2022年8月11日に、
ニコンモナーク探鳥会『六郷土手ツバメのねぐら入り観察会』を開催しました。
このイベントは、おもにこれからバードウォッチングを始めようとする方を対象に、
野鳥を見る楽しさを知っていただこうというものです。
参加者の方にはニコンの双眼鏡「モナークM7」をお貸ししており、
双眼鏡をお持ちでない方にも気軽に参加いただけるイベントです。
今回は、大田区の六郷土手にて、ツバメねぐら入りを観察しました。
***
ツバメは、とても身近な野鳥のひとつです。
みなさんも、民家の軒先や駅に作られたツバメの巣やヒナを見たことがあると思います。
そんなツバメですが、巣立ったあと、どのような生活しているかご存じですか?
ツバメたちは日中、巣の周りでエサを食べ、
夜になるとヨシ原など集まって「集団ねぐら」を作って眠っています。
▲ツバメについてスタッフが解説しました
夕暮れになると、ヨシ原の上空にツバメが集まってきました。
ねぐらの位置が少し遠かったのでねぐら入りのインパクトは薄かったかもしれませんが、
遠くにいる数百羽のツバメが時折みせる乱舞に参加者からは歓声があがっていました。
日が沈み薄暗い中での観察でしたが、参加者みなさん、双眼鏡を使って、
ツバメが舞う姿にくぎ付けになっている様子でした。
また、ツバメ以外にも遠くにいるカワウや目の前にいるセイタカシギを、
双眼鏡を使ってみていただき、「やっぱりいい双眼鏡は違うなぁ」等の
声もあがっていました。
他にも、「ツバメがこんなに集まるのを初めて見て感動しました。」
「身近な鳥なのに全然知りませんでした。」などの感想もいただきました。
これをきっかけに、ツバメだけでなく、
たくさんの野鳥や自然に興味を持っていただければとても嬉しいです!
◆このイベントは、株式会社ニコンイメージングジャパンのご協賛で開催いたしました。