2025/01/28

【イベントのお知らせ】2/13野鳥を守るを仕事にする オンライン職場訪問

 

野鳥を守るを仕事にする オンライン職場訪問

<第10回> 野鳥の宝庫勇払原野を守れ ~希少鳥類を保護する仕事~

(Zoomによるライブ配信&見逃し配信)

2/13(木)  19時~  *要申込

======

「野鳥が好き。自然が好き。だから自然を守る仕事に就きたい。」

そんな思いを持っているみなさんに、普段なかなか知る機会がない、日本野鳥の会のお仕事についてお話しを聞いていただく連続ライブセミナーの第10回目です。

民間の自然保護NGOの活動と組織を支えるために、スタッフは日々何を考え、どんな仕事に取り組んでいるのでしょうか? 

毎回実際に日本野鳥の会で働く職員を招いて、仕事の内容ややりがい、苦労話などを根掘り葉掘り聞いていきます。

今回は、(公財)日本野鳥の会 ウトナイ湖サンクチュアリでレンジャーとして活躍されている、稲葉 一将さんにお話を伺います。

皆様のご参加をお待ちしております。


◆公益財団法人 日本野鳥の会とは?

野鳥の保護と調査研究、自然環境の保護を目的として1934年に創立された会員制の公益財団法人。バードウォッチングの会(探鳥会)を開いて自然の尊さを啓蒙し、サンクチュアリや野鳥保護区を設置している。

約100人の有給スタッフを抱える。

https://www.wbsj.org/


▼実施概要

【日時】2025年2月13日(木)19時から1時間半程度

【内容】

スピーカー:稲葉 一将さん

(公益財団法人日本野鳥の会 自然保護室苫小牧グループウトナイ湖サンクチュアリ レンジャー)

モデレーター:曽我 千文さん(公益財団法人 日本野鳥の会 監事)


稲葉さんは、子どものころ静岡県富士宮市で日本野鳥の会の支部の探鳥会に参加したことがきっかけで野鳥を守る仕事につきたいと思うようになりました。そして大学に進学して栃木県宇都宮市でオオタカの保護活動を経験し、みっちりと自然保護活動の経験を積んだ後、卒業後は日本野鳥の会に就職しレンジャーになりました。

レンジャーとして主に担当してきたのは、数が少なくなった希少鳥類を守る仕事です。北海道の根室周辺や苫小牧周辺の勇払原野をフィールドに日々野鳥の調査や開発業者さんとの折衝、地元の自然保護団体との調整に明け暮れています。自然保護の最前線の仕事はやりがいもありますが、過酷な環境での調査活動や開発業者さんとの交渉事など肉体的精神的にきついこともたくさんあります。

そんな中で稲葉さんは何を支えにどんなことを考えながら仕事をされているのでしょうか?ここでは現在担当している勇払原野保全についてお話を伺いながら、レンジャーという仕事の実際について伺っていきます。

自然保護や野鳥保護に関心のある方はもちろん、非営利団体の経営に興味を持っている方などたくさんの方のご参加をお待ちしています。


<予定されている話題>

1 きっかけは支部の探鳥会

2 希少鳥類を保護する仕事

3 野鳥の宝庫、勇払原野を守れ


<質疑応答>

事前にいただいた質問を中心に可能な限りお答えしていきたいと思います。


【開催方法】Zoomウェビナーによるライブ配信&見逃し配信

【対象】

自然保護団体等への就職や転職に興味・関心のある方。高校生や保護者の方なども歓迎。(お話は、高校生以上の方を対象とした内容となっていますのでご承知おきください。)

【参加費】無料

【申込方法】以下のオンラインフォームからお申込みください。

https://pro.form-mailer.jp/fms/ef87ba03326883

【締切】2/11(火・祝)

【視聴方法】2/12(水)に参加方法をメールでお送りします。メールが届かない場合は、お手数ですが、お知らせください。


★見逃し配信について

イベント開催後に、録画の配信をします。配信期間は、ライブ配信終了後から2週間程度を予定しています。視聴方法につきましては、お申込者の方へメールでお知らせしますので、見逃し配信のみご希望の方も、上記フォームより締め切りまでにお申し込みください。


【その他】

・ご視聴にはインターネットにつながるパソコン(推奨)とスピーカーかイヤホン、またはスマートフォンやタブレットが必要です。

・このイベントは、就職のための採用説明会ではありません。

・野鳥についての解説や、映像は出てきません。ご承知おきの上、ご参加ください。


【主催】公益財団法人日本野鳥の会


【問合せ】

公益財団法人 日本野鳥の会 普及室 普及教育グループ

メール event@wbsj.org

【イベントのお知らせ】2/9ニコンモナーク探鳥会オンライン「冬の池でバードウォッチング」

ニコンモナーク探鳥会オンライン「冬の池でバードウォッチング」

 (Zoomによるライブ配信&見逃し配信) 

 2/9(日)10時~ ★要申込

ーーーーーーーーーーー

おうちにいながら、バードウォッチングを体験できる「オンライン探鳥会」です。


カモなどが集まる冬の池から、当会職員がライブ配信を行います。

初心者の方向けに野鳥観察の楽しみ方をお伝えします。

現地に行けない方も、行ったつもりでバードウォッチングしましょう!


バードウォッチングにおすすめの双眼鏡「ニコンモナークM7」もご紹介します。

https://www.birdshop.jp/fs/wildbird/telescope1/gd4854


▼実施概要

【日時】2025年2月9日(日)10時から1時間程度

【配信方法】Zoomウェビナーによるライブ配信&見逃し配信

【参加費】無料

【申込方法】 以下の専用申込フォームよりお申し込みください。

https://pro.form-mailer.jp/fms/773b04bd327317

※クリックしてもフォームが開かない場合は、

URLの文字列をコピーし、ブラウザのアドレスバーに貼り付けてください。

【締切】2/6(木)

【視聴方法】2/7(金)に参加方法をメールでお送りします。

メールが届かない場合は、お手数ですが、お知らせください。


★見逃し配信について

イベント開催後に、録画の配信をします。

配信期間は、ライブ配信終了後から1週間程度を予定しています。

視聴方法につきましては、お申込者の方へメールでお知らせしますので、

見逃し配信のみご希望の方も、上記フォームより締め切りまでにお申し込みください。


【その他】

・ご視聴にはインターネットにつながるパソコン(推奨)とスピーカーかイヤホン、

またはスマートフォンやタブレットが必要です。

・通信状況によって映像や音声が途切れたり乱れたりする場合があります。

また、悪天候等のために内容を変更することがあります。あらかじめご了承ください。


【主催】公益財団法人 日本野鳥の会

【協賛】株式会社ニコンイメージングジャパン

【後援】まつぶし緑の丘公園


【問い合わせ先】

公益財団法人 日本野鳥の会 普及室 普及教育グループ

 E-mail event@wbsj.org

2025/01/21

個別支援学級にて出張授業を実施しました!

 2024年12月23日に横浜市立芹が谷中学校の個別支援級にて、

当会スタッフが鳥の学習のための特別授業を実施しました。


芹が谷中学校の個別支援学級では、理科の授業で学校にやってくる野鳥について学習をしています。

当会による特別授業は今回で2回目の開催で、前回は2024年の2月にシジュウカラの子育てについてのレクチャーと巣箱を取り付ける作業を行ないました。

(前回の様子はこちらから)


今回はシジュウカラが1年を通してどのように過ごしているのかについてのレクチャーと、取り付けた巣箱の回収と中身の観察・再設置を行ないました。


▲レクチャーの様子。

2月に設置した巣箱でシジュウカラは営巣をしてくれたのでしょうか…?
巣箱の中身を確認していきます。

▲巣箱は全部で8個。

▲ドライバーを使って開けていきます。


中身はどんな感じでしょうか。。。



▲空っぽでした…!


残念ながら、どの巣箱でもシジュウカラが営巣した痕跡はありませんでしたが、巣箱の中には何かのフンや虫の繭、ドングリ(!)、ヤモリが産卵した跡などが残っていました。

当会スタッフが観察用に用意した別の巣箱の観察では、ドロバチが使った後の巣やヨコヅナサシガメの幼虫が越冬している様子も見ることができました。


▲ヨコヅナサシガメの幼虫(左)とドロバチの巣(右)。


樹洞を利用する生き物が巣箱にやって来ているのですね。

巣箱は鳥だけではなく多様な生き物が使用していることが分かりました。


巣箱の観察の後は、班に分かれて巣箱の再設置を行ないました。

どうしてシジュウカラが来なかったのか、周りの環境や巣箱の高さ、向きなどの原因を考えて改善したり「ここに設置した方が教室から観察しやすいよ!」など意見を出し合いながら巣箱を設置していく様子が見られました。



▲高所の取り付けは当会職員が行ないました。


最後は教室内で改めてシジュウカラが来なかった原因について意見などをまとめ、

観察結果といっしょにワークシートへ記入して終了となりました。

生徒の皆さんは今回の授業でもとても積極的で、巣箱にシジュウカラが来なかった原因について、「リスの巣が多いからでは?」「金網のフェンスにかけた巣箱は鳥が使いづらかったかも」

など、様々な視点から意見を出し合っていました。

また、虫が苦手だと話していた生徒さんが巣箱から出てきた虫たちをじっと観察してくれていたのも印象的でした。

(動きがゆっくりなモリゴキブリのなかまの幼虫を見た生徒さんたちから「かわいいかも」といった声が挙がったのも驚きでした!)


一方で、「校内でまだシジュウカラを見たことがない」という生徒さんの声もあったため、

今度は野鳥たちが活発になる春頃に校内で探鳥会を行なう特別授業を計画中です。



引き続き、日本野鳥の会では様々な人たちに野鳥観察を楽しんでいただけるよう、

取り組みを続けていきます。



2025/01/18

1/19「安西さんとバードウォッチング in 東京港野鳥公園」にご参加の皆様へ

1/19「安西さんとバードウォッチング in 東京港野鳥公園」にご参加の皆様へ


当イベントは、予定通り開催いたします。

当日は、夕方から雨の予報となっております。雨具のお持ちの上ご参加ください。

(イベントは雨天決行です。)


みなさまにお会いできますことを楽しみにしております。


※当イベントは事前申込制です。受付は終了いたしました。

参加いただける方には、事前にメールで詳細をお知らせしておりますので、ご確認ください。


公益財団法人日本野鳥の会 普及室

2025/01/14

【イベントのお知らせ】1/23初心者のための安西さんのオンライン野鳥講座

 

初心者のための安西さんのオンライン野鳥講座

 (Zoomによるライブ配信&見逃し配信) 

 1/23(木)19時~ ★要申込

ーーーーーーーーーーー

バードウォッチング初心者の方を対象に野鳥の楽しみ方をご紹介! 

今月のテーマは、「冬を彩る赤い小鳥」です。

アトリ、ベニマシコ、ウソに注目して、

見つけ方や見分け方、知って楽しいさまざまな知識をお話しします。


基本的なことから、知っているとより観察を楽しめる情報まで

ご紹介しますので、バードウォッチングをしたことがない方にもおすすめです。


ご参加お待ちしております。

_ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _

▼実施概要

【日時】】2025年1月23日(木)19時~1時間15分程度

【開催方法】オンライン会議システム「Zoom」でライブ配信&見逃し配信

【講師】安西英明[(公財)日本野鳥の会 参与]

【参加費】原則無料

※当会の事業継続のためご支援をいただきたく「あとから参加費」をご案内します。

 ご賛同いただける方はイベント終了後に1口500円の参加費をお願いいたします。

【申込方法】以下の「申込フォーム」よりお申込み下さい。

https://pro.form-mailer.jp/fms/eb099ed8326582



**見逃し配信について

イベント開催後2週間程度、録画をご覧いただけます。

視聴方法は、申込者の方へメールでお知らせします。

見逃し配信のみをご希望の方も、上のフォームからお申込みください。


【締切】1/20(月) 

【視聴方法】1/21(火)に参加方法をメールでお送りします。

メールが届かない場合は、お手数ですが、お知らせください。


【その他】

ご視聴にはインターネットにつながるパソコン(推奨)と

スピーカーかイヤホン、またはスマートフォンやタブレットが必要です。

-------------------------------

**お友達への紹介歓迎です!**

この講座をお友達などへ紹介する場合は、上記「申込フォーム」をお伝えし、

お申込みをしていただきますようお願いいたします。

申し込み後、当会より参加のご案内をお送りいたします。

より多くのみなさまのご参加をお待ちしております!

-------------------------------

【主催】公益財団法人 日本野鳥の会

【本イベントに関するお問い合わせ先】

公益財団法人 日本野鳥の会 普及室 普及教育グループ

 E-mail event@wbsj.org 

2025/01/06

今月の鳥「ベニマシコ」

 

日本野鳥の会が発行する、ワイルドバード・カレンダーに掲載されている野鳥について紹介します。

20251月の鳥は「ベニマシコ」です。

撮影:小宮山 義光 撮影地:長野県

 

雪が降り積もる中に紅一点!(赤いのはオスですが)

冬は本州以南で見られる縁起が良さそうな色の鳥です。

 

漢字では「紅猿子」と書きます。

猿のように顔が赤いことから名付けられたそうです。

写真で見た時はイチゴ味のかき氷みたいだなぁと感じました。

 

しかし冬の東京で実際に見た時は、「あれれ、思っていたより赤くない…」

 

確かにオスではあるのですが、赤い羽根の発色が良くありません。

どうやら若鳥だったようです。

真っ赤なおなかが見られなかったことに少し落ち込みましたが、これから成長していくにつれて鮮やかな紅色に色付いていくのが楽しみです。

 

そして観察中に気が付いたことです。

「ベニマシコの背中、スズメにそっくり!」

もちろん、ベニマシコだけではありません。

アオジも、ホオジロも、他にもたくさんの小鳥たちの背中の模様がスズメに似ているのです。

小鳥の間で大ブームを巻き起こしているこの柄は、敵から見つからないためにとても有効なのでしょう。

バードウォッチャーからすると、識別しづらいので勘弁してほしいですが…。

 

みなさんも、ベニマシコのおなかだけでなく背中に注目してみてはいかがでしょうか。

スズメと似ているところや、違うところもあり、そしてそこから新しい発見もあるかもしれません。

 

スタッフIHでした。

【イベントのお知らせ】4/22初心者のための安西さんのオンライン野鳥講座

  初心者のための安西さんのオンライン野鳥講座  (Zoomによるライブ配信&見逃し配信)   4/22(火)19時~ ★要申込 ーーーーーーーーーーー バードウォッチング初心者の方を対象に野鳥の楽しみ方をご紹介!  今月のテーマは、「さえずり自慢の夏鳥たち」です。 ミソサザイ、...