2023/05/22

ツバメを見守る輪_Vol.43_釣りエサ市場

日本野鳥の会三重より、

ツバメの巣を見守る会社の紹介がありました。


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株式会社 釣りエサ市場」は三重県度会郡にある

釣りエサ・釣り道具などを販売する専門店です。

代表取締役の渡邊さんは、三重県内水面漁業協同組合連合会副会長理事/

大内山川漁業協同組合代表理事組合長を兼任されており、

カワウのことでお話を伺った際、店舗にあるツバメの巣を見せていただきました。

▲釣りエサ市場


ツバメは、2010年創業当時より毎年、店先で巣作りしているそうです。

店の入口付近の天井や作業家屋には、

ツバメの巣が約30個あり、毎年ツバメの飛来を楽しみにされています。


▲梁にならぶツバメの巣

渡邊さんは、

「ツバメは遠い南の国から苦労して飛んでくる。

大切にしなければいけない。今年はなぜかツバメが少ない」と

ツバメの飛来状況を気にしつつ、

「今後もツバメを見守っていきたい」と熱く語ってくださいました。

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ツバメは、フィリピンなどの東南アジアから

子育てを行うために、何千キロも離れた日本へ渡ってきます。

こうした背景を知ると、

頑張っているツバメの子育てをますます応援したくなりますね!

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【感謝状の贈呈】

6月19日(月)ツバメの見守りに対して、日本野鳥の会より感謝状を贈呈しました。


当日は、日本野鳥の会三重 吉﨑監事より、

株式会社 釣りエサ市場  代表取締役の渡邊さんへ感謝状が手渡されました。

▲感謝状贈呈のようす
左:三重 
吉﨑監事 右:渡邊さん

感謝状を受けて渡邊さんよりコメント

「ごく普通にやってきたことが今回認められて光栄です。

これからもいろいろなことを考えて、やっていかないといけないと思います。」

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