2023年1月28日に、ニコンモナーク探鳥会(葛西臨海公園)を開催しました。
このイベントは、おもにこれからバードウォッチングを始めようとする方を対象に、
野鳥を見る楽しさを知っていただこうというものです。
参加者の方にはニコンの双眼鏡「モナークM7」をお貸ししており、
双眼鏡をお持ちでない方にも気軽に参加いただけるイベントです。
今回は、葛西臨海公園で水鳥を観察しました。
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葛西臨海公園は、干潟のほか、自然環境を復元した鳥類園があり、
都内屈指の水鳥の飛来地として知られています。
公園の沖合にある「東なぎさ」はラムサール条約にも登録されており、
カモをはじめとする多くの野鳥たちを見ることができます。
当日は、風は少しあったものの、とても良い天気でした。
参加者は約30名。密になりすぎないように注意しつつではありましたが、
少しずつコロナ前の規模感で探鳥会を行えるようになってきたように感じます。
今回の探鳥会では、バードウォッチングは初めてという方が多かったので、
双眼鏡の使い方や鳥の探し方などを、スタッフが解説しました。
まずは、鳥類園でメジロやヒヨドリなどの身近な鳥たちを観察しました。
身近にいる鳥でも、じっくり見る機会はあまりないはず。
双眼鏡でメジロを観察し、名前の由来でもある
目の周りの白い部分まで見える!と盛り上がりました。
鳥類園を進むと上の池(淡水池)が見えてきます。
ここでは、オオバンやコガモを観察。ミサゴも近くを飛んでくれました。
海を見ると、東なぎさの沖にたくさん浮かぶスズガモの群れを発見。
スタッフが望遠鏡に入れると、参加者みなさんがそのあまりの数に驚かれていました。
最後に、スタッフが今回見られた鳥の紹介や双眼鏡の案内をして、探鳥会は終了しました。
「初めて参加したが、とても楽しかった」「双眼鏡が欲しくなった」などの
感想もいただきました。
これをきっかけに、今後もバードウォッチングを楽しんでいただければ、
とてもうれしいです。