です。
16:46駅前ターミナル(根室駅)に到着。
さすがに日本本土の最東端、時間がかかります。1日目は、根室のおいしいものを食べて、ゆっくりと休みましょう。

(2)宿泊は?


民宿、旅館、ホテルと、ピンからキリまでそれなりの数があります。
とにかく安く済ませたい、食事は外食で、宿でのんびり過ごしたい等、自分のペースで探すことができます。

ビジネスホテル感覚で泊まれるホテルです。1階にレストランもありますし、近くには回転寿司「根室花まる」もあります。

お勧めできるホテルです。和室もあります。

素泊まり5,000円の民宿です。野鳥ガイドもお願いできます。

この他にもたくさんあります。根室市観光協会のホームページを見てください。

(3)根室で何を食べれば良いか?!


イメージとしては魚介類ですね。あとは鹿肉のジビエ料理。エスカロップも試してみてください。

根室の食材を気軽に楽しめる回転寿司です。個人的には、生ホッキや生ホタテがお勧めです。

道東で増えすぎて困っているエゾシカ。鹿肉料理を食べるならここです。

根室の名物「エスカロップ」。ぜひ一度食べてみてください。

この他にもいろいろあります。こちらも観光協会のホームページを見てください。

(4)2日目、落石クルーズにチャレンジor納沙布岬で・・・


風や波の状況で、出航が左右される「落石ネイチャークルーズ」。ただし、出航してしまえば、ケイマフリやウミバト、コオリガモやシノリガモ、ラッコやゼニガタアザラシなどと出会うことができて、夢のような2時間を楽しむことができます。野鳥ガイドはべてらん揃いで、間違いありません。料金は12,000円と高い印象ですが、乗って損はありません。
ただ、これに加えて、根室駅から落石漁港までのタクシー料金がかかります。それでもせっかくなので、チャレンジしても良いと思います。


(5)納沙布岬を目指す


船に弱い方や天候が悪くて出航できなければ、日本本土最東端の納沙布岬を目指しましょう。
8:20駅前ターミナル(根室駅前)発―納沙布岬行き
車窓から周辺を注意しておきましょう。オジロワシやオオワシが飛んでいることがあります。

9:04納沙布岬着
まずは、納沙布岬灯台の裏(駐車場側からは見えません)にある「ハイド(観察小屋)」に入りましょう。
風を凌げて、ゆっくりと観察ができます。ここで重要なのは、防寒対策と望遠鏡。冬の北海道は、とにかく寒いので、防寒対策が絶対必要です。カイロをたくさん持っていきましょう。そして、望遠鏡があるとベストです。ウミバトやケイマフリ、シノリガモやコオリガモを観察できます。寒さに負けないで、長時間粘ることが重要です。
望郷の家・北方館に入れば、寒さをしのげます。北方領土に関する展示もぜひ見てください。ちなみに、この建物の前の岩場には、ヒメウやウミウがたくさんとまっています。その周辺の海では、シノリガモやオオセグロカモメ、ワシカモメ、ゴマフアザラシ、ラッコなどが観察できます。
昼食は、お土産屋さんや食堂で、食事ができます。ハナサキガニが入ったお味噌汁「てっぽう汁」を食べて、温まりましょう。
納沙布岬の飲食店は冬季休業していたり、不定休だったりするので、事前に電話で確認を!

12:40納沙布岬発

13:24駅前ターミナル(根室駅前)着
この後の数時間ですが、「明治公園」か「根室港」に行ってみましょう。
駅に寄らずにそのまま明治公園に行く場合は、「曙町」で途中下車して徒歩約6分。
根室港に行く場合は、「有磯営業所前」で途中下車して徒歩約10分。


公園を歩きながら、カラ類やシマエナガを探しましょう。「ハイド(観察小屋)」もあってのんびりとバードウォッチング楽しめます。

・根室港
根室駅から約2km。徒歩だと25分、車なら5分程度。カモメ類やコオリガモやビロードキンクロ等カモ類等が観察できます。運がよければ、オジロワシやオオワシが現れることもあります。

※根室交通のお得な1日フリー乗車券もあります。
利用可能路線:花咲線・納沙布線・厚床線・公住循環線・西浜線 
※中標津空港線は利用できません

(6)2日目をがっつりと楽しみたい方、かつ「平日」の場合・・・


6:40駅前ターミナル(根室駅)発
7:24納沙布岬着
2時間半の滞在時間。北方領土資料館や望郷の家・北方館は、9時からオープンなので、それまでの1時間30分は、ハイド以外に避難できる場所がありませんので注意が必要です。

北方領土資料館(11月~4月は水曜日休館)

望郷の家・北方館(11月~4月は月曜日休館)
 望郷の岬公園トイレは24時間開いています。

9:55納沙布岬発
10:39駅前ターミナル(根室駅)着
根室駅についたら一休み。早めの食事をとりましょう。

12:17駅前ターミナル(根室駅)発―厚床行き
12:36東梅着
東梅のバス停から歩いて2分で「春国岱ネイチャーセンター」に到着。
日本野鳥の会のレンジャーから、周辺部の野鳥情報を教えてもらいましょう。
ネイチャーセンター周辺の林の中を歩きながら、小鳥類を観察するもよし、春国岱を歩きながらオオワシやオジロワシ探すもよし、冬の根室を満喫できます。春国岱海岸草原でハギマシコの群れに出会えるかも。

15:17東梅発
15:34駅前ターミナル(根室駅)着

(7)3日目(中標津空港―羽田空港の直行便で帰る方向け)


★中標津空港―羽田空港の直行便で帰る方向けと千歳空港乗り継ぎで羽田空港に帰る方向けの2パターンを用意しました。

6:40駅前ターミナル(根室駅)発
6:55東梅着
時間があるので、春国岱をじっくりと歩いてみるのもよいでしょう。自然が創った原生の草原と森林、そこに暮らす野鳥たちとの出会いは格別です。運が良ければクマゲラに会えるかもしれません。
※レンジャーよりアドバイス!
「9時にはネイチャーセンターが開館します(休館日に注意)。開館するまで屋外にトイレがないので注意。東梅自然学習林をゆっくりまわって(1周1.4kmのコースですが野鳥観察しながらなら2時間くらいかかります)、ネイチャーセンターが開館したら館内で少し休憩し、情報収集して春国岱に行くのもあり。東梅自然学習林ではエゾリスも見られる可能性があります。」

・春国岱ネイチャーセンターの休館日
毎週水曜日(水曜日が祝日の場合は、その翌々日)、祝日の翌日、年末年始(12月29日~1月3日)

11:00東梅発
11:05道の駅スワン44ねむろ着
道の駅のレストランで、風蓮湖と春国岱、そして氷上のワシたちを眺めながら、昼食をとりましょう。
※毎週月曜日休館(月曜が祝日の場合は、翌日休館)
※レンジャーよりアドバイス
 道の駅が休みの場合は、中標津空港で昼食が取れます!

12:05道の駅スワン44ねむろ発
13:44中標津空港着
北海道のお菓子は、どのメーカーもおいしいです。

14:55中標津空港発(ANA378便)
16:50羽田空港着

(8)3日目(千歳空港乗継便で帰る方向け)


7:25 駅前ターミナル(根室駅)発 ※平日限定 
7:39 花咲港中央着
カモメ類、ウミアイサ、シノリガモなど海ガモ類、アカエリカイツブリなどが観察できます。クロガモやコオリガモが岸壁近くまで寄ってきていることもあります。運が良ければ、ウミガラスやケイマフリが湾内に入っていることもあります。

9:26 花咲港中央発
9:41 駅前ターミナル(根室駅)着
ターミナルそばの喫茶店ニューモンブラン(10時オープン)や根室市観光インフォメーションセンター(土産物屋あり)などで時間調整。

※根室駅周辺で、食料の買い出しを忘れずに!
春国岱ネイチャーセンター周辺には、レストラン等がありません。

10:45駅前ターミナル(根室駅)発
11:00東梅着
時間があるので、春国岱をじっくりと歩いてみるのもよいでしょう。自然が創った原生の草原と森林、そこに暮らす野鳥たちとの出会いは格別です。運が良ければクマゲラに会えるかもしれません。

15:15東梅発
16:59中標津空港着
北海道のお菓子は、どのメーカーもおいしいです。

17:40中標津空港発(ANA4886便)―札幌行き
18:40札幌新千歳空港着
19:30札幌新千歳空港発

21:10羽田空港着

(9)リンク集(野鳥ガイドやモデルプラン、時刻表など)


・「ガイド同行ならビギナーだって絶対に楽しめる! 野鳥の聖地 根室で一泊二日のバードウォッチング」
(知床ねむろ観光連盟ホームページ)
見られる野鳥や場所の紹介、お土産や食事、野鳥ガイドの紹介もあります。きれいな野鳥の写真もあるので、見るだけでも楽しめます。

・バス時刻表「中標津空港⇔根室駅」途中、春国岱ネイチャーセンター(バス停・東梅)有り)

・バス時刻表「根室駅⇔厚床駅(途中、春国岱ネイチャーセンター(バス停・東梅)有り)

・バス時刻表「根室駅⇔納沙布岬」

・根室市観光協会ホームページ
 ⇒観光協会にお問い合わせいただければ、
  観光パンフレット、野鳥の楽園(根室・ひがし北海道バードウォッチングガイド)、
  ねむろの野鳥ミニ図鑑ほか、バス時刻表などお送りします。

★何かわからないことがあれば、「根室市観光インフォメーションセンター」へ
TEL:0153-24-3104 9:00―17:00
元日本野鳥の会のレンジャーがいます! 「遠慮なくご連絡ください」と力強い協力の言葉をいただきました。

落石ネイチャークルーズまでの移動が、タクシーでは難しい場合は、以下をご検討ください。

観光協会の方からのアドバイスです。
本土最東端パノラマクルーズ(歯舞クルーズ)であれば、根室交通バス納沙布線で行くことはできます。
 ⇒ガイドはいませんが、ある程度探したり識別できる人はコチラもありかと
 (7,000円 2時間 9:30、12:00出港)バス停から歩いて受付事務所まで約350m

★午前の部
8:20根室駅前バスターミナル発
8:52歯舞(はぼまい)信金前着
9:30~11:30 歯舞クルーズ
12:51歯舞信金前発
13:24根室駅前バスターミナル着

★午後の部
11:05根室駅前バスターミナル発
11:37歯舞(はぼまい)信金前着
12:00~14:00 歯舞クルーズ
15:21歯舞信金前発
15:54根室駅前バスターミナル着


※2025年12月の情報です。
 ご旅行に行く場合は、必ずご自身で調べてからご出発ください。

2025/12/10

ニコンモナーク探鳥会(東京港野鳥公園)を開催しました

 2025年11月23日(日)に東京港野鳥公園(東京都大田区)にて、「ニコンモナーク探鳥会」を開催しました。


 「ニコンモナーク探鳥会」は、主にバードウォッチング初心者の方を対象に、野鳥観察の楽しさを体験していただくイベントです。参加者の皆さんには、ニコンの双眼鏡「モナークM7」を貸し出し、双眼鏡をお持ちではない方も気軽に参加できます。

▲ニコンモナークM7
見え味は明るく、コンパクト。
初心者におすすめの双眼鏡です。

 東京港野鳥公園は、雑木林や淡水池、汽水池、干潟など多様な環境があり、一年を通してさまざまな野鳥を観察することができます。今回は、雑木林がある自然生態園と、海に面している前浜干潟を中心に、30名の参加者が3つのグループに分かれて観察を行いました。

▲広場であいさつをしてスタート

 観察前に、スタッフが双眼鏡の基本的な使い方を説明し、参加者の皆さんと一緒に練習をしました。練習のあと、自然生態園を歩きながら野鳥を探しました。ここでは、藪の中で鳴くウグイスやアオジの地鳴きを聞くことができました。参加者からは、「ウグイスって冬でもいるんですね」と驚きの声が上がりました。木の上では、ヒヨドリがにぎやかに鳴いており、鳴き声をたよりに姿を探し、双眼鏡で観察しました。

▲双眼鏡や望遠鏡を使って観察しました

 次に訪れた前浜干潟では、観察窓から水辺の野鳥たちを観察しました。観察窓から外をのぞくと、岩の上にイソシギがいました。尾羽を小さく振りながらちょこちょこ動く姿に、参加者から「かわいい!」という声が上がりました。観察窓のおかげで鳥を驚かせることなく、近くでじっくり観察することができ、双眼鏡でも鳥の表情や仕草まで見ることができました。

▲イソシギを見ることができました!

 沖合には、オオバンやカンムリカイツブリが浮かんでいました。少し距離があったため、ここでは望遠鏡を使って観察しました。双眼鏡と望遠鏡を使い分けた観察で、観察シーンに応じた道具の適した使い方を実感していただきました。

 探鳥会終了後は、室内でその日見られた野鳥の振り返りを行いました。参加者の方からは、「鳥の探し方などたくさん教えていただき、貴重な時間となりました。」「双眼鏡で鳥をとらえた瞬間の感動はやみつきになりそうです。」などの感想をいただきました。

▲その日見られた鳥をふりかえる「鳥合わせ」をして
観察会は終了しました。

 これからも「ニコンモナーク探鳥会」を通じて、多くの方にバードウォッチングの楽しさや魅力をお届けしていきたいと思います。

★このイベントは、株式会社ニコンイメージングジャパンのご協賛で開催いたしました。

今月の鳥「ギンザンマシコ」

日本野鳥の会が発行する ワイルドバード・カレンダー に掲載されている野鳥について紹介します。 2026年7月の鳥は「 ギンザンマシコ 」です。 撮影: 松村 敦 /撮影地:北海道 ギンザンマシコは、日本ではおもに北海道で見られる鳥です。 春から夏にかけては高山で子育てをし、秋...