日本野鳥の会 普及室普及教育グループが発信するブログです。 季節の野鳥情報やイベント情報などをお伝えします!
日本野鳥の会島根県支部から、
大社國學館の取り組みの紹介がありました。
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大社國學館は、出雲大社・出雲大社教が運営する神職の養成の場で、
現在6名の学生が全寮制で修業に励んでいます。
建物の入り口付近の玄関や廊下では多くのツバメが営巣し、
長年にわたり見守りが行われています。
▲長年にわたりツバメの営巣の手助けをしている大社國學館
通路は糞や巣材の落下から守るため、
透明のビニール傘を吊るすなどの創意工夫が行われており、
その様は圧巻です。
▲糞の落下防止のため吊るされたビニール傘
併設されている「いづも財団」に所要のため立ち寄った折に知り得たものでした。
ツバメの見守りは当館の名誉館長でもある
出雲大社の千家尊祐宮司の声掛けから始まったようです。
このように、継続的にツバメの積極的な保護が行われています。
修行に励む学生さんたちとともに、ツバメもたくましく巣立ってほしいですね!