2023/12/06

ニコンモナーク探鳥会(三番瀬)を開催しました!

2023年11月26日(日)に、ニコンモナーク探鳥会(三番瀬)を開催しました。

このイベントは、おもにこれからバードウォッチングを始めようとする方を対象に、野鳥を見る楽しさを知っていただこうというものです。参加者の方にはニコンの双眼鏡「モナークM7」をお貸ししており、双眼鏡をお持ちでない方にも気軽に参加いただけるイベントです。

双眼鏡「ニコンモナークM7」


今回は、ふなばし三番瀬海浜公園にて行いました。

★ふなばし三番瀬海浜公園についてはこちらから

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三番瀬では、干潟を歩いて野鳥観察を行います。そこで、今回のイベントでは当会で販売しているバードウォッチング長靴の貸し出しも行いました。

バードウォッチング長靴
これでぬかるむ干潟でも大丈夫!

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はじめに、双眼鏡を使ったことがない方に向けて、スタッフが双眼鏡の使い方を説明しました。干潟で見ることができる鳥は、主にシギ・チドリの仲間。視界をさえぎるものがない干潟では、双眼鏡を初めて使う方でもかんたんに鳥の姿を捉えることができます。

干潟へ入ると、さっそくたくさんの鳥たちが走りまわっており、参加者のみなさんも次々に鳥を見つけ、「あのくちばしがオレンジ色の鳥は何ですか?」「たくさん群れになっている鳥は何?」と普段はあまり見られないシギやチドリに興味津々でした。

干潟の鳥を観察中


干潟では、ハマシギ、ミユビシギ、ダイゼン、ミヤコドリといったシギ・チドリの仲間や、ユリカモメ、ウミネコ、カワウなどを見ることができました。

双眼鏡では見えづらい遠くの鳥は、望遠鏡(MONARCH フィールドスコープ 82ED-S)を使って観察しました。双眼鏡では小さくシルエットしか見えない鳥も、望遠鏡だと顔の模様までよく見えます。スタッフが、沖の杭にとまっているミサゴを発見し望遠鏡に入れると、望遠鏡をのぞいた参加者からは、「カッコいい!」と歓声があがっていました。

また、双眼鏡では識別がむずかしいハマシギとミユビシギも、望遠鏡を使えば、くちばしの長さや模様まではっきり見え、識別がしやすくなります。

遠くの鳥は望遠鏡を使って観察します


参加者からは、「干潟での野鳥観察は敷居が高いように感じていたけれど、双眼鏡の貸し出しや解説があることで、初めてでも楽しく参加できました」といった感想をいただきました。
野鳥を観察する楽しさを伝えるため、今後も「ニコンモナーク探鳥会」を継続し、バードウォッチングの機会を提供できればと考えています。

*このイベントは、株式会社ニコンイメージングジャパンのご協賛で開催しました。

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