2025/12/13

12/14初心者向けバードウォッチングin谷津干潟にご参加の皆さまへ

 12/14初心者向けバードウォッチングin谷津干潟にご参加の皆さまへ


当イベントは、予定通り開催いたします。
野外を歩きますので、防寒対策をしてお越しください。

現在、午前中が雨の予報となっております。
雨が強い場合は、
観察時間の短縮や、室内での観察にプログラムを変更する場合がございます。
あらかじめご了承ください。

ご不明な点がございましたら、メールでご案内した問い合わせ先までご連絡ください。
どうぞよろしくお願いいたします。

日本野鳥の会 普及室

ーーー
当イベントは事前申込制です。受付は終了いたしました。
参加いただける方には、事前にメールで詳細をお知らせしておりますので、ご確認ください。

2025/12/10

ニコンモナーク探鳥会(東京港野鳥公園)を開催しました

 2025年11月23日(日)に東京港野鳥公園(東京都大田区)にて、「ニコンモナーク探鳥会」を開催しました。


 「ニコンモナーク探鳥会」は、主にバードウォッチング初心者の方を対象に、野鳥観察の楽しさを体験していただくイベントです。参加者の皆さんには、ニコンの双眼鏡「モナークM7」を貸し出し、双眼鏡をお持ちではない方も気軽に参加できます。

▲ニコンモナークM7
見え味は明るく、コンパクト。
初心者におすすめの双眼鏡です。

 東京港野鳥公園は、雑木林や淡水池、汽水池、干潟など多様な環境があり、一年を通してさまざまな野鳥を観察することができます。今回は、雑木林がある自然生態園と、海に面している前浜干潟を中心に、30名の参加者が3つのグループに分かれて観察を行いました。

▲広場であいさつをしてスタート

 観察前に、スタッフが双眼鏡の基本的な使い方を説明し、参加者の皆さんと一緒に練習をしました。練習のあと、自然生態園を歩きながら野鳥を探しました。ここでは、藪の中で鳴くウグイスやアオジの地鳴きを聞くことができました。参加者からは、「ウグイスって冬でもいるんですね」と驚きの声が上がりました。木の上では、ヒヨドリがにぎやかに鳴いており、鳴き声をたよりに姿を探し、双眼鏡で観察しました。

▲双眼鏡や望遠鏡を使って観察しました

 次に訪れた前浜干潟では、観察窓から水辺の野鳥たちを観察しました。観察窓から外をのぞくと、岩の上にイソシギがいました。尾羽を小さく振りながらちょこちょこ動く姿に、参加者から「かわいい!」という声が上がりました。観察窓のおかげで鳥を驚かせることなく、近くでじっくり観察することができ、双眼鏡でも鳥の表情や仕草まで見ることができました。

▲イソシギを見ることができました!

 沖合には、オオバンやカンムリカイツブリが浮かんでいました。少し距離があったため、ここでは望遠鏡を使って観察しました。双眼鏡と望遠鏡を使い分けた観察で、観察シーンに応じた道具の適した使い方を実感していただきました。

 探鳥会終了後は、室内でその日見られた野鳥の振り返りを行いました。参加者の方からは、「鳥の探し方などたくさん教えていただき、貴重な時間となりました。」「双眼鏡で鳥をとらえた瞬間の感動はやみつきになりそうです。」などの感想をいただきました。

▲その日見られた鳥をふりかえる「鳥合わせ」をして
観察会は終了しました。

 これからも「ニコンモナーク探鳥会」を通じて、多くの方にバードウォッチングの楽しさや魅力をお届けしていきたいと思います。

★このイベントは、株式会社ニコンイメージングジャパンのご協賛で開催いたしました。

2025/12/02

今月の鳥「ハイイロチュウヒ」

 

日本野鳥の会が発行する、ワイルドバード・カレンダーに掲載されている野鳥について紹介します。

202512月の鳥は「ハイイロチュウヒ」です。

 

撮影:西 次郎/撮影地:徳島県

 

日本では、越冬のために飛来するタカの仲間です。

大きさはハシボソカラスくらいで、草原の地平線あたりで飛んでいるのでよく目立ちます。

私が特に好いているポイントは、顔の見た目、かたちです。

頬にかけてフクロウのようなハート♡模様があり、前方に立体感が無いため、ちょっと小顔に感じます。その平たい顔のおかげで、聴こえる音を集める効果があると言われています。

私の顔も負けじと平たい方なのですが、あまり効果を感じたことはありません…。

 

オスの姿が灰色(ハイイロ)であることが、ハイイロチュウヒの由来だと思いますが

この写真のように、メスは、普通のチュウヒに似て、茶色っぽい見た目をしています。

チュウヒと同じ環境・ヨシ原等で暮らし、V字のポーズで風の上を滑るように飛ぶのが得意な点も同じです。

その見分け方としては腰(尾羽の付け根あたり)の羽が白色です。飛んでいるときなどに確認できます。ほかにも、翼の裏の斑がチュウヒよりもしっかり濃いめであります。

 

そんなこんなで、ハッキリと見分けるのは一筋縄ではいかない鳥の世界ですが、

葉が枯れて見通しが良くなった冬は、空を飛ぶ猛禽類も見やすく、

結構じっくり観察できます。

なので、もし、これからバードウォッチング始めたい人がいれば、私は冬をおすすめします。

 

観察しやすいカモたちや、静止している植物をついばむ小鳥も冬ならではの景色です。

さらに、鳴く虫が少ないので、静かな世界でひときわ目立つ、鳥の声は心地よいです。

しかも冬は空気が乾燥して、気温が低いため、遠くの音が伝わりやすくなるそうです。

ぜひ、暖かい布団の悪魔に勝って、早起きしてみてください。

 

スタッフMKでした。

 

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2025/11/22

11/23ニコンモナーク探鳥会にご参加のみなさまへ

11/23ニコンモナーク探鳥会(東京港野鳥公園)にご参加の皆さまへ


当イベントは、予定通り開催いたします。
野外を歩きますので、防寒対策をしてお越しください。

また、イベント直前やイベント中でも、雨の予報が出た場合は、
観察時間の短縮や、室内での観察にプログラムを変更する場合がございます。
あらかじめご了承ください。

ご不明な点がございましたら、メールでご案内した問い合わせ先までご連絡ください。
どうぞよろしくお願いいたします。

日本野鳥の会 普及室

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当イベントは事前申込制です。受付は終了いたしました。
参加いただける方には、事前にメールで詳細をお知らせしておりますので、ご確認ください。

2025/11/04

今月の鳥「マガン・シジュウカラガン」

日本野鳥の会が発行する、ワイルドバード・カレンダーに掲載されている野鳥について紹介します。

2025年11月の鳥は「マガン・シジュウカラガン」です。


撮影:内藤健晴/撮影地:宮城県

 写真に2種類のガンが写っています。体が茶色っぽく、嘴が橙色をした鳥がマガン、体が黒っぽく、頬が白い鳥がシジュウカラガンです。

 マガンやシジュウカラガンは、シベリアやアラスカで繁殖を終え、秋になると日本に渡ってきて冬を過ごします。日本では、毎日規則正しく過ごすが特徴的です。夜、湖沼で集団ねぐらをとり、日の出頃に一斉に周辺の田んぼに飛び立ち餌を食べたり休んだりします。そして日の入り頃、再び湖沼に集まってきます。

中でも、日の出の頃、10万羽近くのガンたちが一斉に飛び立つ時と、夕方ねぐらに集まってくるシーンは何度見ても感動します。特に日の出の頃一斉に飛び立つ時は、万単位のガンが一斉にはばたくため、「ドン!」と羽音が周囲に響きわたり、その1~2秒後に「カハハン・カハハン」と一斉に鳴きながら飛んでいきます。湖沼の周辺で観察していると、運がいい時には、自分の頭上を無数のガンが飛んでいくことがあります。空一面にガンの群れが広がり、言葉では言い表せない程感動します。

昔から、日本三大祭り、三名園、三奇矯など、日本三大〇〇は、その分野の代表的なものとして使われています。もし、バードウォッチングにも日本三大〇〇があれば、間違いなくこのシーンが選ばれると思います。

 野鳥に興味のない人でも、このシーンをみたらきっと感動するはずです。ぜひお知り合いを誘って観察しに行ってみてはいかがでしょうか?

 なお、近年、鳥インフルエンザが猛威を振るっています。有名な湖沼では、感染拡大を防ぐため、石灰が巻かれており、車のタイヤはもちろん、ご自身の靴底も消毒することができるような設備も用意されています。湖沼に近づく前と後、必ず消毒するようにしてください。また、対策がとられていない場所がある場合もありますので、ご自身でアルコールを用意して、タイヤや靴底、三脚の先等、現地で地面に接地する箇所を消毒することも有効です。この他の注意事項は、当会WEBサイトに掲載しており、環境省が発表する鳥インフルエンザ発生エリアの情報リンクもあります。現地へ行かれる前は、ぜひ一度ご確認ください。


●バードウォッチングに出かける際の鳥インフルエンザへの配慮のお願い

https://www.wbsj.org/activity/conservation/infection/influenza/infl20241227/


WILD S


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2025/10/02

今月の鳥「ハマシギ」

 日本野鳥の会が発行する、ワイルドバード・カレンダーに掲載されている野鳥について紹介します。


2025年10月の鳥は、「ハマシギ」です。

撮影:森本 義光/撮影地:佐賀県


ハマシギは、日本の干潟や海岸に飛来するシギの仲間です。

季節によって羽が生え変わり、色が変わります。夏羽は背中が赤褐色で、お腹の中央に大きな黒斑があります。一方、冬羽では頭から背中にかけて淡い灰色で、お腹は白くなります。

今回のカレンダー写真のハマシギは冬羽の姿です。

ハマシギは旅鳥で、アラスカ北部など北半球の高緯度帯で繁殖を行い、秋になると南下します。日本へは渡りの中継地や越冬地として飛来します。シギの仲間の中では比較的よく見られる鳥ですが、身近な住宅街などで出会える鳥ではないため、見たいと思ったら干潟や海岸へ出かける必要があります。

国内でも有数のシギやチドリの中継地・越冬地として知られているのが、佐賀県の東よか干潟です。ここでは、ハマシギをはじめ、トウネン、ダイゼン、チュウシャクシギ、ダイシャクシギなど、大きさも種も異なるさまざまなシギチが飛来し、数万羽単位の群れを作ります。

私も何度か訪れたことがありますが、広大な泥の干潟に見渡す限りのシギ・チドリの数に圧倒されます。干潟をちょこちょこと走り回って、採餌する様子はとてもかわいらしく、見ていて飽きません。

そして、一番の見どころは飛翔シーンです。ハヤブサなどの天敵が現れたり、潮が迫ってきたりすると、群れは一斉に飛び立ちます。空中で波打つように飛ぶ姿は、光が当たるとキラキラと光って見え、まるで魚群のようです。運よく近くを飛ぶと羽音まで聞こえてきて圧巻の迫力です。

しかし近年、干潟や湿地の減少によって、ハマシギは世界的に数を減らしているといわれています。ハマシギは、繁殖地から中継地、そして越冬地へと、大きな渡りを繰り返す鳥です。どこか一つの場所でも失われてしまうと、その渡りの旅は途切れてしまうことになり、日本の干潟も彼らが命をつなぐうえで欠かせない重要な中継地、越冬地となっているのだろうと思います。

これからもハマシギたちが空いっぱいに群れ飛ぶ姿を見られることを願っています。


スタッフIM


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ワイルドバードカレンダー2026年版発売開始!

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2025/09/27

ツバメを見守る輪_Vol.106_得々うどん大西店

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「ツバメの見守りありがとう」愛媛県の

「得々うどん大西店」に感謝状贈呈

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日本野鳥の会愛媛からの推薦で、
得々うどん大西店」へ感謝状を贈呈しました。

得々うどん大西店では、お店の出入り口や裏口に5個ほどのツバメの巣があります。

得々うどん大西店

得々うどん大西店のツバメたち

この店では、10年くらい前からツバメが子育てをしているそうで、地面にフン除けとして段ボールを敷くなどして見守っています。夜になると巣の近くの照明に留まって、寄ってくる虫をぱくぱく食べる姿が見られました。

店長の中西さんは、「ツバメが来ると、今年もこの時期になったなぁと感じます。ツバメのひなたちが巣から落ちないか心配しながらも見守っています。毎年、ひなが巣立つ瞬間を見るとうれしいです。ツバメに気づいて写真を撮っているお客さんもいますよ。」とお話されました。

こうした見守りに対して、日本野鳥の会より感謝状をお送りしました。

▲ツバメ見守りステッカーも貼っていただきました!

中西さんからは、「ありがとうございます。大変光栄です。これを機に、
僕も従業員もみんなで一緒に見守っていきたいです。」とコメントをいただきました。

ツバメを見守る輪_Vol.105_松江市立佐太小学校

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「ツバメの見守りありがとう」島根県の

「松江市立佐太小学校」に感謝状贈呈

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松江市立佐太小学校」へ感謝状を贈呈しました。

松江市立佐太小学校では、毎年コシアカツバメが校舎に飛来し、営巣しています。
巣は校舎の各階に分散しており、児童が給食を摂る「ランチルーム」の外側にも巣があり、児童たちはコシアカツバメの様子を観察しながら、食事の時間を過ごしているとのことです。
▲軒先に並ぶコシアカツバメの巣

ほかにも、鳥に興味のある児童が中心となり、校内の営巣分布がまとめられ、校内新聞による情報発信も行われました。

▲校内の営巣分布図

先生方は、このような見守り活動を通じて児童たちが自然にふれあうことで、情操教育の一環となることも期待しているそうです。

こうした見守りに対して、日本野鳥の会より感謝状をお送りしました。

ツバメを見守る輪_Vol.104_農産物直売所 泉石蔵

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「ツバメの見守りありがとう」鹿児島県の

「農産物直売所 泉石蔵(いずみいしくら)」に感謝状贈呈

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農産物直売所 泉石蔵」へ感謝状を贈呈しました。

「泉石蔵」は、元々農協の米倉庫として使われていた建物でした。
2009年より、地元の農産物や加工食品等の販売、うどん・そばの食堂を始めたところ、その年に初めて1つがいのツバメがやって来て、子育てを行いました。それ以来、毎年やって来るようになり、現在では6、7つの巣があります。

ある年カラスが巣にやって来て、卵とヒナを襲う問題が起きたそうです。
その後、知り合いの米屋さんから店先に黄色のナイロン製の紐を下げたら良いとアドバイスがあり、それが功を奏してその後カラスはやって来なくなりツバメたちの安全は保たれるようになりました。

糞害の問題にも直面し、当初シートを広げて対応したものの、店が暗くなってしまったので、巣ごとに傘を広げてみたところ、糞害が解消され、お客さんも安心して買い物ができるようになったとのことです。
▲フン受けの傘にとまるツバメ

秋の渡りの時期になると、店先の電線にたくさんのツバメたちが集まり、まるでお別れの挨拶をするかのように店の周囲を何度も旋回し、旅立っていく様子が見られます。その光景に、店の方々も愛しさを感じておられるとのことです。

こうした見守りに対して、7月20日(日)に、日本野鳥の会かごしま県支部の手塚副支部長より、泉石蔵取締役の今和泉きく子さんへ感謝状が手渡されました。

▲感謝状贈呈のようす

ツバメを見守る輪_Vol.103_maisondes、道の駅 明宝

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「ツバメの見守りありがとう」 岐阜県の

「maisondes(メゾンド)」「道の駅 明宝」に感謝状贈呈

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日本野鳥の会岐阜からの推薦で、
「maisondes(メゾンド)」道の駅 明宝」へ感謝状を贈呈しました。
 
maisondes(メゾンド)は、各務原市にある美容院です。

数年前から、正面玄関の軒下にツバメが営巣するようになりました。
糞による汚れ対策として入り口下に新聞紙を敷いて処理をしており、他にはできるだけ自然のまま見守る姿勢で保護をされています。
▲ツバメの巣

▲ツバメを見守る高橋氏

今年は4月の桜が咲く頃にツバメが来訪し、営巣を始めました。玄関脇のガラス窓を通して、店内からツバメの子育ての様子を見ることができ、スタッフがカラス等の外敵に襲われないように見守っています。お客さんともツバメの話題になり、会話が明るく盛り上がるとのことでした。
 
こうした見守りに対して、7月12日(土)に、
日本野鳥の会岐阜の伊藤代表より、
maisondes店長の高橋さんへ感謝状が手渡されました。
▲感謝状贈呈のようす

贈呈の際に、高橋さんは事前の取材日以後のツバメの様子を楽しくお話くださいました。お客さんも自宅を訪れるツバメを我が子のようにお話くださり、来年以降も楽しみですと盛り上がりました。

道の駅 明宝

道の駅明宝では、年間で20組ほどのツバメが子育てをしています。

▲道の駅 明宝

昨年までは、糞が落ちないよう巣の下に板を設置していましたが、衛生上の課題もあり、かといって巣を落とすのも忍びないという思いから今年春に、テナントの店主らと話し合いを行いました。

その結果、店の出入り口や商品の受け渡し窓口など、営巣を避けてほしい場所は事前に金網を張るなどして巣が作られることを防護し、巣を作ってもよい場所に糞が落下する場合は、その下に人が立ち入らないようポールを立て、上に巣があることを表示することでお客様に被害がないよう工夫したそうです。お客様もツバメを温かく見守ってくれているとのことです。人とツバメの棲み分けによる共存ができていると感じています。

▲ツバメ注意の囲い

ツバメの巣は、卵からヒナになるまで子供たちにも見える場所に作られており、
その成長を見るのも子供たちの楽しみになっており愛着の形成にも役立っているとのことでした。
残念ながら今年はツバメの営巣は確認できませんでしたが、ツバメが来た時には、しっかり見守っていきたいとお話されました。

こうした見守りに対して、7月12日(土)に、
日本野鳥の会岐阜の河合福代表より、
株式会社明宝マスターズ 代表取締役店長の林 克也さんへ
感謝状が手渡されました。
▲感謝状贈呈のようす
ツバメの看板の前で記念撮影

林さんからは、「野鳥の会の方が(取り組みを)しっかり見ていてくれるのでありがたい」とコメントをいただきました。
また、「ツバメのいるときはクモの巣が無いが、ツバメが行ってしまうと、毎日クモの巣取りをしなければならない」とのこと。大勢の人でにぎわう道の駅でのツバメの子育ての見守りは大変ですが、道の駅とツバメのおもしろい共存関係も教えていただきました。

ツバメを見守る輪_Vol.102_合資会社 君島タクシー

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「ツバメの見守りありがとう」熊本県の

「合資会社 君島タクシー」に感謝状贈呈

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合資会社 君島タクシー」へ感謝状を贈呈しました。

合資会社 君島タクシーは、熊本県水俣市にあるタクシー会社です。

水俣市は野鳥の会の会員が少ない地区で、君島タクシーについても
ツバメのコロニーがあることが知られていませんでした。

たまたま近くを通った熊本県支部の会員さんが、熊本では見かける事が少なくなったイワツバメが多数飛び回っているのに気づき、車を降りて立ち寄った所、タクシー会社の車庫の上部に10個以上の巣が出来ており、盛んに子育てをしている最中でした。

会社の方にお話を伺ったところ、ここでは10年以上イワツバメが営巣しており、業務に使用する車両がフンで汚れないように気を遣う面もあるが、社員の方一同が、優しく子育てを見守っているとのことでした。

こうした見守りに対して、7月8日(火)に、日本野鳥の会熊本県支部の田中支部長より、
合資会社 君島タクシー 君島 徳昭さんへ感謝状が手渡されました。

▲感謝状贈呈のようす

君島社長は、「70年近く社屋にはイワツバメが営巣しています。
今回は私たちがツバメを見守っているということで受賞しましたが、
実際は逆に会社・従業員をツバメが見守ってくれているのだと思っ
ています。今後もずっと続けて行きたい。」とお話されました。

12/14初心者向けバードウォッチングin谷津干潟にご参加の皆さまへ

 12/14初心者向けバードウォッチングin谷津干潟にご参加の皆さまへ 当イベントは、予定通り開催いたします。 野外を歩きますので、防寒対策をしてお越しください。 現在、午前中が雨の予報となっております。 雨が強い場合は、 観察時間の短縮や、室内での観察にプログラムを変更する場合...