2024/04/01

バリアフリー探鳥会を開催しました


日本野鳥の会では、体の不自由な方にもバードウォッチングを通して

自然に触れていただきたいと考え、「バリアフリー探鳥会」を実施しています。


今回は3月2日(土)に昭和記念公園で、デイケアルームフローラ(東京都日野市)に通う

重症心身障がいの子どもたち4名とそのご家族、フローラのスタッフの皆さんとでバリアフリー探鳥会を行いました。


この日は朝から風が強く、少し肌寒い中での開催となりましたが、カモの仲間たちをはじめ、ジョウビタキや見ごろを迎えた梅の花に集まるヒヨドリやメジロなど、春の気配を感じる探鳥会となりました。


ヒドリガモやマガモと出会えました!



観察の際には、車椅子からでも望遠鏡を覗けるように大きく開く三脚や、カメラの映像をつないで手元でも見られるようにしたタブレットなどを使って当会スタッフがサポートを行ないました。

脚の大きく開く三脚で高さを調節中…。


道中では野鳥の他にも、落ちていたスズカケノキ(プラタナス)の実を触ってみたり、鳥の写真を撮り集めたり、春の花たちを楽しんだり…と、和気あいあいとした雰囲気でした。

子どもたちも心地よさそうに過ごしてくれていましたよ。


プラタナスの実を発見。ほぐすとフワフワになります。



ご参加いただいた皆さんからは、「こういう機会はあまりないので楽しめました」等、
ご感想を頂きました。

また、今回のバリアフリー探鳥会を通して、このような取り組みはサポートが必要な方だけでなく、そのご家族やきょうだい児の方などにも自然と触れ合う楽しさをお伝えできる機会にも繋がるのではないかと感じました。


これからも野鳥の会では、どんな人でも楽しめるバードウォッチングの機会を
提供できるよう、取り組みを続けていきます。


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