2024/06/27

ツバメを見守る輪_vol.61_DNP田村プラスチック株式会社 萩原工場

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ツバメを見守る

DNP田村プラスチック株式会社 萩原工場」(岐阜県)へ感謝状を贈呈しました。

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日本野鳥の会主催のオンラインイベントにご参加くださっている方から、

勤め先の会社でツバメを見守っているとの情報をお知らせいただきました。

その後、日本野鳥の会岐阜が取材に伺い、感謝状を贈呈することになりました。


DNP田村プラスチック株式会社 萩原工場は、

岐阜県下呂市にあります。


昨年、会社の玄関に初めてツバメが営巣し、試行錯誤で自作の台を設置したり、

表示を貼ったりと、会社の従業員はじめ役員もみんなでツバメの見守り隊となりました。

▲ツバメの巣の下に台を設置

▲会社の玄関から巣を見守っているようす

▲ツバメを脅かさないように双眼鏡で観察!?

玄関にお客様がお見えになると、まるでセンサーのように知らせてくれたそうです。

「チュピチュピとツバメがやってくると、忙しい仕事の中でも、

みんな笑顔になります。ハラハラしたり、涙したり、

感動したりの57日間でした。」と担当の石丸さんはお話くださいました。

▲玄関先で休んでいるツバメ

★感謝状を贈呈しました!

この見守りに対して、

6月14日(金)日本野鳥の会岐阜の伊藤代表より、

DNP田村プラスチック株式会社萩原工場 工場長の星野さんへ

感謝状が手渡されました。

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玄関先からツバメを見守るようすに、ほっこりしました😊

フン受けや、ドアに貼られたポスターなど、

社員のみなさんがツバメのことをとても大切にして下さっていることが

とても伝わってきました。

これからも、ツバメをあたたかく見守っていただければ嬉しいです。

2024/06/21

ツバメを見守る輪_vol.60_湯梨浜町立東郷小学校

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ツバメの見守りを行う

湯梨浜町立東郷小学校(鳥取県)」へ感謝状を贈呈しました。

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NPO法人日本野鳥の会鳥取県支部からツバメを見守る小学校の情報が寄せられました。


湯梨浜町立東郷小学校は、鳥取県東伯郡湯梨浜町にある小学校です。

東郷小学校の福田校長は、昨年この学校に赴任されました。

赴任と同時にコシアカツバメの存在を知り、

子どもたちと見守りを始めたそうです。

▲軒下に並ぶコシアカツバメの巣

今年は、5月の全校朝会で校長自ら腰に赤い布を巻き、

コシアカツバメが今年もやってきてくれたことを喜びました。

子どもたちとツバメとの関りを深める取り組みとして、

学校内にどれくらい巣があるのか、みんなで調べてみようと呼びかけ、

校内マップにシールを貼る取り組みも行いました。

▲コシアカツバメの巣の場所を示した校内マップとポスター

その結果、20か所以上の巣が見つかり、巣のそばにはポスターも掲示しています。


ツバメの見守り情報は、学校のHPでも公開しており、

東郷小学校では、来年以降もこの取り組みを続けていくそうです。


★感謝状を贈呈しました!

ツバメの見守りに対して、

6月18日(火)に、NPO法人日本野鳥の会鳥取県支部 吉田支部長より、

東郷小学校の生徒たちに感謝状が手渡されました。

▲吉田支部長から感謝状が手渡された

▲贈呈の記念撮影のようす

贈呈を行った吉田支部長は、

「東郷小学校の取り組みは、子供がコシアカツバメの啓発ポスターを作ったり、

校舎のどこに巣があるかを子供達が調査したり

出入り口の上に巣を作って困ったのを、子供達がアイデアを出したりなど

感謝状の贈呈にふさわしいところでした。」とコメントしました。


贈呈のようすは、湯梨浜町立東郷小学校のHPでも紹介していただきました。

https://www.torikyo.ed.jp/ytogo-e/plugin/blogs/show/1/5/2323#frame-5


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 コシアカツバメの校内マップや、ポスターの作成など、

生徒のみなさんが積極的にコシアカツバメの見守りを行ってくれており、

とても嬉しいです。

今後も、温かく見守っていただければと思います。

2024/06/19

ツバメを見守る輪_vol.59_欧和食 ライン

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「コロナ禍にできたツバメの巣を励みに」

ツバメの見守りを続けるレストラン

欧和食 ライン」(兵庫県)へ感謝状を贈呈しました。

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日本野鳥の会ひょうごからツバメを見守るレストランの情報が寄せられました。


欧和食 ラインは、兵庫県神戸市にある、

和食、イタリアン、フレンチなどジャンルを

問わない色々なお料理や炭火焼きなどを楽しめる地元で人気のお店です。

▲欧和食 ライン

お店の入り口軒先にツバメの巣がひとつあり、

4年前から毎年ツバメが子育てをしています。

▲ツバメを見守る衣笠オーナー

ツバメの巣が初めてできたのは2021年、コロナ禍でお店を閉めざるを得ない期間でした。

ツバメの巣ができたら、お店も一丁前だと思っていたので、

コロナ禍で苦しい中、ツバメが巣を作ってくれたことが

嬉しかったと教えてくださいました。

その年は若いペアだったのか、子育ては一回だけでしたが、

その後は毎年2回子育てをしてくれています。

▲欧和食 ラインのツバメ

オーナーの衣笠さんは、

「ツバメは幸せを呼ぶ鳥だと思っています。

毎年来てくれることを楽しみにしています」と仰ってくださいました。


★感謝状を贈呈しました!

ツバメの見守りに対して、

6月16日(日)に、日本野鳥の会ひょうごより、

欧和食 ライン オーナーの衣笠さんに感謝状が手渡されました。

▲感謝状贈呈のようす

▲ツバメの巣と一緒に

▼感謝状を受け取った衣笠さんのコメント

『感謝状ありがとうございます。

ツバメが店の軒先に来てくれるようになって、今年で4年目です。

初めて巣ができたのは、コロナ禍2年目で、

お店も営業できずシャッターを閉めていた時でした。

お店を始める時に母親から、ツバメが巣を作るようになれば

一人前と言われていたので、コロナ禍で辛い時期でしたが、

頑張ろうと思うことができました。

今では、子連れのお客様がツバメを見て喜んでくださったり、

道ゆく人がお店の前で足を止めてツバメを見てくれたりと、

お店の営業にツバメも協力してくれています。

巣を潰してしまうお店もあると聞き、信じられない思いです。

これからもツバメの子育てを見守っていきます。』

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今後も地域の方とともに、ツバメを見守っていただけたら嬉しいです。

2024/06/07

【イベントのお知らせ】オンラインセミナー「行ってみよう!ウトナイ湖サンクチュアリ」

 

日本野鳥の会 オンラインセミナー「行ってみよう!ウトナイ湖サンクチュアリ」

 Zoomによるライブ配信&見逃し配信) 

 6/15(土)要申込

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北海道苫小牧市にある当会の直営施設「ウトナイ湖サンクチュアリ」。

湖の周りに草原や森が広がり、四季を通じて様々な自然を楽しむことができます。

 

今回は、サンクチュアリのレンジャーが、

ウトナイ湖畔からライブ配信を行います。

現地にいるかのような気分でレンジャーのガイドを聞きながら、

初夏のウトナイ湖をお楽しみください。

 

サンクチュアリの概要や四季の見どころ、アクセスなど、

実際に訪れる際に役立つ情報もお話しします。

 

みなさまのご参加お待ちしております!

 

※今回のライブ配信では、主に自然観察路からの風景や草花、鳥の声などを

お楽しみいただけます。鳥の姿は写真や動画でのご紹介となります。

 

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ウトナイ湖サンクチュアリホームページ

https://utonai-nc.sakura.ne.jp/index.html

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▼実施概要

 

【日時】2024615日(土)午前10時~1時間15分程度 

  

【講師】松永 新/石川 智大/荒川 真吾

(日本野鳥の会 自然保護室 苫小牧グループ)

 

【配信】Zoom Webinarによるライブ配信(見逃し配信あり)

   

【参加費】無料

 

【申込方法】以下の「申込フォーム」よりお申込み下さい。

https://pro.form-mailer.jp/fms/1c93f1a0314336

 

★見逃し配信について

イベント開催後2週間程度、録画をご覧いただけます。

視聴方法は、申込者の方へメールでお知らせします。

見逃し配信のみをご希望の方も、上のフォームからお申込みください。

 

【締切】6/13(木) 

 

【視聴方法】

6/14(金)午前中に、参加方法をメールでお送りします。

メールが届かない場合は、お手数ですが、お知らせください。

 

【その他】

ご視聴にはインターネットにつながるパソコン(推奨)と

スピーカーかイヤホン、またはスマートフォンやタブレットが必要です。

 

【主催】公益財団法人 日本野鳥の会 

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【イベントのお知らせ】6/18初心者のための安西さんのオンライン野鳥講座

 


初心者のための安西さんのオンライン野鳥講座

(Zoomによるライブ配信&見逃し配信)  

6/18(火)19時~  ★要申込

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バードウォッチング初心者の方を対象に野鳥の楽しみ方をご紹介! 


今月のテーマは、「日本のツバメ」です。

ツバメ、イワツバメを中心に日本のツバメ5種に注目して、

見つけ方や見分け方、知って楽しいさまざまな知識をお話しします。


基本的なことから、知っているとより観察を楽しめる情報まで

ご紹介しますので、バードウォッチングをしたことがない方にもおすすめです。


ご参加お待ちしております。

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▼実施概要

【日時】2024年6月18日(火)19時~1時間15分程度

【開催方法】オンライン会議システム「Zoom」でライブ配信&見逃し配信

【講師】安西英明[(公財)日本野鳥の会 参与]

【参加費】原則無料

 ※当会の事業継続のためご支援をいただきたく「あとから参加費」をご案内します。

  ご賛同いただける方はイベント終了後に1口500円の参加費をお願いいたします。

【申込方法】以下の「申込フォーム」よりお申込み下さい。

https://pro.form-mailer.jp/fms/c38a1f3f314390


**見逃し配信について

イベント開催後2週間程度、録画をご覧いただけます。

視聴方法は、申込者の方へメールでお知らせします。

見逃し配信のみをご希望の方も、上のフォームからお申込みください。


【締切】6/16(日)

【視聴方法】6/17(月)に参加方法をメールでお送りします。

メールが届かない場合は、お手数ですが、お知らせください。

【その他】

・ご視聴にはインターネットにつながるパソコン(推奨)と

 スピーカーかイヤホン、またはスマートフォンやタブレットが必要です。


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**お友達への紹介歓迎です!**

この講座をお友達などへ紹介する場合は、上記「申込フォーム」をお伝えし、

お申込みをしていただきますようお願いいたします。

申し込み後、当会より参加のご案内をお送りいたします。

より多くのみなさまのご参加をお待ちしております!

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【主催】公益財団法人 日本野鳥の会

【本イベントに関するお問い合わせ先】

公益財団法人 日本野鳥の会 普及室 普及教育グループ

 E-mail event@wbsj.org

2024/06/04

ニコンモナーク探鳥会(登戸)を開催しました!

 2024年6月1日にニコンモナーク探鳥会(登戸)を開催しました。


「ニコンモナーク探鳥会」とは、

おもにこれからバードウォッチングを始めようとする方を対象に、

野鳥を見る楽しさを知っていただこうというイベントです。

参加者の方にはニコンの双眼鏡「モナークM7」をお貸出ししていますので、

双眼鏡を持っていない方でも気軽にご参加いただけます。


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今回は、登戸の多摩川河川敷(神奈川県川崎市)で実施し、

当日は、28名の方が参加されました。


登戸の多摩川河川敷は、登戸駅から徒歩5分ほどで行くことができ、

とてもアクセスが良い場所です。

河川敷からは多摩川を一望することができ、草原の野鳥や

水辺の野鳥を観察することができます。

▲河川敷からのながめ


探鳥会のはじめに、スタッフと一緒に双眼鏡の使い方を練習して出発です。

この日はとても良い天気で、さわやかな風を感じながらの探鳥会となりました。


▲鳥探し中・・・

多摩川を見渡すと、さっそく白いサギを発見しました。

コサギとダイサギがおり、

それぞれの識別についてスタッフが解説しました。

▲コサギの足先は黄色だが、ダイサギは黒

参加者の方も、コサギとダイサギを見比べて、

「足の色が違う!」と驚かれていました。

▲堤防で休むカワウ
暑そうでした

多摩川の堤防の上では、たくさんのカワウが休んでいました。

その中に2羽、コアジサシを発見することができました。

コアジサシは夏鳥で、今回の探鳥会で見たかった鳥のひとつです。

参加者の方も、順番に望遠鏡をのぞきながら、

「顔がキリっとしていてかっこいい」

「望遠鏡で見るとすごくきれいに見える」

と、楽しまれている様子でした。

▲コアジサシについて解説

▲遠くの鳥は望遠鏡で

このほかにも、キアシシギやカルガモ、オオバンなどを見ることができました。


最後に、今回観察できた鳥のおさらいと、

今回貸し出しをした双眼鏡「モナークM7」について、紹介しました。

▲紙芝居を使って観察できた野鳥をおさらい

▲双眼鏡についてご紹介


双眼鏡について、

「倍率はどれくらいがいいの?」

「口径で見え味はどれくらい変わるの?」など

具体的な質問もいただき、

参加者の双眼鏡に対する関心の高さもうかがえました。


双眼鏡の選び方については、

当会のオンラインショップでも詳しく解説しています。

■双眼鏡の選び方

https://www.birdshop.jp/spt-sogankyo.html


探鳥会を終えた参加者の方からは、

「たくさんの鳥が見られて楽しかった」

「初めての鳥を見ることができて感動しました」

「改めて、身近な鳥に興味が湧きました」などのご感想をいただきました。


今後も、「ニコンモナーク探鳥会」を通して、

野鳥を見る楽しさをお伝えしていきたいと思います。


※このイベントは、株式会社ニコンイメージングジャパンのご協賛で開催いたしました。


2024/06/01

今月の鳥「オオタカ」

日本野鳥の会が発行するワイルドバード・カレンダーに掲載されている野鳥について紹介します。

20246月の鳥はオオタカです。


撮影:笹竹 伸彦 / 撮影地:栃木県

 

バードウォッチャーの憧れ、猛禽類…!

その中でもオオタカは花形的な存在感を持つ鳥ではないでしょうか。

「オオ」と名前が付きますが名前の由来は体のサイズではなく、青みがかった暗灰色の羽色から「蒼鷹(アオタカ)」と呼ばれていたのが「オオタカ」へと転じたようです。


さて、オオタカと聞いて私が真っ先に連想するものは「鷹狩」です。

実は中学生の頃、猛烈に「鷹匠になりたい!」と思っていた時期がありまして…。

当時、どうやったら鷹匠になれるのかをいろいろと調べ漁っていた中で、「鷹匠になったらいつかパートナーにしたいなぁ」と憧れていた鷹がオオタカでした。

放鷹会(ほうようかい)を観に行った時、オオタカの、朝の澄み切った大気のようにきりりと鋭く整った佇まいと、それを据える鷹匠さんの姿がとりわけて美しく見えたのです。


それからはクラスメイトがアイドルの切り抜き写真を交換している横でオオタカの写真の切り抜きをクリアファイルに貼りまくり、

いつか据え回す(止まり木の代わりに自分の拳へ鷹を乗せて歩くこと)ことを想定して、夜な夜な水を入れたコップやペットボトルを拳に乗せながらリビングをウロウロ歩き回っていたこともありました。

オオタカは雌雄で体格差がある鳥ですが、だいたいカラスくらいの大きさの鳥です。

そのサイズでもずっと拳に乗せていると腕が沈んでグラグラしてきて、とても大変だったので「こんなにグラグラでは鷹に安心してもらえないぞ…」と凹んでいた記憶があります。

(人生の、黒歴史すぎる。)

 

…なんだかんだで鷹匠にはならず、現在に至ります。

でもオオタカは自分にとって、今もちょっとだけ特別な鳥なのです。

 

スタッフ・F

ツバメを見守る輪_vol.78_道の駅いたこ

 ***** ツバメを見守る道の駅 「 道の駅いたこ 」(茨城県)に感謝状を贈呈しました。 ***** 日本野鳥の会茨城県 より、ツバメを見守る道の駅の紹介がありました。 道の駅いたこは、茨城県潮来市にある道の駅です。 施設の周りは水田などに囲まれており、自然豊かな場所にあります...