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ツバメを見守る小学校
「大多喜町立西小学校」(千葉県)に感謝状を贈呈しました。
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ツバメを見守る小学校の情報が寄せられました。
大多喜町立西小学校は、千葉県夷隅郡大多喜町にある小学校です。
▲大多喜町立西小学校 |
西小学校では毎年3月下旬頃に、ツバメがやってきて、ベランダの天井に巣を作ります。
ベランダのツバメは教室からよく見ることができ、
子どもたちは、優しく見守っています。
▲ベランダの天井にあるツバメの巣 |
▲西小学校のツバメ |
理科の授業でツバメの観察をするときもあり、
学校全体で、ツバメの子育てを応援しています。
子どもたちと小学校に関わる全ての人が、
「ヒナがすくすく育ってほしい。」と願っているそうです。
★感謝状を贈呈しました!
7月3日(水)に日本野鳥の会千葉の橋本了次さんより
大多喜町立西小学校の飯島伸之校長に感謝状が手渡されました。
贈呈には、日本野鳥の会千葉県の幹事で、西小学校の理華専任講師でもある
永野美智代さんも同席されました。
▲感謝状贈呈のようす |
西小学校では70年前からツバメの営巣があったとの記録があり、
長年ツバメとの付き合いができているそうです。
今年は11の営巣があり、教室の窓越しに営巣状況を観察できる素晴らしい
環境があり、ツバメの初認日や巣立ち日等を記録されているとのこと。
巣から落ちたヒナを静かに見守ったり、可能であれば教員が巣に戻す作業も行っています。
落ちた巣を使い、ツバメの巣の産所の状態を見たり、
卵の殻を観察したりして、子どもたちの学習にも役立てているそうです。
学校全体でツバメをやさしく保護している西小学校、
今後もツバメの見守りを続けていただければ嬉しいです。