日本野鳥の会が発行する、ワイルドバード・カレンダーに掲載されている野鳥について紹介します。
2025年12月の鳥は「ハイイロチュウヒ」です。
撮影:西 次郎/撮影地:徳島県
日本では、越冬のために飛来するタカの仲間です。
大きさはハシボソカラスくらいで、草原の地平線あたりで飛んでいるのでよく目立ちます。
私が特に好いているポイントは、顔の見た目、かたちです。
頬にかけてフクロウのようなハート♡模様があり、前方に立体感が無いため、ちょっと小顔に感じます。その平たい顔のおかげで、聴こえる音を集める効果があると言われています。
私の顔も負けじと平たい方なのですが、あまり効果を感じたことはありません…。
オスの姿が灰色(ハイイロ)であることが、ハイイロチュウヒの由来だと思いますが
この写真のように、メスは、普通のチュウヒに似て、茶色っぽい見た目をしています。
チュウヒと同じ環境・ヨシ原等で暮らし、V字のポーズで風の上を滑るように飛ぶのが得意な点も同じです。
その見分け方としては腰(尾羽の付け根あたり)の羽が白色です。飛んでいるときなどに確認できます。ほかにも、翼の裏の斑がチュウヒよりもしっかり濃いめであります。
そんなこんなで、ハッキリと見分けるのは一筋縄ではいかない鳥の世界ですが、
葉が枯れて見通しが良くなった冬は、空を飛ぶ猛禽類も見やすく、
結構じっくり観察できます。
なので、もし、これからバードウォッチング始めたい人がいれば、私は冬をおすすめします。
観察しやすいカモたちや、静止している植物をついばむ小鳥も冬ならではの景色です。
さらに、鳴く虫が少ないので、静かな世界でひときわ目立つ、鳥の声は心地よいです。
しかも冬は空気が乾燥して、気温が低いため、遠くの音が伝わりやすくなるそうです。
ぜひ、暖かい布団の悪魔に勝って、早起きしてみてください。
スタッフMKでした。
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