日本野鳥の会釧路支部から、
ツバメの巣を見守る施設の紹介がありました。
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「塘路(とうろ)郵便局」は、北海道川上郡標茶町にある郵便局です。
▲塘路郵便局 |
北海道釧路地方で営巣するツバメは多くはありませんが、
塘路郵便局では20年ほど前からツバメが営巣しているそうです。
毎年4月末~5月上旬に郵便局舎の裏口で、1~2個の巣で子育てが行なわれているとのこと。
▲ツバメが毎年営巣する郵便局の裏口 |
郵便局舎の建替えによって壁の塗装が新しくなり、
ツバメの巣が落ちやすくなってしまったそうですが、
局員の皆さんがアイデアを出し合い、
木材を壁に貼付けて巣が落ちないようにしています。
▲木材を貼付けてツバメの営巣を手助け |
ツバメたちは毎年、局員の方々や地域の皆さんに
温かく見守られて巣立っていきます。
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新しい塗装で滑りやすくなり、
ツバメが巣をかけにくくなった壁に一工夫することで、
ツバメがまた営巣できるようにしているんですね。
毎春ツバメの帰りを心待ちにしている局員や
地域の皆さんの優しさを感じることができました。
道東地方の数少ないツバメの営巣場所が、
温かく見守られていることを嬉しく感じます。
スタッフSA(新人研修)
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【感謝状の贈呈】
6月28日(水)ツバメの見守りに対して、日本野鳥の会より感謝状を贈呈しました。
当日は、日本野鳥の会釧路支部 黒沢支部長より
塘路郵便局の高橋局長へ感謝状とツバメのための巣箱「スワローボックス」が
手渡されました。
▲贈呈のようす 右:釧路支部黒沢支部長 左:塘路郵便局高橋局長 |